2019年05月16日更新
iCloud for Windowsとは?Window10のiCloudのインストールと使い方を解説!
「iCloud for Windows」の使い方について解説します。Windows用iCloudアプリ「iCloud for Windows」は専用サイトからインストールできるので、使い方を良く理解してiCloudでできることをチェックしましょう。
目次
- 1Windows用iCloudをWindows10で利用しよう
- ・iCloud for Windowsでできること
- ・Windows10でiCloud for Windowsを利用する条件は?
- 2iCloud for Windowsのインストールと設定方法
- ・iCloud for Windowsのインストールの方法
- ・iCloud for Windowsの機能別設定方法
- 3iCloud for Windowsの使い方
- ・iCloud写真のダウンロードで友達と共有する
- ・iCloud Drive のファイル表示で他デバイスと共有する
- ・メール・連絡先・カレンダー・タスクを他と最新版で共有する
- 4iCloud for Windowsを使ってみよう
Windows用iCloudをWindows10で利用しよう
Windows用iCloudをWindows10で利用しましょう。Macの場合は標準でiCloudを利用できる機能が付加されていますが、WindowsOSにはデフォルトでは当然装備されていないのでWindows用アプリをダウンロードする必要があります。
WindowsOSでiCloudを利用する際は「iCloud for Windows」というWindows用アプリがあります。「iCloud for Windows」はWindows PCとiPhoneを併用するユーザーにとってはとても使い勝手が良い便利なアプリなので両方のデバイスを利用している人は「iCloud for Windows」の機能・使い方を理解して活用しましょう。
iCloud for Windowsでできること
iCloud for Windowsでできることをまとめて解説します。基本的にはクラウドストレージ「iCloud Drive」を通してファイルを同期共有できることが最大の特徴ですが、その他にできることとしてOutlookとiPhoneのデータ同期があります。
OutlookとiPhoneの双方の連絡先リストが同期されるのはもちろんですが、カレンダー(予定表)の同期、リマインダー(タスク)の同期、メモ(ノート)の同期がなされ、OutlookでiCloudのメールアドレスを使用できるようになります。
他には、インターネットブラウザのブックマークの同期、写真画像データの同期ができることが注目するべきポイントです。
また、iCloud Driveを通してiPhoneファイルの「Mumbers・Pages・Keynote」をMicrosoft Officeファイル「Excel・Word・PowerPoint」として利用できることもチェックするべきポイントです。
Windows10でiCloud for Windowsを利用する条件は?
次に、WindowsOSで「iCloud for Windows」を利用する条件をまとめました。
まず、PCのスペックとインターネット環境です。WindowsOSのバージョンはWindows Vista(SP2)以降が必須条件です。また、「iCloud for Windows」を安定して利用するにはインターネット環境としてWi-Fi環境を用意しましょう。
また、アプリ関係として「iTunes」「iCloud for Windows」のインストールが必要です。
「iCloud for Windows」にサインインする際はApple IDが必要になるので、iPhoneユーザーは改めて確認しておきましょう。
iCloud for Windowsのインストールと設定方法
「iCloud for Windows」のインストールと設定方法について解説します。
iCloud for Windowsのインストールの方法
「iCloud for Windows」のインストールの方法は簡単です。専用サイトからインストーラーをダウンロードします。
AppleのiCloudサイトからダウンロード
AppleのiCloud専用サイト(support.apple.com/ja-jp/HT204283)から「iCloud for Windows」のインストーラーをダウンロードしましょう。
iCloud for Windowsをインストール
「icloudsetup.exe」というファイル名のインストーラーがダウンロードされるので、ダブルクリックで立ち上げます。規約に同意して指示通りに手順を進めると「iCloud for Windows」をインストールできます。インストール後はWindowsを一度再起動する必要があります。
iCloud for Windowsの機能別設定方法
「iCloud for Windows」のインストールが完了したら、「iCloud for Windows」アプリを立ち上げてApple IDとパスワードでサインインします。
サインイン後、機能ごとに設定を行います。設定する機能・項目は「iCloud Drive」「写真」「Outlookとの同期」「ブックマーク」です。
iCloud Drive設定
「iCloud Drive」にチェックを入れると「iCloud Drive」と同期します。「iCloud Drive」の機能に関しては細かい条件が設定されているので、チェックを入れる前に、「iCloud Drive」の機能に関して良く確認しておきましょう。
機能の概要としては、ファイルを共有するユーザーを「人を追加」機能で招待して共同作業できるように設定します。
写真オプション設定
写真オプション設定は5つの項目がありますが、考え方としてiCloudの写真同期機能は3つの方式があります。「フォトライブラリ」「フォトストリーム」「写真共有」です。
基本機能である「フォトライブラリ」はiCloudのストレージに保存されたすべての写真・動画を共有する機能です。この項目にチェックを入れた場合は、「新しい写真およびビデオを自分のPCにダウンロード」「新しい写真およびビデオを自分のPCからアップロード」に任意にチェックを入れてそれぞれで使用するフォルダを指定します。
これに対して「フォトストリーム」は、iCloudのストレージを使わずにiPhone・iPadで最近30日間に撮影した写真およびビデオだけを共有します。「自分のフォトストリーム」にチェックを入れると、「iCloud photos」フォルダ内に「自分のフォトストリーム」フォルダが作成され、iPhone・iPadで撮影された写真が自動的にダウンロードされます。
「写真共有」はPCの写真を「写真共有」機能をオンにしたデバイス同士だけで共有する機能です。「iCloud 写真共有」にチェックを入れて使用するフォルダを指定し、そのフォルダ内に写真およびビデオを保存すると、「iCloud写真共有」をオンに設定したデバイス(iPhone・iPadなど)だけに自動転送します。
ブックマークオプション設定
ブックマークオプション設定は、ブックマークを同期するブラウザを指定します。「ブックマーク」にチェックを入れた後、「オプション」をクリックして任意のブラウザにチェックを入れます。チェックを入れたブラウザのブックマークがiPhone・iPadでも利用できるようになります。
Outlookオプション設定
Outlookオプション設定は、Outlookのすべての「カレンダー・連絡先・タスク」を同期するか、一部の「カレンダー・連絡先・タスク」を指定して同期するか選択できます。「連絡先、カレンダー、およびタスク」にチェックを入れて有効にした後、設定を行います。
iCloud for Windowsの使い方
「iCloud for Windows」の使い方について解説します。基本的に前述の設定に基づいてiCloudサービスを利用できます。
iCloud写真のダウンロードで友達と共有する
「iCloud for Windows」の設定で「写真」機能を有効に設定すると、エクスプローラー上に「iCloud photos」という専用フォルダが作成され、iCloudにアップロードされる写真およびビデオデータがダウンロードされます。iPhone・iPadで撮影された最新の写真およびビデオを共有できます。
オプション設定で「フォトストリーム」をオンに設定した場合は、「iCloud photos」フォルダ内に「自分のフォトストリーム」フォルダが作成され、「フォトストリーム」機能で共有される写真およびビデオデータを閲覧できます。
iCloud Drive のファイル表示で他デバイスと共有する
「iCloud Drive」に保存されたファイルをエクスプローラーを通して表示・共有できます。エクスプローラーウインドウの左側メニュー一覧に「iCloud Drive」のフォルダが表示され、いつでも「iCloud Drive」の保存データにアクセスできます。
「iCloud Drive」の保存されているファイルは自動で同期されるので、他のデバイスともリアルタイムで最新ファイルを共有できます。
メール・連絡先・カレンダー・タスクを他と最新版で共有する
「iCloud for Windows」の設定で「連絡先、カレンダー、およびタスク」にチェックを入れて有効にすると、同期しているデバイス同士で「メールアカウント・予定表・タスクメモ」を共有できます。Windows PCではOutlookの左側の項目一覧に「iCloudメールアカウント」が表示されます。
iCloud for Windowsを使ってみよう
Windows用iCloudアプリ「iCloud for Windows」をインストールして便利機能を活用しましょう。Windows用iCloudアプリ「iCloud for Windows」でできること・可能性を良く理解してWindows用iCloudアプリ「iCloud for Windows」の使い方をマスターしましょう。
Windows用iCloudアプリ「iCloud for Windows」の使い方は簡単です。Windows用iCloudアプリ「iCloud for Windows」をiCloud専用サイトからインストールしてApple IDでサインインし、設定画面で有効にする機能にチェックを入れるだけです。