2019年06月20日更新
iPhoneの容量不足を解消!無料でストレージの空き容量を確保する方法は?
iPhoneの容量不足を解消するための方法についてまとめました。アプリ、写真、その他などのデータによりiPhoneの容量が不足している方には無料で解決できる方法、空き容量を確保したい方向けの情報が多く紹介されているのでオススメです。
目次
iPhoneの容量不足を解消するには?
iPhoneの容量不足を解消する方法についてまとめます。ベースとなる動画や写真、画像、キャッシュの削除、クラウドの形態で提供される無料のクラウドサービス、iCloud、iTunesを使った方法を紹介します。
iPhoneストレージの空き容量が少なくなるとどうなる?
iPhone端末のストレージの空き容量が少なくり容量不足になると、iPhoneアプリやiPhoneのOSのアップデートが不可能になり、写真や動画、ファイルの保存に支障が生じます。そして、iPhone端末全体の動作が遅くなり、ケースによっては何回も再起動をするケースがあります。安定してiPhoneを利用するためにも、定期的にiPhoneのストレージを整理して容量の調整が必要になります。
iPhoneストレージの空き容量を確認する方法
iPhone端末のストレージの空き容量を確認する方法についてまとめます。iPhoneのホーム画面から(設定)→(一般)→(情報)をタップし確認できます。(情報)のページには、容量と使用可能の欄があり。容量はiPhone端末のストレージの限界数値であり、使用可能は残り使用できるストレージの空き容量を表しています。
上の画面が(情報)のページです。こちらのiPhoneでは容量が128GBで使用可能容量が76.37GBあります。また、Appの数や音楽の曲数も確認することができます。このように残りどの程度容量があるのか、容量不足までの残りを確認することができます。
ストレージの容量を多く消費しているものを確認しよう
ここではiPhone端末のストレージの容量を多く消費しているものを確認する方法についてまとめます。ホーム画面の(設定)→(一般)→(iPhoneストレージ)をタップします。するとメディアや写真、Appと使用しているデータ量を確認することができます。
上の画像が(iPhoneストレージ)のページになります。こちらのiPhone端末ではメディアが多く使用されていることがわかり、多く容量を使っているもの(容量不足)がわかるようになっています。
不要データの削除でiPhoneの容量不足を無料で解消する
不要データの削除でiPhoneの容量不足を無料で解消する方法についてまとめます。iPhoneのストレージの容量不足の原因はいくつかあり、写真やアプリケーション、Safari等のブラウザなどが原因です。またその他のデータなどこれらの容量不足の問題を解決していきます。
アプリの削除
まずは不要なアプリの削除についてまとめます。容量を多く使用しているアプリはストレージを圧迫する原因の一つです。動画やカメラアプリ、ゲームアプリなんかは数百MB〜数GBも容量を使用するアプリがあります。設定画面から(iPhoneストレージ)を開き、使用頻度を確認して、使用していない容量不足につながる容量が大きいアプリは削除しましょう。
(設定)→(一般)→(iPhoneストレージ)→(Gmailアプリ)をタップした場合に表示される画面です。アプリの使用しているストレージ容量が表示され、(Appを取り除く)か(Appを削除)するか選択が可能です。この2つの違いは、アプリのデータを保持するか保持しないかの違いです。どちらかを選択することにより、ストレージの使用できる容量が増えます。
写真の削除
ここでは写真の削除についてまとめます。不要な写真(手ぶれが激しい、2枚持っている写真、スクリーンショットなど)は削除しましょう。しかし、ただ写真フォルダにある写真を削除しただけでは削除されておらず、(最近削除した項目)というフォルダの中を削除してiPhoneの容量を確保することができます。
上の画像のように(写真)→(最近削除した項目)→(選択)→(すべて削除)をタップして容量を確保できます。
マイフォトストリームを無効にする
(マイフォトストリーム)を無効にする方法についてまとめます。(マイフォトストリーム)とはiPhoneがWi-Fiに接続されているときにiCloudとの連携がONになっているデバイスに自動でアップロードされる機能です。他のデバイスに自動でアップロードされるのは便利な機能だが、他の端末(iPad)で撮った写真も全てiPhoneに保存されるため、容量が自動で増えていってしまい容量不足につながります。
上の画像のように(設定)→(写真)→(マイフォトストリームにアップロード)をOFFにすることで自動で写真がアップロードされるのを防ぎます。自動でアップロードを防ぐことで必要のない写真で容量を使うことを防ぎます。
Live Photosを無効にする
Live Photosを無効にする方法についてまとめます。(Live Photos)とは3D Touch機能で動く写真を撮影する際に使用する機能で、動画と写真を一度に保存するので1枚の写真を撮影するのに、2倍の容量が必要になります。ここは気づかないで使用している人が多いので注意が必要です。
Live Photos機能を無効にする方法はカメラアプリのツールバーのHDRの右の真ん中のボタンをタップしてOFFにし、Live Photosを無効にすることができます。すると、写真だけの保存になるので動画は保存されませんが、容量の確保につながります。
最近削除した項目を削除する
写真アプリの(最近削除した項目)というアルバムについてまとめます。(写真)→(アルバム)→(最近削除した項目)を開きます。すると、過去に削除した写真がありそこから余分な写真を削除します。この(最近削除した項目)の写真を削除しないと、iPhoneの容量は確保できません。
アプリのデータ(キャッシュ)の削除
ここではLINEやSafari、Googleマップなどのアプリケーションのデータの削除についてまとめます。iPhoneの容量の多くはアプリケーションのデータによって空きがない状態となっているのでこの機械に確認しましょう。
LINE
ここではLINEの不要データの削除についてまとめます。LINEはアプリのデータ(キャッシュ)を削除して容量に空きを作ることができます。(設定)→(トーク)→(データの削除)→(キャッシュデータ)or(写真データ)→(選択したデータを削除)を実行することでストレージに空きを作ります。
Safari等のブラウザ
SafariなどのWebサイトデータ、閲覧履歴、その他多くのキャッシュを削除することで容量に空きを作ることができます。サイトの閲覧により、履歴、サイトデータのキャッシュが増えるとストレージを圧迫するので(設定)→(Safari)→(履歴とWebサイトデータを消去)をクリックし容量に空きを作ります。
Googleマップ
Googleマップのキャッシュデータの削除について紹介します。マップのアプリを使用すると、キャッシュや履歴がたまり、容量を圧迫します。それらを削除することでストレージに空きができ動作がスムーズになります。(設定)→(概要、利用規約、プライバシーポリシー)→(アプリのデータを消去)を実行してデータを消去します。
メッセージ
メッセージは日常で多く使用するアプリの1つであり、気づかないうちに使用しているとストレージが増えている傾向にあります。ここではメッセージの削除方法について紹介します。(設定)→(一般)→(iPhoneストレージ)→(メッセージ)を開きサイズの大きいデータは削除します。必要なデータだけ残しておくことも可能です。
その他の削除
不要データの削除方法、最後はその他の削除についてまとめます。iPhoneのストレージにある(その他)にはアプリが使用したファイルが多く保存されています。一時的にファイルの一部は自動で削除されますが、iPhoneを使っているうちに削除されないものもあります。(その他)の削除方法として、初期化・復元、再起動などの方法があり、どの方法も簡単にできますが、1つ動作を間違えると、その他だけでなく全てのデータが消えてしまいますので注意して削除してください。
また、データの削除ミスをしてしまった場合に復元ができないというケースを防ぐために、バックアップの方法についてまとめます。バックアップは基本的にPCで実行し、(iTunes)やiCloudにバックアップされます。
初期化・復元する
(その他)の削除方法としてiPhoneのバックアップが完了したら、iPhoneの初期化にはいります。(設定)→(一般)→(リセット)→(すべてのコンテンツと設定を消去)をタップします。iCloudにバックアップするのかすぐに消去するのか選べます。ここではiTunesにすでバックアップ済みならば、iCloudにバックアップする必要がありませんので、パスコードを入力し、(iPhoneを消去)をタップすればiPhoneをリセットします。(その他)が削除されているケースがあります。
再起動する
最後の(その他)の削除方法としてiPhoneの端末を再起動して(その他の)ストレージの容量を確保することもできます。以上で紹介したバックアップをするにはPCが必要なので、PCが必要ない時でも再起動をして1GB近くの容量を確保できる場合もありますので、(その他)のストレージ容量に困っている方はぜひお試しください。
オンラインストレージの利用でiPhoneの容量不足を無料で解消する
オンラインストレージの利用でiPhoneの容量不足を無料で解消する方法を紹介します。方法としては、iCloud、Googleフォト、Dropboxの3つの無料で確保する方法があります。どの方法も大切なデータを無料で確保するには重要になってくるので、必見です。
iCloud
iCloudにはデータを確保する機能がついており、iCloudフォトライブラリといい写真をiCloudに保存して、iCloudをオンにしているAppleの端末なら閲覧できます。iCloudにアップロードするので、iPhone端末に動画や写真を保存する必要がなく、ストレージの容量を確保することができます。
Googleフォト
こちらもフォトのデータを無料で確保する機能になっています。上記のiCloudにデータを保存しても5GBを超えてしまう人は、Googleフォトのアプリの使用をオススメします。アルバムに保存してある写真や動画をGoogleフォトのアプリにアップロード(Wi-Fi接続時にアップロード)し、iPhone端末のアルバムを空きにする方法があります。
Dropbox
Dropboxはビジネスなどで使った作業、作品、成果などのデータを無料で1つにまとめることができるクラウドストレージサービスです。PCだけでなくスマホからもアクセスすることができ、多くのデータをまとめることができます。2GBは無料で使うことができ、SNSのアカウントフォローやガイドの完了で無料で16GBまでストレージを増やせます。有料プランも多くの種類がありどのプランも価格帯が安くお手頃です。
iPhoneストレージの空き容量を確保する方法
iPhoneストレージの空き容量を確保する方法は2つほどあり、iCloudなどを使わなくても外部のストレージを使用する方法、iTunesを使用するなどあり、今回はストレージの空き容量を確保する方法についてまとめます。容量の確保がもっと必要な方はこちらを参考にしていただけたらと思います。
外部ストレージ
外部ストレージの1つとして、有料のLightningコネクタタイプのUSBメモリやWi-Fiなどを利用して無線で接続し使えるHDDタイプなどがあります。容量もGB〜TBと幅広く大容量保管することができます。また、データを預けるアプリもあり携帯会社でauを利用しているユーザーはauスマートパスの会員ならば50GB(非会員は1GBまで)使用が可能です。こちらは写真だけでなく動画、電話帳、カレンダーも預けることもできます。
また、auだけでなく、他の携帯会社、企業も外部ストレージのUSBを販売しているので、そちらを確認し、自分のiPhoneにあったものを選んでいただけたら幸いです。
iTunes
上記ではiCloudを利用した紹介をしましたが、iTunesの利用した方法についてまとめます。iPhoneとPCをつなぎ、アプリ、写真、その他のデータなど容量を確認することができます。
すぐにバックアップをiTunesでとり、iPhoneの(設定)→(一般)→(すべてのコンテンツと設定を消去)をクリックしてiPhoneを初期化し、容量を確保します。そして、再度iTunesに繋げ、(バックアップから復元)をクリックすると、その他もデータが消えているケースがあります。
iPhoneの容量不足を解消してストレージの空き容量を確保しよう
以上の結果からアプリのデータ、その他のデータなど多くのデータが原因でストレージの空き容量不足となっています。また容量を確保する方法としてiCloud、iTunesや外部のUSBなどのストレージを使いストレージの空き容量を作るなど、多くの解消方法があります。この機会にこちらのブログを参考に解消していただけたら幸いです。