Apple Musicファミリー共有の登録方法と使い方！メンバーシップのメリット/デメリットを紹介！

Apple公式の音楽ストリーミング配信サービス「Apple Music」は、5000万曲を超す音楽コンテンツをAppleデバイスでいつでも、どこでも楽しむことができるサービスです。

「Apple Music」では、Apple IDを使い、「iCloudミュージックライブラリ」を有効にしておくことで、iTunesに取り込みされたCDの音楽ファイルや、iTunesから購入した音楽コンテンツファイルを、すべてのデバイスで「Apple Music」から共有・同期できるようになります。

そんな「Apple Music」ですが、お得なファミリーメンバーシッププランがあるのを知っているでしょうか？本記事では、更に「Apple Music」を楽しむための、ファミリーメンバーシッププランの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説してきます。

本記事冒頭の本章では、「Apple Music」のファミリーメンバーシッププランの価格や、位的なサービスの内容、共有方法などを紹介していきます。

「Apple Music」のファミリーメンバーシッププランを追加すれば、最大6人のAppleユーザー同士で、１つの「Apple Music」月額プランをシェアすることが可能です。また、有料の音楽コンテンツや、有料アプリコンテンツもメンバーシップに追加されたメンバーで共有することもできます。

「Apple Music」のファミリーメンバーシップの全員が、それぞれの共有プレイリストを作成して、お気に入りの音楽を共有・おすすめすることも可能です。

「Apple Music」を個人プラン、学生プランで新規登録した方でも、途中からファミリーメンバーシッププランに変更することが可能です。本記事後半でも紹介しますが、Appleユーザーが家族に複数人いる場合は、ファミリーメンバーシッププランに変更した方が、全体的に価格が安くなるので、検討してみても良いでしょう。

続いて本章では、Apple Musicファミリーメンバーシップの登録・設定方法を紹介します。家族のメンバー誰かが、ファミリーメンバーシッププランに登録することで、あとから家族のメンバーをファミリーメンバーシッププランに追加することができます。

すでに、「Apple Music」の個人・学生プランに加入している人でも、既存のプランを変更して、ファミリーメンバーシッププランに追加加入することが可能です。「Apple Music」のファミリーメンバーシッププランに加入する方法を紹介するので参考にしてください。

iPhone・iPadでファミリーメンバーシッププランに加入する場合は、「ミュージック」アプリを起動し、画面下部のメニュータブ一覧から「For You」をタップして選択してください。上の画面が表示されるので「トライアル案内」アイコンを選択し、「ファミリー」オプションを選択してから、会員登録の指示に従って手続き・設定を完了させてください。

すでに「Apple Music」の学生会員、または個人会員の場合は、「サインイン」をタップして表示される、月額プラン一覧から「ファミリー」を設定して、月額プランを変更してください。

Androidユーザーの方は、上記のリンク先にアクセスして「Apple Music」アプリをAndroidデバイスにインストールしてください。インストールが完了したら、「Apple Music」アプリを起動して「For You」をタップし、ログイン、または新規会員登録を進めてください。

月額プラン選択時に「ファミリー」プランを設定してください。あとは支払い情報を入力して「登録」をタップすれば、「Apple Music」のファミリーメンバーシッププランの加入が完了です。すでに「Apple Music」の会員の方は、ログインして月額プランをファミリーメンバーシッププランに変更してください。

Macパソコン、Windowsパソコンから「Apple Music」に登録する場合は、iTunesを起動し、画面上部のメニュータブ一覧から「For You」を選択して「今すぐ開始」をクリックしてください。

初めて「Apple Music」を利用する人は、無料トライアル3ヶ月を利用することができます。月額プランの「ファミリー」に設定し、表示される指示に従って登録を完了してください。すでに「Apple Music」に登録済みの方は、Apple IDとパスワードを入力して「ファミリー」プランに設定し、「登録」をクリックすることで変更完了です。

続いて本章では、ファミリーメンバーシッププランに家族のメンバーを追加・設定する方法を紹介します。前の章で紹介した「Apple Music」に登録していることが条件になるので、「Apple Music」に登録していない人は、前の章を参考に「Apple Music」への新規登録、及びファミリーメンバーシッププランへの追加を完了しておいてください。

iPhone・iPadの場合は、家族のメンバー誰かが「管理者」となり、メンバーの追加・変更、各種有料コンテンツの支払い（クレジットカード・デビットカード）の情報を登録しておく必要があります。これを「ファミリー共有」機能と呼び、iTunes・App Store・iCloudの有料ストレージプランなど、すべての有料コンテンツを共有することが可能になります。

まずは「管理者」がファミリー共有を設定します。iPhone・iPadの「設定」>「Apple ID・ユーザ名」の順にタップして選択してください。続いて表示される「ファミリー共有を設定」をタップし、共有したいファミリーメンバーに参加招待を送信します。あとは、画面上に指示が表示されるので、指示に従ってファミリーメンバーを追加してください。

Macパソコンからファミリー共有を設定する場合は、Macパソコン画面上部のメニュー一覧から「Appleメニュー」＞「システム環境設定」＞「iCloud」の順番にクリックして進み、「ファミリーを設定」をクリックしてください。あとは指示に従って共有したいファミリーメンバーに参加招待を送信します。

上記ファミリーメンバーへの追加方法を実行後、相手のユーザーが許可することで、ファミリーメンバーに追加が完了します。実際に本章での解説を読み進めて、家族のメンバーをファミリー共有に追加してみましょう。

続いて、「Apple Music」のファミリーメンバーシッププランを利用するメリットを確認しておきましょう。「Apple Music」のファミリーメンバーシッププランを利用するメリットは下記の通りです。

• 【ファミリーメンバーのメリット1】2人以上の利用でお得になる
• 【ファミリーメンバーのメリット2】個別にアカウントを持てる
• 【ファミリーメンバーのメリット3】有料アプリも共有できる
• 【ファミリーメンバーのメリット4】個人プレイリスト共有不可

上記それぞれのメリットについて紹介します。もちろんデメリットとなる部分もあるので、次の章では「Apple Music」のファミリーメンバーシッププランを利用するデメリットも紹介していくので、デメリットも確認しておきましょう。

ファミリーメンバーの中に、980円の月額価格を払っている人が二人以上いる場合は、ファミリーメンバーシッププランに加入するだけで、毎月約500円の節約になります。ファミリーメンバーシッププランの月額価格は非常に安い上に、「Apple Music」以外のiCloudストレージなども共有できるので、価格的にも更にお得になります。

ファミリーメンバーシッププランに加入しても、Apple IDなどのアカウントは個別に分けて管理されます。アカウントは統合されることがないので、安心して利用できます。

家族のメンバーが持っている有料アプリを、ファミリーメンバーシッププランに加入している人も無料でインストールすることができます。お金を節約できるのでおすすめです。

個人のアカウントで作成したプレイリストは共有されません。しかし、共有プレイリストに追加した場合は、自分が追加した音楽がファミリーメンバーに分かってしまうので注意してください。

Apple Musicのファミリーメンバーシップを利用するデメリットは下記の通りです。

• 【デメリット1】子供が有料コンテンツを購入してしまう恐れがある
• 【デメリット2】見られたくなコンテンツが共有されてしまう恐れがある

ファミリーメンバーシッププランの管理者がすべての支払い責任を持つので、小さなお子様が有料コンテンツを購入してしまう場合があります。この場合は「スクリーンタイム」の設定を変更したり、「ペアレンタル・コントロール」の設定を変更しておくと良いでしょう。

ファミリーメンバーシッププランは、それぞれ有料コンテンツの共有が可能なことから、完全にプライバシーを保護することができないという大きなデメリットがあります。これがファミリーメンバーシッププランの１番大きなデメリットポイントなので、気に入らない人はプランを変更しても良いでしょう。

本記事では「Apple Music」のファミリーメンバーシッププランの追加・登録方法を紹介しました。後半でも述べた通り、ファミリーメンバーシッププランにはメリットとデメリットがあります。よく考慮した上で、「Apple Music」のファミリーメンバーシッププランの加入を検討すると良いでしょう。