LINEで通話できない原因と対処法!電話で聞こえない時は?
LINEはメールや、無料で通話がきる魅力的な機能があります。しかし、一部ユーザーからはLINEの無料通話ができない、聞こえないというトラブルの声が上がっています。LINEの電話ができない原因とはなんでしょう。意外な対処方法があるんです。
目次
- 1LINEの無料通話ができない「権限がない」と表示された
- ・通話の着信を許可する方法
- ・権限がないと出てきた場合
- ・ミュートの設定
- 2LINEで通話できない原因「聞こえない」場合
- ・LINEで通話できない原因
- 3LINEで通話できないときの対処法「オーディオテスト」
- ・LINEのテスト通話
- ・オーディオテストの使い方
- 4「マイクに問題が発生したため通話が終了しました。端末を再起動してもう一度お試しください。(T119)」と出てきた場合
- ・通話できない原因は?
- ・対処法を紹介
- 5LINEグループ通話ができないミュートボタン
- ・ONとOFF「緑色はどっち?」
- 6LINEで通話ができないときにとる対処法とは?
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINEの無料通話ができない「権限がない」と表示された
コミュニケーションツールが豊富なLINEは、無料で通話できる電話機能も備えています。無料で通話できることが最大の魅力といえますが、無料通話ならではのデメリットがもちろんあります。
通話の着信を許可する方法
友達とのトーク画面に着信があったことを伝える言葉と共に、「通話の着信許可がOFFになっているため、応答できません。」といったメッセージが表示される場合、無料通話ができない状態です。自分の通話設定がオンになっていないと、いかなる場合でも着信通話ができません。
設定方法
無料通話の着信を許可するには、通話の着信許可にチェックを入れる必要があります
- LINEアプリ設定の“通話”をタップします
- “通話の着信許可”にチェックを入れます
権限がないと出てきた場合
LINEアプリをインストールした時、「電波の発信と管理を許可しますか?」と表示が出ます。LINEを使用するのが初めての人は、「管理」と言われると思わず「許可しない」をタップしてしまうこともあるでしょう。
権限がないと表示される方は、LINEアプリインストール時に権限を与えなかったのが原因です。LINEでも快適に無料通話ができるよう、設定を変更すれば通話ができるようになります。
iPhoneの場合
iPhoneからLINEの権限をオンにするためには、設定からアプリ一覧を見てLINEをタップしてください。マイクのチェックをオンにすれば、権限が許可され無料通話が可能となります。
Androidの場合
AndroidからLINEの権限をオンにするためには、設定からアプリをタップし、アプリ情報のLINEを開きます。権限をタップして、電話をオンにすれば権限が許可され無料通話が可能となります。
ミュートの設定
LINEの無料通話には、ミュート機能が搭載されています。ミュート機能とは、オンにすることでマイク音が聞こえなくなる機能です。マイクに斜線が入ったアイコンが緑色の時はミュート状態なので、通話相手に声が届きません。
LINEで通話できない原因「聞こえない」場合
LINEで無料電話をかけた時、確かに相手が電話を取ったのに相手に声が届かない時があります。音が届かない、聞こえない原因とはいったいどんなことが考えられるのでしょう。
LINEで通話できない原因
無料で電話ができるLINEの通話機能を使っても、相手の声が聞こえない、通話できないという場合があります。原因はさまざまですが、通話ができない時の対処法がいくつかあるので試していきましょう。
LINEの通話設定の問題
LINEで通話が聞こえないという前に、通話ができない場合はLINEアプリの着信許可設定がオフになっている可能性があります。対処法としては、通話の着信許可をオンにする必要があります。
- LINEアプリのその他から“歯車マーク(設定欄)”をタップしてください
- 設定をタップしたら“通話”をタップしてください
- “通話の着信許可の設定”をオンにします
マイクの許可設定を確認
LINEはアプリをインストールすれば、自動的にマイクにつながり無料通話ができるわけではありません。LINEが端末のマイクを使用するには、端末側でLINEがマイクにアクセスする許可設定をする必要があります。LINEで通話した時に、「マイクへのアクセスを許可しますか?」という表示が出る時は、マイクの設定を変更しましょう。
(相手が)無料通話機能に非対応の端末
今ではほとんどの人がスマホやタブレットを所持していますが、携帯ショップにはまだまだガラケー(フィーチャーフォン)が置かれています。相手がガラケー利用者である場合、ガラケー版のLINEは通話非対応なため通話できないので注意してください。
通信環境(電波)が悪い
LINEを通しての通話は、インターネット回線を利用しています。通信環境(電波)が悪い状態だと、音声が聞こえない、通話ができない場合があります。上手く音が聞こえない時は、通信環境をチェックしましょう。電波が良い場所に移動する、機内モードなどの対処法を試してみましょう。
Wi-Fi環境を使用するなら、Wi-Fi本体にも気を配ることを忘れないでください。極端に古いWi-Fiを使用していると、通信速度が遅く通話ができない場合もあります。対処法としては、Wi-Fiからモバイルデータ通信に切り替えるなどして、通話状態を安定させましょう。
通信速度制限を受けている
音声もデータとして容量を使います。そのため、月々のパケット使用料を上回り通信速度制限がかかってしまっている時は、音声が聞こえない、通話ができない状況になってしまいます。音声が聞こえない、通話ができない時はデータ通信量を確認してください。
もしも通信量がオーバーし通信速度原因がかかっている時は、追加でパケットを購入するかWi-Fiを使用した環境下で通話しましょう。
受話音量が小さくなっている
電話が聞こえない、通話ができない原因として有力なのは、受話音量が下がっている可能性があります。対処法は、使用している端末のボリュームボタンで調節すればよいだけです。なお、受話音量はゼロにならない仕様になっています。相手の声がまったく聞こえない時は、別の通話ができない原因があると考えてください。
LINEアプリのバージョンが古い
LINEアプリは定期的にバージョンが更新されます。相手のバージョンが最新でこちらが古い場合、通話ができないなどの不具合が生じる可能性があります。以下の方法でバージョンを確認し、古い場合は最新版へアップデートしましょう。
- LINEアプリの“その他”のタブをクリックします
- “歯車マーク”の設定をクリックします
- “LINEについての現在のバージョン”をチェックします
- 最新バージョンに新しいバージョンが表示されている場合は“最新バージョン”をタップしてストアからアップデートをおこなう
相手のマイクがミュートになっている
電話をしている間に、何らかのタイミングでミュートボタンに触れてしまったのが原因かもしれません。通話中に不自然なほどいきなり相手側の声が聞こえない状態になったら、ミュートボタンがオンになってしまった可能性を考えましょう。
相手側がミュートになったとしても、こちら側の音声は届いています。相手からの声は聞こえない状態ですが、こちらの声は聞こえているので冷静にミュートボタンをチェックするよう伝えてみてください。
Bluetoothに接続されている
上手く音が聞こえない、通話ができない場合は、スマホのBluetoothがイヤホンに通じている可能性があります。イヤホンに通じている場合、電話口とは別に他の機能がオンになっている状態なので、音が聞こえない原因になっている可能性があります。スマホの設定を見て、Bluetoothが入っているなら切ってみましょう。
それでも解決しない場合(アプリや端末の再起動)
さまざまな対処法を試した上で解決しない時は、アプリや端末を再起動してみてください。パソコンに新しいソフトを入れた時に再起動を要されるように、スマホでも再起動をすることで聞こえない状態が改善する場合もあります。
通話できない原因の中で一番怖いのは、本体側の故障です。機体のマイク自体が故障してしまっている場合は、修理しないと聞こえない状態が改善しません。マイクの故障が考えられる場合は、早めにショップに持って行き状態を見てもらいましょう。
LINEで通話できないときの対処法「オーディオテスト」
LINEで通話ができない時は、オーディオに異常があるのかもしれません。LINEには、オーディオに異常があるかどうかチェックできる、オーディオテストが備わっています。
LINEのテスト通話
LINEで音声が聞こえない、通話ができない時はオーディオ環境に問題があるのかもしれません。LINEアプリのバージョン7.5.0よりテスト通話機能が搭載されました。マイクを使ってテストをすることで、オーディオやスピーカーの通話品質を確かめられます。
LINE通話を使用して「テスト通話」アカウントと10秒間通話します。次に、今話した内容が再生されるので、相手にどう聞こえているのか通話状態をチェックできます。テスト通話で話した通話内容はすべて録音されますが、通話品質向上目的のみでの利用となるので、プライバシーは守られます。
オーディオテストの使い方
オーディオテストの使い方を正しく理解して、通話品質チェックをしましょう。
- LINE設定から“通話”を開きます
- “テスト通話”をタップします
- 「テスト通話の内容はすべて録音されます。録音された内容は、通話品質の向上の目的でのみ分析および利用されます」という表示に“OK”を押す
- ピー音の後10秒間通話して、次に流れる“通話内容“を聞いてチェックします
「マイクに問題が発生したため通話が終了しました。端末を再起動してもう一度お試しください。(T119)」と出てきた場合
通話をしたくても、「マイクに問題が発生したため通話が終了しました。端末を再起動してもう一度お試しください。(T119)」と表示されて電話をかけられない困った不具合があります。解決するための対処法がいくつかあるので試していきましょう。
通話できない原因は?
2018年11月頃より、グループ通話に参加して数秒で通話が切れる不具合が発生していると話題になりました。ちょうど同じころ、LINEにクリアな通話音声を可能とする高音質化機能「Full HD voice」が実装されました。
確実な原因がこの高音質化機能にあるとは至っていませんが、導入と同じ時期に不具合が生じる人が急増しているので油断はできません。正しい対処法を身に着けておきましょう。
対処法を紹介
「マイクに問題が発生したため通話が終了しました。端末を再起動してもう一度お試しください。(T119)」などのエラー警告は、「Full HD voice」を利用している全ユーザーに起こっているのかと思われるかもしれませんが、じつはそうではありません。
エラーが出るきっかけは、個々が持つ端末のエラーの可能性もあります。エラーが出てきた時に試したい対処法をまとめました。
LINEアプリとiPhoneの再起動
LINEアプリ自体がエラーを起こしている可能性が十分にありえます。まずは、LINEアプリを一度閉じて再起動させてみましょう。それでもダメな時は、スマホやiPhoneなど本体に異常があるのかもしれません。ダメな時は、機体の再起動も試してみてください。
LINEアプリを最新版にアップデート
LINEアプリはバージョンが古いと、正常に動かず通話障害を起こす可能性もあります。LINEアプリのバージョンが古い場合は、最新版にアップデートしてみましょう。
LINEアプリの再インストール
LINEアプリを一度アンインストールして、再度インストールし直すと状態が回復する場合があります。ただし、ここで重要な注意点が一つあります。それは、アンインストールした時にトーク履歴が全て消えてしまうことです。トーク履歴を復元したい時は、バックアップを取っておくことをおすすめします。
Wi-Fiのオン・オフ
LINEとの通信経由で使用しているWi-Fiが原因の場合があります。一度、スマホやiPhoneのWi-Fiを無効にして試してください。逆にWi-Fiを使用していなかった人は、Wi-Fiにつなげてから試してください。もしもこれで状態が回復した場合は、Wi-Fi接続に使用しているルーターが問題になっているのかもしれません。
ルータの再起動
Wi-Fiをつなげているルーターが問題と思われた場合、ルーターの再起動を試してみましょう。再起動することで挙動がクリアになり、状態が回復するかもしれません。
権限(アクセス許可)のオン・オフ
スマホやiPhoneのアプリ設定を開き、LINEからアクセス許可の設定を一度オフ(許可しない)に切り替えましょう。そして少ししたらオン(許可する)に切り替えてください。一度許可を切り、またオンにすることで挙動がクリアになる場合があります。
ストレージの確保
LINEアプリも通話も通信データを多く要します。スマホやiPhoneのストレージが不足しているとエラーが起きる場合があります。ストレージの容量が少ない時は、動画や画像、不要なアプリなどを消し込んでいきましょう。
アプリの強制終了
スマホやiPhoneで表示の切り替えをし、現在使用しているアプリを全て強制終了させましょう。iPhoneの場合はホームボタンを2回押せば、現在使用しているアプリが浮き上がってくるので、上にスワイプすれば強制終了できます。この後、スマホやiPhoneを再起動してLINEアプリのみを立ち上げてみましょう。
アプリの削除
スマホやiPhoneを見ると、アプリがずらっと並んでいるという人も少なくはありません。最近インストール、アプデ―トをおこなったアプリが他のアプリの邪魔をしてしまっている可能性があります。近日、インストールしたアプリやバージョンアップしたアプリを削除したら、改善するかもしれません。
iPhoneの初期化
試せる対処法を全て試し、それでもダメな時はiPhoneを初期化すれば改善するかもしれません。しかし、この時に注意してほしいのがiPhoneを初期化したらデータが全て消えてしまうという点です。後々に困らないよう、必ずiPhoneのバックアップを取るようにしましょう。
iOSのベータ版の利用を止める
iOSのベータ版を使用している方は、相性が良くないのかもしれません。ベータ版を一度取りやめ、ベータ版ではない最新のiOSをインストールしてみてください。
マイク付きのイヤホンを利用する(一時しのぎ)
ほんの一時しのぎにしかなりませんが、電話からの通話でなくマイク付きのイヤホンを使用すれば通話ができたという例もあります。iPhoneやスマホ本体ではなく、イヤホン付きマイクという別の媒体を使用しての通話だからでしょう。ただし、機体のエラーを解決したことにはならないので、根本的な解決法とは言えません。
LINEグループ通話ができないミュートボタン
こちらの声が相手に伝わらず、相手からの声をただ聞く時に便利なのがミュート機能です。シーンによりグループ電話に参加できない時、会話の内容を聞くだけならと活用する人もいます。使い方によっては便利なミュートボタンですが、ONとOFFの色が分かりづらいのが難点といえます。
ONとOFF「緑色はどっち?」
通話はせずにグループ通話を聞いて、文字返信で参加という時に便利なのがミュートボタンです。通話画面の受話器マークの左側にある、マイクに斜線が入ったアイコンがミュートボタンです。
マイクの色が灰色の時はミュートがOFFの状態なので、電話と同じようにこちら側の音声も相手に伝わります。緑色の時はミュート機能がオンの状態なので、こちらの声が相手側に伝わることはありません。緑色はGOサインと覚え、ミュート機能を使いこなしましょう。
LINEで通話ができないときにとる対処法とは?
文字とスタンプを使って、表現力にあふれたコミュニケーションを楽しむのも素敵ですが、やはり友人や恋人の声を身近に聴きたくなります。そんな時に活用していきたいのがLINEの無料通話です。無料で電話をかけられることは魅力的ですが、音声が聞こえない、通話できないといったトラブルも少なくはありません。
しかし、トラブルがあるということは必ず対処法も存在しています。LINEの設定や、アプリのバージョンなどに気をつけて、対処法を一つずつ試していきましょう。そうすれば気兼ねなく無料通話もでき、LINEの世界がさらに広がるに違いありません。