DAZNのデータ通信量はどのくらい?データセーブ機能や画質調整方法は?
DAZNのストリーミング動画はご自身で動画の画質を落とすなどの通信量を調整することができないので注意して下さい。本記事で紹介したデータセーブモードを利用することで、DAZNのデータ通信量を節約、調整しながらDAZNのストリーミング配信を楽しむことが重要です。
目次
DAZNを視聴する際の通信速度や画質は?
DAZNをみなさんご存知でしょうか?DAZN(ダゾーン)とはスポーツ専門の有料動画サービスです。月額料金は1,750円(税別)、またDoCoMoユーザーは980円(税別)で利用することが可能です。
月額料金を支払えば、130種類以上のスポーツ試合を年間10,000試合以上視聴することができます。配信しているスポーツのジャンルも幅広く、Jリーグをはじめ、JPBA(プロ野球)、ヨーロッパサッカー、メジャーリーグ野球、UFCをはじめとする総合格闘技など、その他多数のスポーツコンテンツを配信しています。
DAZN(ダゾーン)には番組表があり、ライブでスポーツコンテンツを配信しているため、いつでもオンタイムで世界中のスポーツコンテンツが視聴可能、徐々に人気を高めていきます。
本記事ではこれからDAZN(ダゾーン)を利用する予定の方が気になる、DAZN(ダゾーン)を視聴する上でのパケット通信量についてご紹介します。本記事では実際にDAZN(ダゾーン)を視聴し、どれくらいのデータ通信量が必要かを検証しました。
またDAZN(ダゾーン)には、"データセーブモード"と呼ばれる、パケット通信量を節約することのできるモードが搭載しています。データセーブモードを利用した時の画質やデータ通信量なども本記事後半で紹介していきます。
動画の画質・推奨通信速度
まずはDAZN(ダゾーン)を視聴する際の動画の画質からご紹介します。DAZN(ダゾーン)のストリーミング動画配信の画質は下記の通りです。
ストリーミング配信の画質 | DAZN推奨ネット通信速度環境 |
標準画質(720p) | 5.0Mbps |
HD画質(1080p) | 9.0Mbps |
DAZNの画質は自分で調整・落とすことはできない
上記で紹介したDAZNのストリーミング配信の画質は、自分で調整(落とす)することができないので注意が必要です。ご自身が利用しているネット通信環境によって、DAZNのネットストリーミング配信の画質は自動で調整されるため、4G(LTE)回線クラスの通信環境の場合は、自動的にHD画質に切り替わる仕組みになっています。
この数値からもわかるように、外出先でWi-FI接続がない状況であれば、かなりのパケット通信量がかかるということがわかります。自分で画質を落とすことができない状況で、なおかつパケット放題プランに未加入の場合は、DAZNを視聴する際は十分に気をつける必要があるということです。
DAZNのデータ通信量はどのくらい?
実際にDAZNを視聴する上でのデータ通信量(パケット通信量)はどのくらいかかってしまうのかを検証してみました。これらのデータは、一概に全てのユーザーと同じ条件というわけではありませんが、1つの目安として憶えておくと、パケット通信量の節約に繋がります。
本章ではWi-FIの場合のデータ(パケット)通信量と、4G(LTE)回線を利用した場合のデータ(パケット通信量)を別々に分けてご紹介していきます。
Wi-Fiの場合
本記事では光回線ケーブルを利用したWi-FI接続で、実際にDAZNを何度か視聴した結果を公表しています。前述しましたが、ストリーミング配信の内容や、ユーザーそれぞれの状況によって、今回の結果が同じではありません。1つの目安として憶えておく程度に留めておいてください。
TEST 1 | 1721MB/30分 | 3321MB/1時間 |
TEST 2 | 1698MB/30分 | 3301MB/1時間 |
TEST 3 | 1629MB/30分 | 3290MB/1時間 |
TEST 4 | 1601MB/30分 | 3121MB/1時間 |
TEST 5 | 1701MB/30分 | 3257MB/1時間 |
上記のように、ストリーミング配信により対象の誤差が発生していますが、1時間あたりのデータ通信量は3.2GBから3.4GB未満という結果が出ています。
4G(LTE)の場合
続いて4G(LTE)回線でのデータ通信量測定結果を確認していきましょう。今回の計測は、海外の4G(LTE)回線で実践してみたため、日本のデータ通信量と多少誤差がある可能性があります。
TEST 1 | 1202MB/30分 | 2408MB/1時間 |
TEST 2 | 1231MB/30分 | 2462MB/1時間 |
TEST 3 | 1221MB/30分 | 2441MB/1時間 |
4G(LTE)回線の場合は上記のデータ通信量の数値となりました。このデータ通信量は、パケット放題を契約していない、格安SIMを利用している場合は、すぐにパケット通信量の上限に達してしまう値です。
DAZNのデータ通信量を節約するデータセーブ機能
本記事最後の本章ではDAZNのデータ通信量を節約(落とす)することのできる"データセーブ機能"についてご紹介していきます。
データセーブ機能とは
DAZNにはデータセーブ機能が搭載されています。ご存知のない方も多いと思いますので、データセーブ機能とはどういった機能なのかをご説明していきます。
DAZNアプリでパケット使用量を節約できる
DAZNのスマートフォン専用アプリに搭載している"データセーブ機能”は、外出先などで、通信量を節約しながらDAZNのストリーミング配信を視聴したい方のための機能です。データセーブ機能をONにしておくことで、ストリーミング配信の画質は落とすことになりますが、通信量を大幅に節約することが可能です。
データセーブ機能をオフにした場合の通信量
実際にデータセーブ機能をオフにした状態のデータ通信量を計測してみました。
TEST 1 | 1202MB/30分 | 2408MB/1時間 |
TEST 2 | 1231MB/30分 | 2462MB/1時間 |
TEST 3 | 1221MB/30分 | 2441MB/1時間 |
データセーブ機能をオンにした場合の画質
続いてデータセーブ機能をオンにした状態でのデータ通信量を確認してください。これは前章で紹介したデータ通信量と同じデータ計測結果です。データセーブ機能をオンにした状態でのデータ通信量を比較に利用してみてください。
TEST 1 | 190MB/30分 | 380MB/1時間 |
TEST 2 | 201MB/30分 | 402MB/1時間 |
TEST 3 | 176MB/30分 | 352MB/1時間 |
このように、データセーブ機能を利用すると、データ通信量は1/6程度に節約することが可能になりました。ですが、引き続き大きなデータ通信量ではあるため、DAZNのストリーミング配信を利用する場合は、なるべくWi-Fiを利用して視聴することをおすすめします。
どうしても外出先でDAZNを視聴したい場合は、データセーブ機能をオンにして楽しんでください。
データセーブ機能のオン/オフ設定
データセーブ機能のオン/オフ設定の手順は、DAZNアプリを起動し、スクリーン下のメニュータブから"その他"を選択し"データセーブ”をタップしてください。
モバイルネットワーク・Wi-Fi別に設定できる
データセーブ設定画面では、モバイルネットワーク(キャリア回線3G/4G/LTE)とWi-Fiそれぞれで別にデータセーブ設定することが可能です。外出先でモバイルネットワーク(キャリア回線3G/4G/LTE)接続の時にだけ、データセーブモードをオンにすることも可能です。
外出先では画質を落とす形でデータセーブモードに設定して通信量を節約し、Wi-FI接続時はHD画質でスポーツの試合を楽しむということも可能です。また一度セーブモードを設定してしまえば、設定変更をしなければ設定が維持できるので、その都度設定を変更しなくても良いので非常に便利です。
DAZNのデータ通信量を節約するために設定を見直そう
DAZNのストリーミング動画はご自身で動画の画質を落とすなどの調整をすることができないので十分に注意してください。パケット放題プランを利用している方でも、プランによっては上限50GBなどと決まっているプランもあるので、DAZNを視聴する際は、ご自身の携帯プランをしっかりと確認した上で視聴してください。
本記事で紹介したデータセーブモードを利用することで、DAZNのデータ通信量を節約(落とす)、調整しながらDAZNのストリーミング配信を楽しむことが重要です。