auブックパスの評判は？読み放題プランで読める人気の本や料金・注意点を解説

auブックパスは、2012年12月から大手キャリアのauによって運営されている電子書籍サービスです。「無料で読む」・「単品購入で読む」・「読み放題で読む」の3種類の利用方法があり、スマホ・タブレット・PCで好きな本を楽しめます。

作者の許諾を得ずに大量の人気漫画をインターネット上にアップロードしていた「漫画村」という海賊版サイトが2018年頃に社会問題になりましたが、auブックパスは正規版配信サービスであることを示すABJマークを取得しています。したがって、漫画も雑誌も安心して読むことができます。

ここでは、auブックパスの特徴や評判、メリット・デメリットについて見ていきましょう。

auブックパスの特徴として、主に以下の5点が挙げられます。
 

• 2018年7月にキャリアフリー化され、au IDを作成すればauユーザー以外の方でもサービスを利用できる
• 無料で読める電子書籍が3,000冊以上も揃っている
• 月額制の読み放題プランは業界トップクラスの低料金
• 雑誌専門の「マガジンコース」、漫画・小説・写真集などのジャンルの本も読み放題になる「総合コース」、2種類の中から好きな読み放題プランを選べる
• 電子書籍をダウンロードすればオフライン環境でも読める

auブックパスを実際に利用しているユーザーの間での評判をチェックしてみると、非常に人気のあるサービスであることが分かります。

良い評判の中で特に多いのが、「au以外のユーザーでもauブックパスを利用出来て便利」という意見です。

最近ではキャリアスマホを離れて格安スマホを使っている方も多いので、回線に関係なく自由に好きな本を読めるのは大きなメリットです。

「取り扱いジャンルが多いおかげで読みたい本を読める」という評判も多く見受けられます。

auブックパスで読める電子書籍のジャンル数は業界トップクラス。近所の本屋で販売されていないような本まで配信されており、ユーザーのニーズに応えてくれる信頼感があります。

ネガティブな評判を見てみると、「人気漫画が読み放題サービスの対象になっていない」という口コミがあります。

auブックパスでは、すべての電子書籍が「無料で読める本」または「読み放題の本」として扱われているわけではありません。別途有料購入が必要になる場合もあるので、自分の読みたいジャンルのラインナップを事前にチェックしておいた方が良いでしょう。

また、「電子書籍なので本の貸し借りが出来ない」という評判もあります。しかし、これはauブックパスに限ったことではなく、電子書籍の仕様の問題です。auブックパスで面白い作品を見つけたら、ぜひ友達にもauブックパスをおすすめしましょう。

大手キャリアであるauのサービスだけあって、auブックパスには非常に魅力的な環境が整っています。ここでは、auブックパスを利用するメリットについて解説していきます。

auブックパスでは、女性誌・男性誌・コミック誌など全12ジャンルの雑誌が配信されています。

最新号はもちろんのこと、バックナンバーも読み放題になるため、うっかり読み忘れていた本を後日チェックできる魅力があります。

定額料金制の電子書籍読み放題サービスはauブックパス以外にもありますが、auブックパスの品揃えは業界トップクラスです。

2019年5月時点でのauブックパスの取り扱い書籍数は、優に60万冊を超えています。以下の比較表を見れば一目瞭然なように、他社では配信されていないジャンルの雑誌・本も読めるのは大きなメリットです。
 

auブックパスには、雑誌のみ読み放題になる「マガジンコース」の他に、漫画・小説・実用書などのジャンルの本も読み放題になる「総合コース」というサービスがあります。

総合コースに登録すれば、auブックパスで4万冊以上の電子書籍が読み放題。社会人向けの雑誌しか読めない楽天マガジンやdマガジンと違い、漫画やライトノベルなどのジャンルのコンテンツも楽しめる魅力があります。

社会人向けのビジネス書は、どの電子書籍読み放題サービスでも取り扱われている人気ジャンルです。

とりわけauブックパスは、ビジネス書の品揃えに力を入れています。最近発売されたばかりのベストセラー本まで読み放題の対象になっており、本屋で一冊ずつ購入して読むよりお得にビジネス書を楽しめます。

マガジンコースまたは総合コースの初回加入時に限り、30日間の無料お試し期間が適用されます。

無料期間中でもauブックパスの人気電子書籍が読み放題。もちろん、無料期間中に解約すれば一切料金は発生しません。完全無料でauブックパスの使用感をチェックすることが可能です。

auブックパスでは、グラビアや成人向け漫画などR-18系のジャンルの電子書籍も豊富に取り扱われています。

他社の場合、過激な写真・画像がカットされるなどの規制が入ることがありますが、auブックパスではほぼそのまま配信されます。検閲されることなく成人向けコンテンツを最大限に楽しめるのは大きなメリットです。

auブックパスを利用するにあたって、必ずしも読み放題プランに加入しなければならないわけではありません。auかんたん決済や独自通貨「コイン」を使って、有料作品を一冊ずつ購入して読むこともできます。

大量の電子書籍を読んでいる時間のない方は、月額料金無料の単品購入プランを利用すると良いでしょう。

auブックパスは利用者の間で非常に評判の良い人気サービスですが、いくつか短所もあります。ここでは、auブックパスを利用するデメリットについて解説していきます。

人気漫画も読み放題になるのがauブックパスの魅力ですが、「全巻読み放題」になる作品と「一部読み放題」になる作品があることに注意してください。

一部読み放題の作品は序盤のみ定額料金で読めるものの、続きを読むためには課金が必要です。

auブックパスで読み放題の対象になっている漫画は、どちらかと言えば発売から時間が経過している旧作が多いです。

最近発売されたばかりの評判の良い漫画は、めったに読み放題の対象になりません。auブックパスの読み放題プランに加入する際は、配信作品のラインナップをチェックしておきましょう。

対象が限られているとはいえ、auブックパスの読み放題プランに加入すれば多くの電子書籍コンテンツを楽しむことができます。

ここでは、auブックパスの読み放題プランに加入すると読み放題になる本の中から、特に読者の間で評判の良いおすすめの人気作品をご紹介しましょう。

auブックパスの漫画部門では、一般コミック（男性コミック・女性コミック）、BLコミック、アダルトコミック（男性向け・女性向け）などのジャンルが取り扱われています。

読み放題プラン（総合コース）に加入すれば、以下のような人気書籍を読めるようになります。
 

• サラリーマン金太郎
• 最強伝説黒沢
• 静かなるドン
• 転生したらスライムだった件－魔物の国の歩き方－
• 左ききのエレン

auブックパスの雑誌部門では、ファッション（女性・男性）、旅行・タウン情報、グルメ、スポーツ・アウトドア、ホビー＆カルチャーなど多彩なジャンルが取り扱われています。

読み放題プラン（マガジンコースまたは総合コース）に加入すれば、以下のような人気雑誌を読めるようになります。
 

• 週刊プレイボーイ
• ENTAME（エンタメ）
• アニメージュ
• 週刊大衆
• 週刊ファミ通

auブックパスのビジネス書部門では、仕事の技術・スキルアップ、経済、経営、コンピュータ・インターネットなどのジャンルが取り扱われています。

読み放題プラン（総合コース）に加入すれば、以下のような人気書籍を読めるようになります。
 

• 図解 マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣
• 人生を勝ち抜く！　「成功本」50冊　超読書術
• 「定年」前後のお金と手続き
• ゼロからはじめる副業生活　完全攻略マニュアル
• Googleサービスがまるごとわかる本 最新版

auブックパスには、無料対象本だけを読む「無料プラン」、好きな本を一冊ずつ購入して読む「個別購入プラン」、定額料金で対象本を自由に読む「読み放題プラン（マガジンコース・総合コース）」の4通りの利用方法があります。

ここでは、auブックパスの料金システムを詳しく解説していきます。

読み放題プランに加入せず、「無料プラン」または「個別購入プラン」としてauブックパスを利用する場合、月額利用料金は無料です。

有料の電子書籍を読む際には、auかんたん決済または後述の「コイン」を使って一冊ずつ購入手続きを行うことになります。（本の料金は作品によって異なる。）

一冊ずつではなく、たくさんの作品をまとめて読みたい場合は、「読み放題プラン」に加入することをおすすめします。定額料金制なので、有料作品を別途購入しない限り追加料金は発生しません。

auブックパスの読み放題プランには「総合コース」と「マガジンコース」の2種類があり、自分のニーズに合ったサービスを選ぶ必要があります。

「読み放題プラン・総合コース」は、auブックパスの全ジャンルの電子書籍を読みたい方向けのサービスです。

562円（税抜）の月額料金を支払えば、雑誌・漫画・小説など3～4万冊以上の対象本が読み放題になります。もちろん、個別購入した有料作品や無料書籍も併せて読むことが可能です。

「読み放題プラン・総合コース」は、auブックパスで雑誌だけ読みたい方向けのサービスです。

380円（税抜）の月額料金を支払えば、300誌以上の雑誌が読み放題になります。もちろん、個別購入した有料作品や無料書籍も併せて読むことが可能です。

auブックパスの有料作品を読むためには、auかんたん決済で料金を支払う他に、「コイン」を入手して購入時に消費する方法もあります。（必要コイン数は作品によって異なる。）

コインを獲得する方法には、以下の3種類があります。
 

• 都度購入する
• 月額コインプランに加入して自動チャージする
• キャンペーンに参加する

「コイン購入」を選択すると、欲しい分だけのコインをその場で購入することができます。料金と取得コイン枚数のレートは、以下の表の通りです。
 

「月額コインプラン」に加入すると、毎月1日にコインが自動的に付与されます。ボーナスコインも貰えるため、有料作品を多く読む方にはコチラの方がおすすめです。
 

auブックパスでは、以下のような方法で利用料金を支払うことができます。
 

auブックパスの利用規約を正確に把握していないと、auブックパスの利用時・解約時にトラブルになる可能性があります。

ここでは、auブックパスを利用する際の注意点について解説していきます。

auブックパスでは、解約手続きを行った時点で全ての読み放題対象作品を読めなくなります。

費用対効果を考慮するなら、出来るだけ月の下旬に解約した方がお得です。

auブックパスの解約には、以下の2種類の方法があります。自分で解約手続きを行わないと自動的に課金が継続するので注意してください。
 

auブックパスのサービスは、以下のデバイスで利用できます。（一つのIDで最大5台まで同時アクセス可能。）
 

今回は、auブックパスの特徴や料金システム、利用時の注意点などをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
 

• auブックパスとは、大手キャリアのauによって運営されている電子書籍サービスのこと
• PC・スマホ・タブレットで3,000冊以上の本を無料で読める他、有料作品を個別購入して読むことも出来る
• 他社の電子書籍読み放題サービスより品揃えが豊富で、規制が緩いというメリットがある
• 定額料金制の読み放題プランには、雑誌のみ対象となる「マガジンコース」（税抜380円）と雑誌・漫画・小説など全てのジャンルが対象となる「総合コース」（税抜562円）の2種類がある
• 30日間の無料お試し期間中に解約すれば料金は発生しないが、解約した時点で読み放題サービスが終了することに注意

対応デバイスさえあれば、auユーザー以外の方でも話題の本を自由に楽しめるのがauブックパスの魅力です。電子書籍に興味のある方は、ぜひ本記事を参考にしてauブックパスをチェックしてみてください。