DAZNをテレビで見る方法！対応テレビ以外の視聴方法や画質について解説！

DAZNはサブスクリプション型スポーツ専門ストリーミング動画配信サービスであり、定期購読のスポーツ動画サービスです。パソコンでも視聴することができますが、大画面のテレビで見る方が迫力があります。そのため、対応テレビや画質の良さを知っておく必要があります。

DAZNをテレビで見るためには2つの方法があります。対応テレビで見る方法と視聴できるようにテレビで出力させる方法です。どちらの方が良いかは画質などを鑑みてご自身でお決めください。

DAZNをテレビで見るためにはテレビがインターネット接続できるスマートテレビである必要があります。またスマートテレビの中でもDAZNに対応しているAndroidTV(SONY等)、LG Smart TV (2014+)、Pnasonic SmartTV(2014+)、Sony Smart TV(2014+)、DIGAブルーレイディスクレコーダー、SHARP　AQOSココロビジョンプレーヤー（AN-NP40のみ）である必要があります。

もし、お持ちのスマートテレビがDAZNに対応していなければFire TV シリーズ、ゲーム機、Chromecast（ミラーリング）、Apple TV、ひかりTVと言った追加端末を使ってDAZNをテレビで見ることもできます。

追加端末を使ってしまうと別途利用料金を支払うことになりますので、少しでも節約したいとお考えの方はテレビに出力して視聴する方法をおススメします。端末とテレビをHDMIケーブルでつなぐだけですので、すぐにDAZNをテレビで見ることができます。

ただし、iPhoneやiPadにはHDMI端子が無いため変換ケーブルが別途必要となります。この変換ケーブルが少し高いのでiPhoneやiPadを使っている方は追加端末を契約した方が良いかもしれません。

DAZNをテレビで見るのは臨場感を高める以外に画質の良さも求めることが理由として挙げられます。DAZNをテレビで見ることができたとしても画質が悪いのであればテレビで見れることにはなりません。このDAZNをテレビで見ることは価値のあることなのでしょうか。

残念ながらDAZNの画質はテレビや追加端末などの各デバイスで設定できるものではありません。そもそもテレビには高画質(HD)と標準画質(SD)がありますが、この画質切り替えはテレビ配信されている動画に適用されます。DAZNはテレビ配信ではなくインターネット配信されているものですので画質を設定できません。

DAZNの画質設定は視聴する際に使うインターネット回線の速度によって自動的に変更されます。つまりテレビ本体や端末自体に問題があるのではなく使っているインターネット回線によって高画質のDAZN動画が視聴できるか決まるということです。

DAZNではインターネットの通信速度が5Mbps程度であれば標準画質（720p）で視聴することができます。一方、通信速度が9Mbps以上であれば高画質（1080p）で視聴することができます。よって、DAZN動画を高画質で見るためには常に通信速度が9Mbps以上になるインターネット環境を作り上げておく必要があります。

DAZNの画質を上げるためには端末の性能ではなく、インターネット回線の速度を9Mbps以上にする必要があります。つまり、DAZN動画の画質を上げるためにはすでに使っているインターネット回線を調べ、必要に応じて回線経路を改善して行かなければなりません。

現状のインターネット回線の速度を計測するためにはWEB上で計測するか、アプリを使えば簡単に計測することができます。例えばUSENスピードテストは無料で回線速度を計測できます。しかしスマホなどには対応していませんのでスマホなどの回線速度を計測するためには「Speedcheck Internet Speed Test」などのアプリを使うといいでしょう。

インターネットの通信速度は時間帯によって大きく変わります。そのためインターネットの通信速度を計測する際には時間帯を変えて計測しましょう。どの時間帯でも通信速度が9Mbps以上であればインターネット回線としては問題なくDAZNを楽しめることになります。

インターネット環境が悪く通信速度9Mbps以上が出ていない場合は改善の余地があります。お使いのインターネット環境がWi-Fi通信であれば有線接続に比べて30％から50％ほど通信速度が落ちています。また、2年ほど使うとWi-Fiルーターが古くなってしまっているので買い替えをおススメします。

DAZNを視聴する場所からWi-Fiルーターが設置されている場所が離れている場合は中継機を置くとよいでしょう。理想としてはDAZNを視聴する端末とWi-Fiルータ―との直線距離の中間に設置することが望ましいです。

DAZNを視聴するだけでなく他の動画も見る際にも有線接続は安定した通信速度で楽しむことができます。パソコンやテレビ、追加端末に接続するだけですので設置は簡単です。しかし、対応OSや端末にLANポートがついていない場合は別途購入しなければなりません。

もしWi-Fiルータ―とテレビが近い距離にあるのであればルータ―とテレビを直接有線接続しましょう。これだけで通信速度は大きく改善することができます。LANケーブル自体の価格はかなり安くなっているので手軽に購入できます。

Wi-Fi環境を改善し、有線接続にもしたが通信速度が9Mbps以上にならない場合は使用しているインターネット回線を見直す必要があるでしょう。インターネット回線(プロバイダ)そのものをより高速なものに変更したり、プランを変更することでインターネットの通信速度は改善できます。

テレビによってはHD(高画質)に対応していないテレビもあります。せっかくインターネット回線を改善したとしても肝心なテレビが受け入れてくれないのであれば意味がありません。そのため最初にお使いのテレビがHD対応テレビであるか確認しておくとよいでしょう。

DAZNをテレビで見るためにはインターネット接続ができるスマートテレビが必要になります。対応テレビを用意していただくことになりますが、代表的な対応テレビとそれらの使い方にはどういったものがあるのでしょうか。DAZN対応テレビについて簡単に触れておきましょう。

DAZNの対応テレビ、とりわけインターネット接続できるスマートテレビはAndroid搭載テレビと呼ばれることもできます。DAZNが視聴できる対応テレビはメーカーで分けて3種類に大別できます。それぞれがDAZNを視聴できることは言うまでもありませんが使い方が微妙に異なっています。

DAZNを高画質で視聴する際にお使いのテレビを調べてもらいましたが、どのメーカーのテレビかを知る機会にもなったはずです。DAZNをテレビでどのように操作するのかを考えながら、DAZNの使い方を見ておきましょう。

まず、SONY製のDAZN対応テレビはSony Android TV、Sony Smart TVの2種類があります。この2種類の詳しい違いについては別の機会にお伝えするとして、どちらのDAZN対応テレビでもDAZN以外のアプリを使うことができます。

Sony Android TVは2015年から販売されており、どれもが10万円以上の高額商品となっています。一方、Sony Smart TVでは10万円以下で購入できる商品もあります。いずれの商品でもリモコンの”ホームボタン”を押し、”おすすめアプリ”または”アプリ”を押せばDAZNが表示されます。

もしDAZNをインストールしていないのであればGooglePlayストアもしくはPlayストアからダウンロードしてください。必要情報を入れればホームメニューに追加されます。なお、SONY製のスマートテレビでDAZNの対応機種は以下の通りです。

2018年モデル：
　A8F/X9000F/X8500F/X7500F シリーズ
2017年 モデル：
　A1/X9500E/X9000E/X8500E/X8000E シリーズ
2016年 モデル：
　Z9D/X9350D/X9300D/X8500D/X8300D/X7000D シリーズ
2015年 モデル：
　X9400C/X9300C/X9000C/X8500C/X8000C/W870C シリーズ、
　W730C/W700C シリーズ
2014年 モデル：
　X9500B/X9200B/X8500B/W950B/W900B/W800B/W700B/W600B シリーズ

パナソニック製のDAZN対応テレビは2014年から販売されており、種類もかなり豊富です。ただし、10万円以上の高額商品が多く、在庫切れになっているものも多いです。

DAZNを視聴するためにはリモコンにある”アプリ”ボタン、または”ホーム”ボタンや”ネット”ボタンを押すとDAZNのアプリが表示されます。インストールが完了していない場合にはもう一度ダウンロードしてみましょう。

Panasonic製のDAZN対応機種は2014年以降に発売されているスマートテレビです。お買い求めになる際には2014年以降に製造されているものかをしっかり確認しておきましょう。

LG製のDAZN対応テレビも2014年から販売されており、10万円以上の高額商品がメインとなっています。SONY製やPanasonic製のDAZN対応テレビに比べるとその他の対応アプリの種類が乏しいところがあります。ただし、比較的低価格のDAZN対応テレビを取り扱っています。

リモコンの”ホーム”ボタンか”アプリ”ボタンを押せばDAZNが表示されますが、もしインストールできていない場合は”Content Store”からダウンロードしましょう。

LGのDAZN対応テレビは2016年製であればOLED G6、OLED E6、OLED C6、OLED B6、EG9100、UH9500、UH8500、UH7900などがあります。2015年以前の製品の場合は動画再生時に不具合が発生するケースがあるため2016年以降の製品がおススメです。

DAZNをテレビで視聴するためにはパソコンを直接接続させる以外にも動画を見るための各種テレビ接続デバイスを使う方法もあります。多く使われている各種テレビ接続デバイスを使ってDAZNを視聴する方法を簡単にお伝えしておきます。

どのデバイスを使ってDAZNをテレビで見るかは個人差があります。すでにお持ちのデバイスを使うのもいいですし、これをいい機会にデバイスを買い替えてDAZNをより楽しむの良いでしょう。

Fire TV StickはAmazonが発売しているメディアストリーミング端末です。ダウンロードできるアプリは制限されていますが、もちろんDAZNを視聴することができます。またテレビに接続するだけでDAZNのを見ることができます。価格は5000円前後とかなりお買い得な端末です。

DAZNでは最高HDまで対応していますが、他のアプリでは4KやHDRまで対応しています。そのためより高画質でDAZNが楽しめるようになるかもしれない将来性のある端末です。

DAZNを見る際にはFire TV StickをテレビのHDMI入力端子に挿し込みます。もし差しにくいところに端子があったりリモコンの電波が届かないようなことがあれば延長ケーブルを使って差しましょう。この延長ケーブルは付属品としてついています。

Fire TV Stickを付属のMicro USB端子につなぎ電源アダプタを装着して起動させましょう。Amazonで購入した場合にはすでにアカウントが登録されています。このアカウントをもとにDAZNをインストールし、メールアドレスやお支払い方法を入力すればすぐにDAZNを楽しめます。

まず、Apple TVでDAZNが見れるのはApple TV 4KかApple TV（第4世代）だけです。この機種でなければDAZNをテレビで楽しむことができません。購入した後でDAZNをテレビで見ることができないと嘆かないよう注意してください。

Apple TVをテレビに接続するためにHDMIケーブルが別途必要となるため用意しておいてください。テレビとApple TVを接続したら電源ケーブルもつけ、有線接続の際にはこのときに接続しましょう。Apple TVで初期設定を済ませたらiPhoneをと同期させることもできます。

すでにiPhoneにDAZNがインストールできていればテレビ上にDAZNのアプリも出現しますので、これでDAZNをテレビで楽しむことができます。

ChromecastはGoogleが出しているストリーミングデバイスです。Wi-Fiを使ってテレビに好きな動画を楽しむことができるデバイスです。Chromecastをテレビの端子を挿し込めばDAZNなどのオンライ動画を楽しめます。アメリカでストリーミングデバイスのシェア1位を獲得したのは簡単なセットアップによるところが大きいでしょう。

専用のリモコンは必要なく、スマホやタブレット、iPhoneやiPadを使って操作できます。ChromecastをテレビのHDMI端子に差し込み、電源アダプターをコンセントに挿し込めばセットアップ完了です。

DAZNのアプリはすでにインストールされている端末を用意すれば十分です。端末をWi-Fi環境下に置き、テレビと接続できる状態にしておきましょう。この状態でDAZNの見たい動画を開きます。すると右上に虫眼鏡と四角のアイコンが並んでいます。

この四角のアイコンをタップするとDAZNの動画がテレビに反映されます。これでDAZNを迫力ある大画面のテレビで楽しむことができます。通常のミラーリングとは違い直接テレビにDAZNの動画を映し出すため良好な通信状況下で楽しむことができます。

iOSデバイス、つまりiPhoneやiPadを使い無線ＬＡＮでミラーリングすることも可能です。AirPlay機能を使ってデバイスに登録されているDAZNなどのアプリをテレビに映し出す方法ですがApple TVを介して行うことが一般的です。

しかしChromecastを介してテレビに反映させる方が通信上安定しているため、一度AirPlayでどの程度の動画再生ができるのか、またDAZNを楽しめるだけのインターネット環境であるか試してみるのも良いでしょう。

DAZNをテレビで見るためにはゲーム機を使うこともできます。例えば、PS3やPS4、Xboxなどが該当します。DAZNを大画面で見る際には操作性も重要になってきます。ゲーム機にはそうした操作性の面で秀でておりDAZNをテレビで見るときの魅力を高めてくれるでしょう。

PS4でDAZNをインストールする前にテレビに接続するためのHDMI端子があるかを確認しておきましょう。テレビにHDMI端子があることを確認したらPS4(Proでも可)を購入しましょう。

PS4でアプリをダウンロードする際にはPlayStation Storeをホーム画面で選びインストールしていきます。この手順はDAZNをインストールするときも同じです。インストール完了後はログインをし、初めての方はメールアドレスや支払方法の手続きに移っていきます。

DAZNの初期設定が完了したらすぐに大迫力のスポーツ動画を楽しむことができます。完了後にはDAZNを起動し見たい動画を選択することで映像が流れますが、細かい動きをコントローラーを通して実施することができます。

PS3でDAZNをインストールする際もPlayStation Storeからダウンロードします。またHDMI端子がテレビにあることも同じですので注意してください。インストール完了後の手続きもPS4の時と同様です。

PS3でも十分に滑らかな動画再生ができますし、操作をコントローラーで行うため他の端末で操作する場合に比べて快適にDAZNを楽しむことができます。

XboxでDAZNをインストールする前にテレビとXboxをインターネットに接続してください。Xboxの場合はXbox GamesストアにアクセスしてDAZNのアプリをインストールしましょう。インストールが完了するとマイゲーム＆アプリにDAZNのアプリが格納されます。

アプリ起動後の手続きはPS3やPS4と同じです。ただし、XboxはXbox one、Xbox one SのみがDAZNに対応しています。またXbox One付属のリモコンでは再生、一時停止、 巻き戻し、早送りボタンは利用できません。

DAZNはアプリの一種ですのでスマホにインストールしている方はかなり多いです。しかし、スマホでは画面が小さく迫力が欠けた動画視聴になります。これではDAZNを目一杯楽しむことができません。

スマホに映し出されている動画をテレビなどの大画面に映すことができないかが本記事の出発点でした。もちろんスマホでDAZNを映しテレビに反映させることはできます。設置も簡単なのでぜひ試してみてください。

スマホの種類によって変わりますが、HDMI端子がDAZNをインストールしている端末と入力先のテレビに合うケーブルを用意してください。このケーブルを出力元の端末とテレビにつなぐと準備完了です。あとは端末でDAZNを起動し、いつも通りの手順で進めればそのままテレビで動画が流れます。

iPhoneの場合は元々つなぐためのHDMI端子が無いため変換ケーブルを購入する必要があります。スマホでも種類によっては変換ケーブルが必要になります。そのため2つのケーブルが必要になる場合があることを覚えておいてください。

ケーブル接続というのは直接的、かつ物理的な接続方法です。物理的な接続方法ではインターネット環境のように逐次改善して行くわけではなく、接続元との相性が顕著に表れます。結果としてテレビに上手く映らない場合もあります。

テレビやモニターに上手くDAZNの動画が映らない場合にはケーブルが摩耗していたり、純正品ではないためデバイスとの相性が悪いことが考えられます。2年以上使っているケーブルであれば取り換え、純正品以外のケーブルを使うのは避けた方が良いでしょう。

DAZNをテレビに映し出すために、DAZNを大迫力の画面で楽しむためにご紹介してきましたが、どの方法をとるかは個人差が出てきます。ご自身に合った方法でDAZNをテレビに映し出し楽しみましょう。ただし、動画を無断転載したり権利を侵害するような行為には十分お気を付けください。