貯金アプリfinbeeとは?仕組みや使い方とメリットデメリットを解説!
finbeeとは貯金のためのアプリです。貯金はなかなか始めようと思ってもできません。そこでfinbeeを使うことによって日常の習慣の中で貯金をすれば始めたくてもできない人でも気軽に貯金ができます。finbeeのp仕組みや使い方を解説します。
目次
finbeeとは?
finbee(フィンビー)とは銀行口座と連動したアプリです。貯金アプリと呼ばれるもので、使い方は簡単です。具体的には日常の習慣で貯金をするルールを設定することで、「今日から貯金するぞ」と頑張らなくても毎日の生活の中で自然に貯金ができる仕組みとなっているのが特徴です。
貯金アプリですので、使い方よって危険はないのかと心配になるかもしれませんが、セキュリティには重点を置いていますのでその点は安全で危険はありません。一部の場合を除いて手数料も必要ありません。
貯金アプリ「finbee」の仕組み
finbeeの仕組みとは銀行口座と連携することによって、その金融機関にfinbee専用の口座が作られます。その口座へ自動的にお金が入金される事で使い方を特に意識しないでも毎日生活しているだけで貯金ができる仕組みとなっています。
finbeeの利用料は無料!
finbeeは無料アプリですので基本的に無料で利用することができますが、使い方によっては振込手数料が発生する場合があります。無料アプリでもお金を扱うものなので安全性には定評があり、危険はありません。
銀行側で振込手数料が発生する場合がある
finbeeは利用料がなく無料で利用できます。ただし、みずほ銀行と連携している場合は仮貯金を貯金先口座へ振り替える際に以下の条件を満たす時に銀行側の振込手数料が発生します。貯金元口座から貯金先口座への資金移動が「振込」の場合、みずほマイレージクラブ「うれしい特典」の「お取引条件」を満たしていない場合です。
みずほ銀行では手数料が発生する場合もあるので、利用の際はメリット、デメリットを確認しましょう。
finbeeは安全?危険性はないの?
finbeeは銀行と連携するアプリなので他のアプリよりも安全性はどうなのか、危険性はないのかといったセキュリティが気になります。finbeeがセキュリティ対策に対してどのような取り組みを行っているのか、調べてみました。
結論から言えば、finbeeの安全性に問題はありません。使っていても危険はないアプリといえます。下の方になぜfinbeeは安全なのか、危険性はないのかを説明しています。
finbeeを運営している会社
finbeeは「株式会社ネストエッグ」が運営しています。株式会社ネストエッグは、決済金融分野に強みをもつインフキュリオングループの事業会社です。金融に強い企業ですのでアプリとしてのfinbeeの安全性、ハッキング、ウイルスの危険は十分に対処されています。
ベンチャー企業ですのであまり聞いたことのない会社かもしれませんが、金融系の会社ですのでアプリを使う際の安全性、危険に対する意識は問題ありません。
finbeeのセキュリティへの取り組み
finbee公式サイト(https://finbee.zendesk.com)によれば、finbeeは安全のために通常のアプリの何倍ものセキュリティ対策が行われています。
金融機関との通信はすべて暗号化しており、第三者が盗み見ることはできません。また、システムはFISC安全対策基準に適合したAmazon Web Servicesを利用しております。
データには厳格なアクセス制御が施され、インターネットから隔離されたセグメントにて全て暗号化して保存しています。
データや情報資産へのアクセスについては制限を設け、大手金融機関のシステム構築経験のあるメンバーらによって構築された情報セキュリティマネジメントシステムのもと管理、運用を行っております。弊社の情報セキュリティマネジメントシステムはISO27001(ISO/IEC 27001:2013)の認証を取得しており、国際標準規格に則った管理体制であることが第三者機関によっても認証されております。
これだけの危険への対策は、通常のアプリでは行われていません。金融系のアプリの中でも安全性の面では問題ないと言えます。
finbeeの使い方
毎週決められた額の貯金、おつりの貯金、歩いた歩数での貯金、よく行く場所に近づいたら貯金、デビットカードの使用上限の空いた額を貯金、気が向いた時にアプリから貯金等、様々な方法で貯金ができます。基本的には手数料も必要ありません。
会員登録をする
まずはiPhoneであればAPPstore、AndroidであればGooglePlayからfinbeeのアプリをダウンロードします。会員登録の方法は、メールアドレスだけで簡単に登録できます。新規登録にはパスワードの設定が必要です。万が一の事を考えて他のアプリと同じパスワードにしないようにしましょう。
貯金の目的を設定する
次に設定する項目は、貯金を何のために行うのか、いつまでいくら貯めるのかを設定します。目標を設定しておけば貯金のやる気も出てきます。「買い物」や「旅行」など、目標が多数あれば複数の目的を同時に設定できます。設定数は限りがありませんので、今すぐでなくても「いつかやりたい」と考えていることでも登録しておくことができます。
貯金のルールを設定する
finbeeにはいくつかのルールの中から、自分に合ったルールで貯金方法を設定できます。
主な内容としては毎週決められた曜日に1,000円を貯金のように貯金する頻度と金額を設定し、自動で貯金する使い方「つみたて貯金」1000円を設定した場合、カード利用が800円だったら200円を貯金するカード決済額の端数の金額を自動で貯金する使い方「おつり貯金」があります。
Appleヘルスケアアプリとfinbeeを連携して1日に歩いた歩数に応じて貯金する「歩数貯金」例えば1日1万歩以上歩いたら1,000円を貯金するのように金額も歩数も設定できます。
よく行く場所などを1つfinbeeに登録し、その登録した場所の近くに近づいたら1日1回まで自動で貯金する「チェックイン貯金」スポーツジムに行ったら500円を貯金のように場所と金額を設定できます。
毎日行く場所の会社や学校を設定しておけば効率的に貯金できます。この設定を使用するためには位置情報サービスの利用をONにする必要があります。
あらかじめひと月にデビットカードで使う上限金額を設定してその月のカード利用金額との差額を貯金する「空き枠貯金」は例えば10万円を設定した場合、カード利用が8万円だったら2万円を貯金するように設定できます。
その他にも、アプリ上のボタンから、気が向いたときにいつでも好きな額をその場で貯金できる「ワンタップ貯金」オンライン家計簿「Zaim」に入力した支出に対して、おつり貯金や空き枠貯金ができる「Zaim」貯金、自分で自由に決めたルールで貯金するマイルール貯金があります。それぞれに基本的には手数料は必要ありません。
銀行口座の設定をする
finbeeを利用するためには、銀行口座を設定する必要があります。銀行内に貯金専用の「finbee専用口座」が作られるので、その月に使いすぎて貯金ができないこともありません。開設の際に手数料もありません。
対応している金融機関
対応している金融機関とは、finbeeで貯金のできる金融機関のことを言います。具体的には
- 住信SBIネット銀行
- みずほ銀行
- 千葉銀行
- 北洋銀行
- 第四銀行
- 伊予銀行
- 百五銀行
- 中国銀行
- 東邦銀行
- 武蔵野銀行
この中に使っている銀行がなければ、貯金専用の口座を作る事をおすすめします。ほとんど下ろさない貯金専用の口座を作れば、貯金もコツコツ貯まっていくはずです。この中であれば「住信SBIネット銀行」がネット上で口座を開設できます。
みずほ銀行を使っている方も使い方によっては手数料が必要になるので、「住信SBIネット銀行」を開設するのをおすすめします。
貯金を始める
finbeeではルールの設定が完了すればその後はルールにのっとって自動で貯金が始まります。このルールとは、どのタイミングで貯金を行うかのことです。貯金はいざ始めようと思ってもなかなか習慣になっていないとできません。その習慣をfinbeeを使うことによってアプリで自動化にしてしまえますので、誰にでも貯金を始められます。利用の際に手数料もありません。
貯金したお金を使う
finbeeに貯金したお金を使いたいときにはfinbeeの口座から、貯金元口座へ一度貯金を戻します。 達成した目的のお金を引き出す場合はfinbeeアプリから該当の目的をタップ、貯金元口座に貯金を移すを選択します。この際に手数料は必要ありません。
貯金途中の目的を引き出す場合は該当の目的から画面右上の「…」マークから貯金を取り崩すをタップ、取り崩したい金額を入力してテンキー右下の「完了」から「取り崩す」を選択します。
finbeeのメリット・デメリット
finbeeとは銀行口座と連動した自動貯金サービスで、貯金が苦手という方の強い味方です。利用するにあたって使い方とメリットとデメリットを知っておくことが大切です。利用前にしっかりとメリット、デメリットを理解しておけば、非常に便利なアプリです。メリットとデメリットは以下のようになります。
finbeeのメリット
finbeeは貯金がなかなか続かないという悩みを解決してくれるアプリです。銀行口座と連携することで、その金融機関内に貯金専用のfinbee専用口座が作られ、その口座にお金が貯まっていく便利な仕組みになっています。利用料も無料で、スマホを持っている方ならどなたでも手数料は無料で簡単に利用できます。
強制的に貯金ができる
finbeeとは自動貯金アプリなので、口座と連携するだけで強制的に貯金ができます。決まった歩数を歩いた時に貯金される歩数貯金、あらかじめ登録してある場所に近づくと自動的に指定の金額が貯金されるチェックイン貯金など、どういった場合に自動貯金するかというルールを自分で設定できます。
強制的に貯金がされるため、貯金が苦手な方や貯金ができないズボラな方でも簡単に貯金を続けられ、難しい使い方もなくお金を貯められます。
複数人で共有できる
finbeeには自分一人での貯金だけではなく、複数人での利用も可能なシェア貯金というものがあります。シェア貯金とは家族やカップルなど、一緒に貯金できるため、家族旅行のための資金を貯めたい時、結婚資金を貯めたい時などにも、協力し合いながら貯金を続けられます。利用の際に手数料はありません。
一人で貯金するよりも複数人で共有しながら貯金することで、お金を貯める楽しさだけではなく、目標金額を早く達成できます。複数人で共有すること、目標を設定することで、モチベーションを保てるというメリットもあります。
ただし、本当に信用できる人たちとシェアしなければ悪用の恐れもあります。安全のためにも、しっかりと危険への対策は行いましょう。
管理が簡単
口座を複数作ってしまうと、管理が面倒になってしまうことも少なくありません。しかしfinbeeは複数の銀行口座を作成する必要がなく、finbee一つで簡単に管理できます。貯金の目的を複数設定できるので、「旅行代金と友達への誕生日プレゼント代のどちらも貯めなければいけない」という場合も目的を分けて設定できます。
貯金目的を分けることで簡単な使い方で貯金額や貯金ペースなどを把握しやすくなります。
ポイントが貯められる
finbeeには毎月ポイントがもらえるというメリットがあります。ポイントとは、当月分の貯金総額に対して0.1%分のポイントが付与されます。1ヶ月で10,000円貯めた場合は10ポイント貯まるといった仕組みで、貯まったポイントはAmazonのギフト券と交換できます。
銀行の普通預金の金利は0.1%未満のところも多いことから、明らかに高い利回りといえます。ポイント付与の上限が月に100ポイントで、年間120万円で1200ポイントになります。finbeeは自動で貯金ができるだけではなく、ポイントももらえるというメリットがあるお得なアプリです。
ポイントは1年間という有効期限があるので注意が必要ですが、毎月ポイントを獲得していくと有効期限が延長されていくという仕組みになっています。finbeeの使い方であればポイントは毎月獲得できます。
finbeeのデメリット
finbeeには多くのメリットがありますが、デメリットも2つほどあります。それはfinbeeに対応している銀行口座がまだ少ないこと、スマホでのみ利用できるということです。デメリットの詳細は以下の通りです。
対応している金融機関が限定されている
一つ目のデメリットは、対応している金融機関が限定されているということです。利用できる銀行は上記の通りです。そのため、finbeeを利用するにはいずれかの銀行口座を開設しておく必要があります。ネット銀行は住信SBIネット銀行のみ、大手銀行はみずほ銀行のみとなっており、充実しているとは決していえませんが、これから利用できる銀行が増えていく可能性はあります。
finbeeの利用にはスマホが必要
二つ目のデメリットは、finbeeはスマホのアプリなので、利用するにはスマホが必要ということです。パソコンからの利用もできないため注意が必要です。しかし、最近はスマホが普及しており、使えないという方は少ないと思われるため大きなデメリットではないといえます。
finbeeで貯金をしよう!
なかなか始めたくても始められないのが貯金ではないでしょうか。そこでfinbeeを使うことによって貯金を生活の中で仕組み化することができます。ダイエットでも貯金でも一度仕組み化してしまえば後は自分の頑張りだけです。また、finbeeはみんなで共有できるので、一人では貯金を続けられない人でも、みんなで始めれば続けやすいのではないでしょうか。
finbeeのメリットは貯金を仕組み化できることですが、デメリットとしては、スマホを持っていないと使えない、限られた銀行としか連携できないなどがあります。対応銀行はこれから増えていきます。finbeeは貯めていたお金を出金する時も簡単に行うことができます。finbeeはお金に関わるアプリですので、安全面は最も重視しています。
少しでも危険を減らすためにも、パスワードは他のアプリと同じにしない事が重要です。使い方も簡単ですので、貯金を始めたいと思っている方の強い味方になります。お金に関わるアプリですので、メリットとデメリットをしっかりと把握しましょう。