2019年11月10日更新
【Android】メッセージアプリの新機能!PCからのSMS送受信可能など!
Androidのメッセージアプリに新しい機能が追加されました。GoogleがWeb版を公開したことで、PCでもショートメールの送受信が可能になったのです。こちらではAndroidのメッセージの新しい使い方やその他にも注目な新機能について解説します。
目次
AndroidのメッセージアプリにPCのWeb版が登場!
Androidのメッセージアプリにはプリインストールされているデフォルトのメッセージアプリの他に、GoogleがAndroidに最適化して開発した「Androidメッセージ」があります。デフォルトのメッセージアプリよりもAndroidメッセージの方が使いやすいと、ショートメールを利用する人はAndroidメッセージを使っている人もたくさんいます。
2019年に入って、このAndroidメッセージのアプリに新しい機能が加わったと評判です。この記事ではSMSの送受信がさらに便利になるAndroidメッセージの新機能について詳しく見ていきましょう。
GoogleがWeb版を公開!
Androidメッセージの新機能で最も注目するべき点は、GoogleがAndroidメッセージのWEB版を公開した、ということです。すでにSMSアプリのWEB版の公開は、iPhoneでも行われていて、SMSの代わりに普及したLINEなどでもWEB版が利用できるようになっています。
Googleだけが乗り遅れていたような印象がありますが、とうとうGoogleでもAndroidスマホのショートメールをPCからも送受信できるWeb版を公開しました。ぜひGoogleが公開したWeb版も試してみましょう。
ショートメールの送受信がPCからも可能に
ショートメールというのは、通常のメールと違いメールアドレスは必要ありません。LINEなどのSNSアプリは相手のアカウントを知らないとメッセージのやり取りはできませんが、SMSでは相手のアカウントも必要ありません。
相手の携帯電話番号だけでショートメールが送れるショートメールは、連絡手段が電話しかない相手とのやり取りにとてもべなりなものです。GoogleがAndroidメッセージのWEB版を公開したということは、ショートメールの送受信をPCからもできるようになったということです。
通常のメールやSNSとは違い、メッセージアプリでは文字数制限がありますが、それでもPCを利用できる利点は大きいといえます。ぜひショートメールを利用している人は、WEB版のメッセージアプリも試してみましょう。
Androidのメッセージアプリには他にも新機能が!
Androidのメッセージアプリには他にも気になる新機能が搭載されました。こちらではWeb版の公開以外にも気になる新機能についてみていきましょう。
GIF画像の送受信
Androidのメッセージアプリの気になる新機能には、GIF画像の送受信が可能になった、ということが挙げられます。LINEの動くスタンプがGIFで作られているものですが、あのような動くスタンプみたいなものをメッセージアプリでも利用できるようになりました。
スマートリプライ
Androidメッセージの注目の新機能にはスマートリプライの機能が付いた、という点も見逃せません。スマートリプライとは、メッセージへの返信をAIが提案してくれて、ワンタップでできる機能です。
例えば「今日の夕飯はどうする?」というメッセージに対して、「食べる」「いらない」「わからない」という返信の案を表示してくれて、ワンタップで返信できるというものです。
URLプレビュー機能
URLのプレビュー機能がAndroidのメッセージアプリのついたことも見逃せません。URLが送られてきたときに、そのURLのプレビューが表示されます。実際にメッセージからそのURLを開くかどうかをプレビューを見て判断できるのは便利な機能です。
ワンタイムパスワードをコピーできる
セキュリティを高めるために二段階認証を取り入れるサイトやアプリが増えてきました。セキュリティ効果は上がるのでしょうが、SMSに送られた来たワンタイムパスワードを覚えて入力するのは手間がかかります。
そこでAndroidメッセージでは、ワンタイムパスワードのコピペに対応しました。二段階認証の手間が少しでもこれで軽減されるので、便利な機能です。
Androidのメッセージアプリの使い方
Androidのメッセージアプリの使い方を見ていきましょう。Androidのメッセージアプリはスマートフォンでの使い方と、PCでのWEB版での使い方、それぞれの使い方を解説します。
スマートフォンでの使い方
まずはスマートフォンでのAndroidメッセージのアプリの使い方を見ていきましょう。
アプリのインストール
まずはAndroidメッセージのアプリをスマートフォンにインストールします。こちらのGoogle Playストアのリンクからスマートフォンにインストールします。
標準のSMSアプリに設定
Androidのスマートフォンにはすでにメッセージアプリがプリインストールされています。プリインストールされているメッセージアプリが標準アプリとして設定されていますが、それでは新しいAndroidメッセージが利用できません。
メッセージアプリとしてAndroidメッセージを標準アプリに設定します。インストールしたメッセージアプリを開くと、このようにデフォルトのアプリに設定するように促されます。こちらで標準アプリに設定しましょう。
PCと同期させる方法
次にWEB版でPCとスマートフォンのメッセージアプリを同期させる方法を見ていきましょう。
メッセージアプリのサイトへ入る
まずはAndroidメッセージのWEB版のページに入ります。こちらのリンクから入りましょう。
QRコードをスマホアプリで読み取る
WEB版のページに入るとQRコードが表示されます。それをAndroidMessageのアプリで読み取ります。
Androidスマホのメッセージアプリを開いて右上の「︙」をタップします。すると「PC版を開く」があります。
そちらをタップするとQRコードスキャナのボタンがあります。このボタンをタップして、QRコードスキャナでPCのQRコードを読み取ったら、PCにメッセージアプリが表示されます。
PCでスマートフォンのSMSが表示される
QRコードが正常に読み取れたらPCにメッセージが表示されます。なお、QRコードは一定時間が経つと無効になります。うまく読み取れない場合には、PCのページを再読み込みして最新の状態のQRコードを読み取ってみましょう。
Androidのメッセージの料金について
Androidでメッセージの送受信をするのは無料ではできません。送受信をするために料金が必要です。こちらでは、Androidでメッセージの送受信をするときに必要になる料金を見ていきましょう。
大手キャリアの場合
AndroidのSMSの送受信の料金は大手キャリアと格安SIMで変わってきます。まずは大手キャリアについてみていきましょう。
SMSの受信は無料
ドコモ、au、Softbankの3つの大手キャリアのスマホを使っている場合には、Androidでメッセージを受信するときの料金は無料です。メッセージアプリでのSMSの利用はワンタイムコードの受信だけだという場合には、料金はかかりません。
送信は有料
大手キャリアで契約しているAndroidのメッセージアプリからショートメールを送るときには有料になります。国内へが1通3円、国外へ向けては1通100円です。これは全角70文字、半角160文字での計算なので、もしも文字数がオーバーするときには料金が高くなります。
格安SIMの場合
格安SIMの場合にはメッセージの利用料金がややこしくなります。
音声通話SIMとSMS付きデータ専用SIMで月額利用料金が違う
格安SIMには3種類のSIMカードがあります。普通の電話ができる音声通話付SIMと、SMS付きデータSIM、データ通信のみのSIMです。メッセージが利用できるのは音声通話SIMとSMS付きデータSIMのみです。データ通信のみのSIMは利用できません。
SMSを利用するための料金は、音声通話SIMとSMS付きデータSIMは基本料金に含まれていますが、基本料金は音声通話SIMの方が高くなります。
送受信にかかる費用は事業者ごとに違う
ショートメッセージの送受信は格安SIMは全ての送受信に料金がかかります。どのくらいの料金が必要になるのかは、利用している通信事業者によって大きく変わってくるので、お使いの格安SIMで確認してみましょう。
AndroidのメッセージをPCでも使ってみよう!
この記事ではAndroidのメッセージの新機能についてみてきました。AndroidのメッセージがPCでも利用できるようになったということで、PCサイトにワンタイムパスワードを入力するときに便利になることでしょう。
LINEなどのSNSアプリの発達でSMSを利用する人は少なくなってきましたが、それでも何かと欠かせないメッセージアプリです。今後ももっと便利な機能が出てくることを期待しましょう。