YouTubeを見る時のデータ通信量や容量の目安について解説します。パケットを節約するために動画の容量を抑える方法についても解説していきます。データ通信量を上手く管理することで、外出先などでも快適なYouTubeライフを送りましょう。
みなさんは手元のスマートフォンを使ってYouTubeの動画を見たことはありますか?スマートフォンを使えば、場所を選ばずにYouTubeを見ることができます。
しかし、YouTubeなどの動画の容量はとても大きく、データ通信量が多いため、YouTubeを見ているといつの間にか多くのギガやパケットを消費してあっという間に通信制限となってしまう可能性があります。ここではYouTubeの動画の容量の目安や、データ通信量を節約する方法などについて解説します。
YouTubeなどの動画の容量はとても大きいです。高画質で再生すると10分再生だけで数百メガという膨大なパケットを消費してしまうこともあります。動画は画像を続けて何十枚、何百枚も繋げて再生されるため、画像を読み込むことを短時間で大量に行います。
それによって大量のパケットを消費してしまうのです。なので、パケット定額プランで契約している人はWiFi無しで動画を見ることは厳しいかもしれません。
では、YouTube再生は大量にデータ通信量を消費するといっても、大体の動画の容量はどれくらいなのでしょうか。これは実際に知らない方も多いかと思います。ここではYouTubeの動画の容量の目安、データ通信量について解説していきます。自分のギガ容量やYouTubeを見る時間に合わせて活かしてください。
YouTubeの画質が変わると動画の容量の目安がだいたい何ギガかも大きく変わってきます。動画は画像を大量に繋げているものだと前述しました。画質が変わると、その画像1枚あたりのデータ通信量が変わるのです。
例えば、720pと1080pなら、画像1枚あたりの処理される容量は、720×1280=921,600、1080×1920=2,073,600と、2倍近くも動画の容量に差が出ます。YouTubeの画質とデータ通信量の目安を表にまとめてみました。
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 20メガバイト | 600メガバイト |
1時間 | 120メガバイト | 3.6ギガバイト |
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 28メガバイト | 868メガバイト |
1時間 | 168メガバイト | 5.2ギガバイト |
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 54メガバイト | 1.7ギガバイト |
1時間 | 324メガバイト | 10ギガバイト |
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 102メガバイト | 3.2ギガバイト |
1時間 | 612メガバイト | 19ギガバイト |
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 178メガバイト | 5.5ギガバイト |
1時間 | 1ギガバイト | 33ギガバイト |
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 342メガバイト | 10.6ギガバイト |
1時間 | 2ギガバイト | 64ギガバイト |
動画の画質別のパケット量の目安を表で説明しました。では、YouTubeLiveを視聴した時は、動画のパケット量に変化はあるのでしょうか?実際に検証してみると、360pの10分間で40メガバイトと、動画の時の容量に比べて多少少ないデータ通信量になりました。
YouTubeLiveは生放送であるため、配信者側の画質設定などでデータ通信量に多少の変化があるのかもしれません。しかし、YouTubeLiveは1時間以上行うことが多いので、データ通信量を気にして、見過ぎには注意しましょう。
YouTubeやYouTubeLiveにおける通信容量はとても大きいことは前述の通りです。では、スマートフォンの残りギガが少なかったり、契約プランの容量が小さかったりする場合は、どうやって容量を節約するのでしょう。これからYouTubeで通信容量を節約する方法を紹介します。YouTubeを見ていて通信容量に悩まされている人は、ぜひこの節約方法を活用してみてください。
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