フードパスポート(FOOD PASSPORT)の使い方とメリットや特徴を解説!
フードパスポートは月額980円で月に10回使用できるサービスです。利用できるお店には話題のお店や有名店も含まれており、かなりお得なサービスとなっています。なぜフードパスポートを利用することでここまで安くお店を利用できるのかを調べました。
目次
- 1フードパスポート(FOOD PASSPORT)とは?
- ・サービスの特徴
- 2フードパスポート(FOOD PASSPORT)のメリット
- ・低予算で外食できる
- ・行列のできる有名店の料理が食べられる
- ・友人と一緒に使える
- 3フードパスポート(FOOD PASSPORT)の使い方
- ・アプリをダウンロードする
- ・おまかせメニューを検索する
- ・店舗で注文する
- 4フードパスポート(FOOD PASSPORT)の注意点や特徴
- ・月額料金
- ・支払方法
- ・1日1店舗の利用
- ・利用できるエリア
- ・未成年の利用
- ・アレルギー反応の異常が発生した場合
- ・食中毒の場合
- ・解約した場合
- ・会員登録削除した場合
- 5フードパスポート(FOOD PASSPORT)を使って食事しよう!
フードパスポート(FOOD PASSPORT)とは?
日本では、まだ食べられるのに捨てられる食品ロスというものが年間643万トンあると言われています。これは政界全体の食糧援助量の約2倍にあたるとされ、社会問題となっています。しかし、飲食店では仕込みすぎたり、キャンセルが出たりして食材が無駄になってしまうことが多々あります。この無駄になってしまう食材を余剰食材といいます。
飲食店ではどうしても余剰食材が発生することも多いのですが、その余剰食材をシェアリングするサービスに「フードパスポート」があります。フードパスポートは株式会社REARSが運営している月額定額制のサービスです。フードパスポートを利用することで、余剰食材のシェアリングによって破棄の削減に協力できます。
また、月額料金である980円の一部を寄付することができ、食事を楽しみながら社会貢献できるうれしいサービスです。また、現在は関西圏を中心に対応しており、利用可能店舗は485店舗となっています。以下では、フードパスポートのサービスの特徴、使い方について紹介します。
サービスの特徴
フードパスポートは飲食店のおまかせメニューとユーザーをマッチングさせる余剰食材のシェアリングサービスで、月額定額制が特徴となっています。来店ごとに、原則ワンドリンクオーダー制で、1日1店舗までの利用が可能です。飲食店側では利用料金0円で余剰食材を使用したおまかせメニューを提供して、ユーザー側は月額980円を支払うことで月に10回まで外食を楽しめ、スマホがあれば使い方は簡単です。
飲食店の余剰食材をシェアリング
フードパスポートを利用することで飲食店の余剰食材をシェアリングできます。ユーザーは余剰食材を使ったおまかせメニューを食べることができ、飲食店側にとっても余剰食材の破棄の削減につながります。この余剰食材のシェアリングがフードパスポートを使えば安く食事をできる特徴となっています。
フードパスポート(FOOD PASSPORT)のメリット
フードパスポートには低予算で外食できること、使い方が簡単なことなど、有名店の料理が食べられることなど、いくつかのメリットがあります。メニューは飲食店のおまかせになりますが、有名店のメニュー人気メニューを食べることができます。
低予算で外食できる
フードパスポートは月額980円で月に10回まで利用できます。10回使えば1食98円と低予算で外食できることが特徴です。1000円前後のメニューをお得に食べられます。外食時の出費を気にせず様々な料理をお得に楽しめるメリットがあります。毎月の外食による費用が多く悩んでいる方におススメのサービスです。しかし、メニューは店側におまかせな点、ワンドリンクオーダー制のため利用の際は注意が必要です。
行列のできる有名店の料理が食べられる
フードパスポートにはグルメサイトで高評価のお店や行列のできる有名店の料理も多数掲載されており、また、フードパスポート限定のメニューも食べることができます。和洋中なんでもそろっており、また、同じ店舗でも日によってメニューが変わるため、いろんなジャンルのメニューを楽しめます。新しいお店の開拓を楽しみたい方にもピッタリのサービスといえます。
友人と一緒に使える
フードパスポートは友人と急な飲み会が決まった時、女子会で利用するお店を探している時など、様々なシーンで利用できます。1アプリごとに1メニュー提供しており、その時に集まった各自がフードパスポートのアプリを入れておけば一人一人がお得に食事ができます。みんなでアプリのシェアをすることはできません。
フードパスポート(FOOD PASSPORT)の使い方
フードパスポートの使い方はアプリのダウンロード、メニューの検索、店舗で注文の3ステップと非常に簡単です。以下ではアプリのダウンロードから料理の注文までを詳しく説明します。
アプリをダウンロードする
フードパスポートを利用するためには、まず専用アプリをダウンロードします。アプリのダウンロードは無料となっており、App StoreもしくはGoogle Playからフードパスポート、もしくはFOOD PASSPORTと検索します。ダウンロード後、定期購入で980円(税別)を支払います。支払いはクレジットカード決済が必要になります。
おまかせメニューを検索する
月額料金を支払った後で、アプリ内でおまかせメニューを検索します。お店側でアップしている今日のおまかせメニューを一覧できます。また、GPSで現在地から近いお店を検索したり、食べたいメニューから検索したりも可能で、食べたい料理やお店を見つけましょう。
魚が食べたい、お肉が食べたいなど、その日の食べたい食材でメニューを決められます。検索するだけでも近くにこんなお店があったと新しい発見もあり、楽しめること間違いなしです。食べたい料理や利用店舗が決まったら、アプリから予約しましょう。
店舗で注文する
予約をしたら実際に店舗に行きます。実際に来店し、注文ボタンを押した画面を店員さんに提示すれば、フードパスポートに掲載されているメニューが1日1回食べられます。アプリの使い方も簡単です。
フードパスポート(FOOD PASSPORT)の注意点や特徴
フードパスポートを利用する際の月額料金や注意点をまとめました。フードパスポートは使い方は簡単なアプリですが、実際の飲食店を利用してサービスを受けることになりますので、メリットも特徴もしっかりと把握しておきましょう。
月額料金
フードパスポートの月額利用料金は980円となっています。以前は月額で2980円でしたが大幅に値下げされ、より気軽に利用できるメリットがうまれました。ただし注意点としてワンドリンクを注文することが決められており、お店のチャージ料金、付き出し料金などは別料金となっています。
支払方法
FOOD PASSPORTの月額料金の支払方法は事前にクレジットカードでの支払いとなっています。登録日に30日分の月額料金を前払いで支払う形となっています。
1日1店舗の利用
FOOD PASSPORTの利用回数は、月額2980円の時には一日一店舗までとなっていました。しかし、値段が改定されて月額980円になってからは一か月で10回の利用となっています。これは以前からFOOD PASSPORTを使っており、特に毎日利用していた人にとってはマイナスです。
しかし、実際に毎日FOOD PASSPORTの使える飲食店で外食する人はそこまでいないと想像でき、月額料金が下がったことでより多くの人にとってはメリットになったのではないでしょうか。
利用できるエリア
フードパスポートを利用できる飲食店は関西(近畿2府4県)が中心となっていましたが、今後は関東やほかの地域でも順次拡大する予定となっています。
未成年の利用
フードパスポートは未成年でも利用することは可能です。ただし「親権者その他の法定代理人の同意を得たうえで」利用することが可能となっています。
アレルギー反応の異常が発生した場合
フードパスポートを利用した飲食店でアレルギー反応を起こしてしまった場合は、フードパスポートからの保証はありません。特にアレルギーをお持ちの方は事前に飲食店が提供している料理を調べておくことをおすすめします。
食中毒の場合
フードパスポートを利用した飲食店で食中毒が発生した場合も、フードパスポート側に賠償責任はないものと考えられています。万が一食中毒の被害にあった場合には、すぐに最寄りの病院に通院する、保健所に届け出るなどの対策をとりましょう。
解約した場合
利用月の途中で解約を行った場合でも、日割りによる返金は一切されません。解約はアプリ上で行うことができ、解約した翌月以降は月額料金の発生がありません。解約の手順は、アプリを立ち上げて、画面左上のメニューボタンから「サービスの解約」に移動し「サービスを解約する」ボタンをタップするだけで行うことができます。
会員登録削除した場合
フードパスポートの会員登録を一度削除すると、以前の情報はすべて消えてしまいます。当然ですがフードパスポートからの飲食店の予約もできません。ただし、会員登録を削除してもアプリを見ること、飲食店の検索は可能です。
フードパスポート(FOOD PASSPORT)を使って食事しよう!
大阪府では、飲食店や小売店をパートナーシップ事業者と様々な取り組みを連携するために「おおさか食品ロス削減パートナーシップ制度」を創設し、ITサービス事業者として初めてフードパスポートが認定されています。メディアからも注目されているフードパスポートは、1日1回、毎月10回までお店の余剰食材を使ったメニューを楽しめる月額定額制のサービスです。
現在は関西圏が中心ですが、今後は関東・中部・九州エリアにも順次対応していく計画もあり、ますますフードパスポートを気軽に楽しめるでしょう。余剰食材の破棄を削減したい飲食店側と食事を楽しみたいユーザー側をマッチングさせ、どちら側においてもメリットが大きいといえます。
気になっていたけど行く機会がない飲食店で食事をするきっかけにもなり、また、様々なメニューが提供されているため、だれもが楽しめます。食材のシェアリングで低予算でなおかつ食品ロスを削減できるフードパスポートを使って、ぜひ食事をしましょう。