LINEの容量を減らす方法!写真/動画データ削除やキャッシュ消去する!
LINEはアプリ自体はそうでもないのですが、他のものに結構容量を使っていたりします。そのせいでアプリの立ち上がりが遅くなったりと不便なことも起きますので、LINEの中のなにに容量が使われているのかを把握し、容量を減らすように対処をしていきましょう。
目次
LINEの容量が多いとどうなる?
意外と知らない方が多いのですが、LINEは結構なストレージ容量を使っています。ストレージ容量が割と1GBを超えている方も珍しくはないようです。
端末が重くなる
LINEのトークがたくさん残っていても端末が重く、遅くなったりすることはほとんどありませんが、通知が1000件を超えたりした場合は、端末のストレージ容量を圧迫していくことによって、端末が重くなるときがあります。端末を再起動した場合など、立ち上がりに時間がかかってしまいます。
アプリの動作が重くなる
LINEのトークの履歴が大量に残っていると、端末だけでなく、アプリの動作も遅くなります。LINEのアプリを起動させたときにトークの画面が開かれるのが遅いと感じたときは、LINEの容量が多く、ストレージ容量を圧迫しているからだと考えられます。
LINEの容量が増える要因
LINEの容量はなぜ増えるのでしょうか。LINEの容量を圧迫するものは、キャッシュデータ、画像、ボイスメッセージ、データファイル、トークになります。キャッシュデータとは、読み込みを高速化するために一時的に保存されているデータです。キャッシュデータを削除してもトークや画像などは消去されません。気づかぬうちにこういったLINEの容量を使用するものが溜まっているのです。
トークがずっと残っている
LINEのトークは削除しない限り、ずっと履歴が残っています。何か月も前にやり取りした内容も見返すことが出来ます。一日に何度もやり取りをしている親や友達がいるとトークの履歴は増え続け、圧迫してくるかもしれません。
画像データを消さずに残している
LINEのトークにそのまま画像を送ったり、送られたりするとそのままストレージ内に保存してしまうので容量がさらに多くかかってしまいます。できる限り消去していくことをおすすめします。しかし、どうしてもこの画像はみんなと共有していたいという写真や画像であればLINEのアルバムを使いましょう。LINEのアルバム機能は外部サーバーを使用していますので容量を使うことがありません。
LINEのキャッシュが残っている
キャッシュデータとは、画像、ボイスメッセージ、データファイル、トークなど読み込みを高速化するために一時的に保存されているデータです。裏で一時的に、キャッシュデータが保存されているのであればそれだけ容量は使用していることになります。
LINEの容量を減らす方法
LINEのアプリ自体はそんなに容量を使いませんが、キャッシュデータ、画像、ボイスメッセージ、データファイル、トーク、こちらが容量を使っていくのです。一度見たら見返さないトークや写真、画像は消去することでLINEの容量を減らすことが出来ます。実践していきましょう。
必要ないトークは削除
LINEのトークにはいろんなデータが容量を使っています。一つずつ確認しながら消去していきましょう。
トークルーム毎に削除
まずはそれぞれ個別のトークルームから削除をしていきます。
LINEを起動し、”トーク画面”を開きます。”右上のボタン”をタップすると、”トーク編集”と出てきますので、そちらを選択してください。
”消去したいトークのグループ”を選択、タップし、右横にチェックマークが付いたのを確認したら、左下の”削除するボタン”をタップします。
一度削除したトーク履歴は確認できません。”トーク履歴をすべて削除しますか?”と確認画面が出ますので問題ないようでしたら、右側の”削除ボタン”をタップしてください。これでトーク履歴データは消去完了です。
残しておきたいトークは残しても
LINEで行った忘れてはいけない予定だったり、大切な人とのメッセージのやり取りや写真は残しておきましょう。LINEの全部のトークデータを消去せずにストレージ容量を減らす方法を確認していきましょう。
画像データを消去
iPhone版のLINEはLINEを起動し、”その他”から”右上の設定”を選択します。”トーク”を選択します。トーク画面の一番下にある”データ削除”を選択してください。”写真データ”という項目がありますのでそちらにチェックマークを入れて”選択したデータを削除”をタップします。確認画面が出ますので、問題なければ”データ削除”ボタンをタップしてください。
ボイスメッセージを消去
画像データを削除した方法と同じように、”設定”から”トーク”を選択、”データ削除”をタップしましょう。先ほどの”写真データ”の一つ下に”ボイスメッセージデータ”という項目がありますのでそちらにチェックマークを入れ、”データを削除”をタップします。確認画面が出ますので、間違いなければ”データ削除”ボタンをタップしてください。
ファイルを削除
こちらのファイルデータの削除も”写真データ”や”ボイスメッセージ”の手順と同じようにデータ削除画面まで選択していただきましたら、”ボイスメッセージデータ”の一つ下の”ファイルデータ”にチェックマークを入れ、データ削除を行ってください。
トークルーム内をまとめて削除
LINEのトークルームをまとめて削除するには、上記の写真データ、ボイスメッセージデータ、ファイルメッセージデータにすべてにチェックマークを入れていくことによってまとめて同時に削除ができます。
LINEのキャッシュを削除
LINEのキャッシュデータとは再ダウンロード可能な一時的に保存されたデータのことです。こちらは上記のデータ削除画面の一番上にある”キャッシュデータ”にチェックマークを入れ、”選択したデータを削除”をタップします。問題なければ確認画面で”データ削除”をタップすれば完了です。
ちなみにこの”画像データ”、”ボイスメッセージデータ”、”ファイルデータ”、”キャッシュデータ”を選択し、削除できるのはiPhone版のLINEのみです。Android版のLINEでは一括で削除する方法しかありません。友だち画面の右上の”設定マーク”をタップします。”トーク”を選択してください。トーク画面の一番下に”トークルーム内の一時ファイルを削除”と出ますのでそちらをタップしましょう。
確認画面が出ますので問題なければ”削除”ボタンをタップしましょう。
外部ストレージで容量を削減
LINEアプリ内だけで容量を減らすには限界があります。では次は端末のストレージ容量の確認をしていきましょう。
Android
Androidでストレージの空き容量を確認するには、”ホーム画面の設定”をタップします。”ストレージ”を選択すると、ストレージ容量が確認できます。”内部共有ストレージ”ではアプリや画像などにどの程度使っているのかがわかります。
先ほどLINEでも削除をしたキャッシュデータですが、またこちらでも容量を使っています。キャッシュデータを削除すると、インターネットでデータを再検索した時に時間がかかる可能性はありますが、その他のデータがなくなるわけではありません。使用しているストレージ容量を減らすように削除していきましょう。
ストレージの空き容量を確認した際に、内部共有ストレージの下部に”キャッシュデータ”とありますのでそちらをタップしてください。確認画面が出ますので問題なければ”OK”を選択してください。これで空きストレージ容量が増えました。
microSDカードに写真やファイルを保存
端末に写真やファイルを保存したままだとストレージ容量の空きがすぐに埋まってしまします。端末からmicroSDカードに移動させてしまいましょう。microSDカードを挿入し、”ホーム画面の設定”をタップし、”ストレージ”を選択します。”SDカードへデータ転送”をタップしましょう。microSDカードに転送したい項目を選んで”転送”を押せば完了です。
iPhone
今度はPhoneの空き容量を確認していきましょう。iPhoneの”設定アプリ”から”一般”をタップ、”iPhoneストレージ”を選択してください。アプリデータや写真データなどなにがストレージ容量を占めているのかのグラフが出てきます。使っていないアプリなどはそこで削除していきましょう。
iCloudに写真やファイルを保存
iCloudとは、Appleが提供するオンラインストレージサービスです。ユーザーはApple IDを作成すると写真や音楽、動画やファイルなどを保存できます。端末外部のものになりますので、そちらにデータを移すことによって端末のストレージ容量を減らすことが出来ます。
iCloudに保存する方法は、”iPhoneの設定アプリ”を開き、”写真”をタップします。”iCloudフォトライブラリ”が有効になっていることを確認したら、”iPhoneのストレージを最適化”を選択します。これでiCloudに保存が出来ました。
LINEの容量を減らすには先ずはグループトークから削除
LINEのグループトークは個別のトークより容量をはるかに使っている可能性があります。まずは見返さないであろうグループトークから削除をしていきましょう。また、グループを退会することによってトークが削除され容量を減らすこともできます。使わないグループからは退会することをお勧めします。できる限りLINEの登録など見返して容量がいっぱいにならないよう心がけましょう。