荒野行動はPUBGのパクリ?訴訟の内容やNetEaseとユーザーの反応を解説!

mobile版PUBGと噂される荒野行動は本当にパクリアプリなのか、訴訟を起こしたPUBG Corporationとパクリ側である荒野行動側の反応や、荒野行動のユーザーの声など、2019年4月現在では決着がついた訴訟問題について説明しています。

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目次

  1. 1荒野行動はPUBGのパクリ?PUBG側の訴訟の内容
  2. 「荒野行動」を含む2作品の配信停止を求める
  3. 2荒野行動のパクリ訴訟へのNetEaseの対応
  4. ユーザーからの高い評価と支持
  5. スマホアプリで楽しめる
  6. 独自のアップデート
  7. 3荒野行動のパクリ訴訟に対する荒野行動ユーザーの反応
  8. 荒野行動の訴訟に様々な非難の声が
  9. 4PUBGのパクリで荒野行動は配信停止の危険性も!
  10. 訴状は155ページにも及ぶ量
  11. 裁判の結果は?
  12. 5荒野行動はPUBGのパクリなの?本当に似ているか解説!
  13. ゲームのストーリー
  14. ゲームのデザイン
  15. 6荒野行動はパクリ!ゲームの利用には注意しよう

荒野行動はPUBGのパクリ?PUBG側の訴訟の内容

PUBGのイメージ画像

『PUBG』こと『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』とは、PUBG Corporationが開発をしたバトルロイヤルゲームです。2017年3月24日に先行配信としてsteamというゲームプラットフォームで配信され、日本時間2017年12月21に正式リリースされたパソコンゲームの一つです。

今までにないバトルロイヤルゲームとして人気は急上昇し、同時に接続しているユーザーが150万人を超えるほどの人気を博しました。PUBGのmobile版がリリースされる前に、スマホ版PUBGと呼ばれたスマホ向けアプリの荒野行動の存在は大きく立ちはだかっていました。荒野行動いうスマートフォン向けアプリゲームです。

しかし内容はPUBGを似せて作ったパクリのアプリゲームというのがPUBG側の意見です。

荒野行動とは、中国に本社があるNetEaseが開発をしたバトルロイヤルゲームです。こちらはパソコンではなくスマートフォンアプリを中心にシェアを伸ばし、荒野行動はリリースから一か月ほどで1億のユーザーを獲得した人気アプリです。

話題になるようにYouTuberを起用したプロモーションを行い、日本人には馴染みのないバトルロイヤルゲームを定着させるように努力していました。それが何故訴訟問題に発展したのか、この記事では説明していきます。

「荒野行動」を含む2作品の配信停止を求める

STOPのイメージ画像

PUBG Corporationは荒野行動を含む2作品に対して配信停止、開発差し止めを求めました。元々は2018年1月にアップル側を通じてNetEase側に苦情を送り、訴状を送っていたのですがNetEase側がPUBGの著作権を認めなかったために今回の法的措置となりました。法的措置の内容について説明していきます。

内部データの盗用

データのイメージ画像

PUBG Corporation側が主張している点の一つに内部データの盗用があります。きわめて似せて作ったのではなく、PUBGのゲーム内から様々なシステムの流用をしている疑惑があります。PUBG Corporation側はその点で提訴をしていますが、荒野行動の開発元であるNetEaseはこの事実の一切を否定しています。

ユーザーの中には荒野行動内のSE(サウンドエフェクト)はパソコン版のPUBGで使用されていたものではないかと憶測を呼び、これはパクリだ、著作権違反だ。との声も上がっています。

非常に強い類似性

よく似ている羊の画像

他の点ではゲームの非常に強い類似性という点です。しかし荒野行動の内部プログラムの無断使用など著作権に触れるようなものでなければ、さほど問題としてあげられていません。ゲームシステムの類似は昔から多々ある問題であり、映画などでも著作権に触れない程度のアクションやストーリー展開は問題とされていません。

ゲームシステム自体に権利を与えてしまうとゲームシステムの発展を遅らせてしまったりするため、完全な盗用が認められない限りは荒野行動の違法性として少し弱い部分になっています。

回復不能な被害

被害のイメージ画像

PUBG Corporation側が訴えている点で大半を占めているのはmobile版PUBGがリリースされる前に荒野行動がアプリとしてリリースされたため、作品の操作性の類似や、プレイした感覚などから荒野行動はアプリ版PUBGとして名を広めてました。

そのため、勘違いしているユーザーも多く、PUBG Corporation側としては自社のゲームではない荒野行動が同じゲームとして扱われ、PUBGのシェア荒野行動に奪われているという、回復不能な被害を被っていると主張しています。

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荒野行動のパクリ訴訟へのNetEaseの対応

荒野行動のトップ画面の画像

PUBG側から荒野行動へのパクリ訴訟は様々なところで話題を生みました。特にPUBGを知らずに荒野行動のみ知っていたユーザーにとっては自分がやっている荒野行動がパクリゲームだと思ってもみないことでした。訴訟について荒野行動の開発元であるNetEaseは反応し、コメントを出しています。そのコメントをまとめました

  • 荒野行動は弊社が開発したものであり、パブリッシングしたバトルロイヤルゲーム
  • 荒野行動がリリースされてからユーザー、業界の両面から高い支持を得ている
  • PUBGとは違うオリジナルの遊び方、風景、設計がある
  • スマートフォンでも楽しめるようにバトルロイヤルゲームを大々的に取り組んでいる

以上がNetEaseが出したコメントです。NetEase側も徹底抗戦する構えになっていき、泥沼の裁判になりそうです。

ユーザーからの高い評価と支持

好評のイメージ画像

荒野行動は手軽さや今までなかったアプリゲームとしてユーザーから高い評価を受けました。10代を中心としたユーザーは特に荒野行動のようなゲームに触れておらず、アバターの変更など様々な要素が新鮮に感じ、高い支持を得ています。

日本ではアプリでプレイできるバトルロイヤルゲームの先駆者である荒野行動は素早くコミュニティを作り上げ、瞬く間にプレイヤー同士の交流が始まりました。

スマホアプリで楽しめる

スマホアプリを楽しむ女性の画像

荒野行動を人気アプリなった理由の大きな一つにスマートフォンがあれば誰でもできる、という点です。荒野行動がリリースされた時はPUBGはまだパソコンでしかプレイができず、PUBGのようなゲームがやりたいと思っていてもプレイが出来ない10代を中心に爆発的な人気を生みました。

スマートフォンでプレイできるという点は手軽であることはもちろん、スマートフォンでコミュニティを作り、そこでまた新しい友人関係などができるという点があります。

コミュニティは一度定着してしまうと別のゲームには移りにくい傾向にあり、コミュニティ内の仲の良いメンバーとプレイがしたい、などと思いお互いを誘い合い、またゲームをプレイするというコミュニケーションが盛んになり、荒野行動をプレイしている人数が増えていく、という流れによって荒野行動は人気になっていきました。

独自のアップデート

アップデートのロゴ画像

荒野行動はパクリと思われる部分以外でも独自のアップデートを続けています。そのオリジナル要素は5人チームルール、マップ、武器、乗り物、サンタモード、観戦機能、50 vs 50。狙撃大作戦モード、ドローン、パイプ登り、ダイビング水中戦、プライベートルーム、カスタムマッチ、イメチェン、メンバーの募集条件設定など

様々なアップデートを行っています。特にアバターには力を入れていて、世界観を無視した衣装などを課金要素として組み込んでいます。スマホアプリという点を最大限に利用し、ボイスチャットなど連携を取りやすくし、ゲームプレイを一層引き立てコミュニティを形成する大事な役割となっています。

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荒野行動のパクリ訴訟に対する荒野行動ユーザーの反応

荒野行動を起動したときに出るロゴマークの画像

訴訟が明るみになった際に荒野行動に対し訴訟を起こしたPUBGには荒野行動ユーザーからの非難の声が集まりました。パソコン版PUBGを知ってる人は仕方ない、のような反応がネット上で多く挙げられてましたが、荒野行動のみプレイを続けているユーザーの反応は非難の声が多数インターネット上に挙げられました。

荒野行動の訴訟に様々な非難の声が

訴訟のイメージ画像

PUBG Corporationが荒野行動を含め2作品の訴訟を起こしたことはインターネット上で素早く取り上げられ、様々な業界が反応し、巻き込んだ騒ぎになりました。その反応は日頃PUBGや荒野行動をプレイしない層にも幅広く取り上げられ、ネット上のニュースサイトではいろいろな憶測を呼びました。

特に発信力の高いTwitter上ではいろいろな意見が飛び交う結果になっています。

PUBGがパクリ

荒野行動のみを知っているユーザーの反応はPUBGがパクリと感じている人も多く存在しているようです。パソコンが普及してきた近年ですが、それよりも速いスピードで普及を続けているスマートフォンでできる荒野行動の知名度は高く、PUBGの知名度はそれよりも劣っていました。

PUBGが荒野行動に嫉妬している

荒野行動ユーザーにも荒野行動がPUBGのパクリと知っているユーザーも多数いますが、荒野行動の提訴問題になると反応が変わってきます。その反応の声の中には荒野行動が人気であり、PUBGの知名度の低さと比べられ、提訴はPUBGの開発元の嫉妬だという声も聞こえます。

荒野行動を守ろう!

荒野行動に対してPUBGが訴訟を起こしたことでこの問題が公になった際に、一番目立った反応は荒野行動をやっているユーザーがTwitter上でハッシュタグを使って荒野行動を守ろう!という荒野行動の存続を求める声を挙げたことです。それほどまでに荒野行動は人気であり、Twitter以外でも多種多様なインターネットメディアが様々な反応を見せました。

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PUBGのパクリで荒野行動は配信停止の危険性も!

止まれのジェスチャーをしている男性の画像

様々な業界を巻き込み、注目を浴びる荒野行動とPUBG Corporationの訴訟は一体どうなるのでしょうか。荒野行動はPUBGのシステムや音楽、SEなどを流用使っているのは明らかになっています。それでも荒野行動側はパクリではない。と断言をしています。

訴状は155ページにも及ぶ量

訴状のイメージ画像

PUBG Corporationは荒野行動を含む2作品についてNetEaseに配信停止を求める訴えを起こしました。その訴状は155ページにも及ぶ量と言われています。PUBG Corporation側は証拠もそろっており、徹底的に争う姿勢を崩すつもりはない、との意思を見せています。

裁判の結果は?

裁判のイメージ画像

荒野行動はリリース直後からPUBGのパクリではないか、といわれていたアプリです。PUBG Corporation側も155ページにもなる訴状を準備し、NetEaseを相手取って裁判をする気です。

PUBG Corporation側はパクりを認めずにいる荒野行動側に対して圧倒的な量の証拠や根拠がそろっている可能性がとても高く、PUBG Corporation側が優勢なのではないか、というのがネット上で囁かれています。

荒野行動はPUBGのパクリなの?本当に似ているか解説!

解説のイメージ画像

裁判の結果も気になりますが、焦点はPUBGと荒野行動が本当に似ているのか、荒野行動がパクリゲームなのか、というところです。荒野行動がパクリゲームという声はよく上がっていますが、どういった点がパクりゲームなのか2つのゲームを比べてみましょう。

ゲームのストーリー

PUBGのイメージ画像

まずPUBGのゲームのストーリーについて解説します。PUBGは最大100人のプレイヤーが外界から遮断された孤島に落とされ、島内にある武器や車など装備を駆使して最後の一人になるまで戦い続けるバトルロイヤル形式のTPSゲームです。

ゲームの開始から一定時間で動ける範囲が減っていき、プレイエリアが制限され、そのエリア外に出るとダメージを受け力尽きたり、市街地に着陸すると武器も多いが同じように管変えるプレイヤーも多く、それを避けるために遠方に降りてしまうと武器や装備品を探すのにも困難してしまうという駆け引きが行われます。

一方の荒野行動は36キロ平方メートルを超える巨大な無人島に降り立ち、100人の中から最後の生き残りを目指すTPSゲームです。この時点でPUBGとルールはほぼ同じになっています。

しかしこの程度ではまだパクリゲームとは言えませんが、荒野行動でも時間によってエリアが縮小されたり、武器や車などの装備品を現地で調達するなど、PUBGと変わらない点が多いことがわかります。

ゲームのデザイン

PUBGのイメージ画像

PUBGと荒野行動のゲームシステムはほぼ変わらない点が多く存在していますが、ゲームデザインも酷似していると評判です。タイトル画面や看板キャラクターのデザインをはじめ、ゲーム内の銃火器や車などは元ネタがあるとしても類似点は数多く存在しているようです。

荒野行動はパクリ!ゲームの利用には注意しよう

iPhoneの画像

この記事ではPUBG Corporationが起こした荒野行動をはじめ2作品の配信停止と開発差し止めを求めた訴訟について説明しました。

2019年4月現在では、裁判も終わり、和解したとのことですが、真相は分かっておりません。荒野行動側がアップデートで内部のアイテムを削除したりと、和解に向けていくつか行動を起こしたこと以外は分かってない状況です。


荒野行動は元はPUBGのパクリゲームだったかもしれませんが、和解が成立した以上、荒野行動は差し止めにはならず、変わらず遊べるアプリのまま何も変わりはありません。しかし荒野行動のようなケースは多々あるのでパクリゲームや違法ゲームには日々注意が必要です。違法なゲームや著作権を侵害するようなパクリゲームには日々注意していきましょう。

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