2019年06月20日更新
iPhoneが4G(LTE)のネット回線に繋がらない・表示されない場合の対処法!
iPhoneが4G(LTE)のネット回線に繋がらない・表示されない場合の原因、対処法についてまとめます。原因や対処法は多くあり、再起動、機内モードなどが原因でiPhoneが4G(LTE)に繋がらないことが多々るのでこちらを参考に改善して下さい。
目次
iPhoneの4G(LTE)回線とは?
今回の記事ではiPhoneの4G(LTE)回線、4G表示にならない、対処法についてまとめます。4G(LTE)のネット回線に繋がらない・表示されない方は必見の情報です。また、3G回線4G回線の違い、格安SIMについても記載されていますのでぜひ、この機会にご確認ください。
3Gと4Gの違い
3G回線と4G回線(LTE)の大きな違いとして、通信速度が挙げられます。3G回線に関しては、ドコモ、auの2社が2020年半ばには3G回線の提供を終了すると発表しています。また、4G回線(LTE)に関しては、まだまだ発展の段階であり、山や建物内、地下では電波が届かず、4G表示にならないエリアがあります。4G回線エリア(LTE)をこれから増やしていく必要があります。
iPhoneで4G回線を利用する方法
最初のステップとして、iPhoneで4G回線を利用する方法についてまとめます。iPhone5から現在のiPhoneXシリーズまでは4G(LTE)回線に対応しており(iPhone4Sより古いものは対応されない)、画面の通信欄に4G LTEと表示されます。iPhoneで4G回線を利用する方法として、SIMカードが重要になります。解約されたSIMカードではなく、契約されたSIMカードを使用することで、iPhoneの利用が可能になります。
これらの知識を踏まえてキャリアiPhone、格安SIMでの4G回線を利用する方法についてまとめます。
キャリアiPhoneの場合
docomoやauなどのキャリiPhoneの場合にはキャリアのSIMをキャリアiPhoneに入れるだけで4G回線の使用が可能になります。また、キャリアのSIMをSIMフリーのiPhoneに入れても4G回線が利用できます。しかし、キャリアiPhoneにSIMフリーのSIカードを入れると故障の原因につながり4G回線に繋がらないのでご注意ください。
格安SIMを使用している場合
格安SIMを利用している場合、4G回線を受信するためにはiPhone本体でプロファイルの設定が必要です。プロファイルの設定方法はWiFiに接続、Safariを開きプロファイルの設定専用のURL(MVNOの公式サイトの中)を開いてインストールすることで設定が可能です。インストールの手順は画面に表示されているので手順通りで設定が完了します。
iPhoneで4G(LTE)のネット回線に繋がらない原因
iPhoneで4G(LTE)のネットに繋がらない、4G表示にならない原因として、機内モード、4G回線の対応エリア外、APN設定、モバイルデータ通信などが挙げられます。これらの原因についてまとめます。
機内モードになっているため繋がらない
海外から帰国した際や学校のテストのため機内モード、4Gの接続を解除する方が多くいらっしゃりますが、機内モードが原因で4G回線に繋がらない、表示にならないといったケースもあります。再起動やWiFiの設定を確認しても改善されない場合は機内モードのON.OFFを試してください。機内モードをOFFにすることにより、4G回線が繋がりインターネットが利用できます。
こちらの画像は機内モードがONの状態の画面です。ご覧のとおり、飛行機のマークが表示されており4G回線は表示されないです。
上の画像は機内モードをOFFにした状態です。ご覧の通り、飛行機のマークが消え4Gのマークが表示されています。この手順で4G回線の接続が可能です。機内モードをONにした状態で放置して4G回線に繋がらない方が多数いるとのことなので注意してください。
4G回線の対応エリア外にいるため繋がらない
現在、4G回線には範囲があり全ての地域で4G回線を利用できるわけではありません。特に山や地下、建物内では4G回線の利用ができない場合があります。急に4G回線が利用できなくても焦らず、4G回線の対応エリア内であるのか確認を取りましょう。また、4G回線の利用ができなくても3G回線の利用は可能なので通信速度は落ちますが、ネットの利用は可能です。
APN設定がおかしく繋がらない
APN(Access Point Name)とはiPhoneなどの携帯電話の4G回線を使用する際には必要な設定です。APNに関しては、docomoやソフトバンク・auといった通信会社と契約した場合にはあらかじめ設定されているので特に設定の必要はありません。しかし、格安SIMカードで契約されている方は自分でAPNの設定をしなくてはいけません。APNの設定ミスで4G回線に繋がらないケースが多々ありますので設定の確認をお勧めします。
モバイルデータ通信がOFFになっている
モバイルデータ通信の設定で4G回線に繋がらない、表示されないケースもあります。操作ミスにより、モバイルデータ通信がOFFになって4Gに繋がらない場合もあります。iPhoneの設定に入り、モバイルデータ通信がOFFになっていたらONに変更をすれば4G回線が繋がりますので、ご確認お願いします。
こちらがモバイルデータに接続されていない4G表示にならない状態の画面です。4G回線に繋げるためには、モバイルデータの通信をONにする必要があります。操作はモバイルデータ通信をタップするだけで4Gに繋がります。
タップして、白から緑色表示が変わり、4G回線が画面上に表示されました。この状態が4G回線が繋がっている状態です。
iPhoneで4Gが表示されない場合の対処法
ここではiPhoneで4Gが表示にならない場合の対処法についてまとめます。iPhoneの再起動、ネットワークの設定、プロファイル設定、通信制限などの原因を改善し、4Gを利用するための対処法があります。
再起動してみる
4G回線に繋がらない、表示にならないなどの通信による不具合だけでなく、iPhone端末自体に不具合が起きておりネットが利用できないパターンもあります。その場合はiPhone端末を再起動するという対処法を試してください。再起動をすることにより通信不具合が解消され、4Gの利用が可能なケースがあります。これはiPhoneだけでなく他の端末にも活用できます。
ネットワークの設定をリセットする
ネットワークの設定をリセットする方法についてまとめます。iPhoneの設定画面から「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」からリセットが可能です。ネットワークの設定をリセットすることにより、4Gが表示されるケースがございます。しかし、設定をリセットすると「Wi-Fi」で設定されている「Wi-Fi」のパスワードがリセットされます。その際には再度「Wi-Fi」パのスワード設定が必要になるので注意しましょう。
ホームから設定画面に入り、「一般」をタップします。
「一般」の「リセット」をタップして「ネットワーク設定をリセット」を探し、ネットワークの設定のリセットが可能です。
以上がネットワークの設定をリセットするための手順になります。
プロファイル設定をする
プロファイル設定からの対処方についてまとめます。iPhoneの設定画面から「一般」→「プロファイル」で構成プロファイルがインストールされているかを確認します。これは格安SIMに変えるためにSIMフリーのiPhoneを購入し、バックアップを復元して「Wi-Fi」の環境下で通信ができるようになったかを確認した場合に必要なプロファイルの再インストールであり、プロファイルをインストールしていない場合、Wi-Fi」の環境を切断して4G回線に繋げようとしてもインターネットに接続ができません。
一般から「プロファイル」をタップし構成プロファイルの確認が可能になります。
上の画面で構成プロファイルがインストールされているのか確認が可能です。SIMフリー版のiPhoneを購入し、格安SIMに乗り換えたが、プロファイルのインストールを忘れ4G回線に繋がらない、表示にならないといったケースが多々あります。プロファイルの設定には注意しましょう。
通信制限がかかっている
4G回線につながらない原因最後は通信制限が考えられます。ネットの使い過ぎにより一ヶ月の利用制限をオーバーした際によく起きる問題です。この問題の対処法としては、データ量を増やすため、携帯会社から4G回線に繋げるのためのデータを購入するか、4G回線の通信制限が解除されるまで待つかの2つの選択肢があります。
iPhoneが4G回線に繋がらない場合の対処法を覚えておこう
以上がiPhoneが4G回線に繋がらない場合の対処法になります。機内モードやモバイルデータ通信の設定、プロファイル、再起動など多くの原因、対処法が見つかりました。4G回線が繋がらず、表示されなくても焦らず、落ち着いてこちらの記事を確認して頂けたら幸いです。