2019年11月12日更新
YouTube動画のデータ通信量/容量の目安は?通信量の節約術も紹介!
YouTubeを見る時のデータ通信量や容量の目安について解説します。パケットを節約するために動画の容量を抑える方法についても解説していきます。データ通信量を上手く管理することで、外出先などでも快適なYouTubeライフを送りましょう。
目次
- 1Youtubeのデータ通信量/容量について
- ・ギガに近いデータ通信量が発生する可能性も?
- 2YouTubeのデータ通信量/容量の目安
- ・YouTubeの画質設定別で消費する動画の容量も変わる
- ・144p画質のデータ通信量
- ・240p画質のデータ通信量
- ・360p画質のデータ通信量
- ・480p画質のデータ通信量
- ・720p画質のデータ通信量
- ・1080p画質のデータ通信量
- ・YouTube Liveの視聴はどれくらい消費?
- 3Youtubeのデータ通信量/容量の節約方法
- ・画質を下げる
- ・WiFiをできる限り利用
- ・何度も見る可能性のある動画はダウンロード
- ・データ通信量が無料の見放題サービスを使う
- ・YouTubeをブラウザで視聴するのも節約に
- 4スマホでデータ通信量/容量を確認する方法
- ・iPhoneでのデータ通信量/容量の確認方法
- ・Androidでのデータ通信量/容量の確認方法
- ・スマホのデータ通信量を確認するときの注意点
- 5YouTubeのデータ通信量/容量は自分に見合った対策を!
- ・YouTubeのこの記事が気になった人へのおすすめ!
Youtubeのデータ通信量/容量について
みなさんは手元のスマートフォンを使ってYouTubeの動画を見たことはありますか?スマートフォンを使えば、場所を選ばずにYouTubeを見ることができます。
しかし、YouTubeなどの動画の容量はとても大きく、データ通信量が多いため、YouTubeを見ているといつの間にか多くのギガやパケットを消費してあっという間に通信制限となってしまう可能性があります。ここではYouTubeの動画の容量の目安や、データ通信量を節約する方法などについて解説します。
ギガに近いデータ通信量が発生する可能性も?
YouTubeなどの動画の容量はとても大きいです。高画質で再生すると10分再生だけで数百メガという膨大なパケットを消費してしまうこともあります。動画は画像を続けて何十枚、何百枚も繋げて再生されるため、画像を読み込むことを短時間で大量に行います。
それによって大量のパケットを消費してしまうのです。なので、パケット定額プランで契約している人はWiFi無しで動画を見ることは厳しいかもしれません。
YouTubeのデータ通信量/容量の目安
では、YouTube再生は大量にデータ通信量を消費するといっても、大体の動画の容量はどれくらいなのでしょうか。これは実際に知らない方も多いかと思います。ここではYouTubeの動画の容量の目安、データ通信量について解説していきます。自分のギガ容量やYouTubeを見る時間に合わせて活かしてください。
YouTubeの画質設定別で消費する動画の容量も変わる
YouTubeの画質が変わると動画の容量の目安がだいたい何ギガかも大きく変わってきます。動画は画像を大量に繋げているものだと前述しました。画質が変わると、その画像1枚あたりのデータ通信量が変わるのです。
例えば、720pと1080pなら、画像1枚あたりの処理される容量は、720×1280=921,600、1080×1920=2,073,600と、2倍近くも動画の容量に差が出ます。YouTubeの画質とデータ通信量の目安を表にまとめてみました。
144p画質のデータ通信量
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 20メガバイト | 600メガバイト |
1時間 | 120メガバイト | 3.6ギガバイト |
240p画質のデータ通信量
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 28メガバイト | 868メガバイト |
1時間 | 168メガバイト | 5.2ギガバイト |
360p画質のデータ通信量
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 54メガバイト | 1.7ギガバイト |
1時間 | 324メガバイト | 10ギガバイト |
480p画質のデータ通信量
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 102メガバイト | 3.2ギガバイト |
1時間 | 612メガバイト | 19ギガバイト |
720p画質のデータ通信量
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 178メガバイト | 5.5ギガバイト |
1時間 | 1ギガバイト | 33ギガバイト |
1080p画質のデータ通信量
時間 | データ通信量 | 毎日見た場合の月あたりのデータ通信量 |
10分 | 342メガバイト | 10.6ギガバイト |
1時間 | 2ギガバイト | 64ギガバイト |
YouTube Liveの視聴はどれくらい消費?
動画の画質別のパケット量の目安を表で説明しました。では、YouTubeLiveを視聴した時は、動画のパケット量に変化はあるのでしょうか?実際に検証してみると、360pの10分間で40メガバイトと、動画の時の容量に比べて多少少ないデータ通信量になりました。
YouTubeLiveは生放送であるため、配信者側の画質設定などでデータ通信量に多少の変化があるのかもしれません。しかし、YouTubeLiveは1時間以上行うことが多いので、データ通信量を気にして、見過ぎには注意しましょう。
Youtubeのデータ通信量/容量の節約方法
YouTubeやYouTubeLiveにおける通信容量はとても大きいことは前述の通りです。では、スマートフォンの残りギガが少なかったり、契約プランの容量が小さかったりする場合は、どうやって容量を節約するのでしょう。これからYouTubeで通信容量を節約する方法を紹介します。YouTubeを見ていて通信容量に悩まされている人は、ぜひこの節約方法を活用してみてください。
画質を下げる
前述の通り、画質によってYouTubeの容量は大きく変化します。最高設定から最低画質に変えると、容量は約20分の1にもなります。画質がある程度汚くてもいい人や、画質があまり重視されないテーマの動画だった場合は特に有効です。
YouTubeの画質設定から画質を変更して、YouTubeの容量を小さくしましよう。YouTubeの画質設定を変更するには、まずは自分が見る動画を開きます。そして、右上の3点リーダーを決定した後、画質設定という項目があるため、そこで画質の設定を行いましょう。
また、iPhoneバージョンのYouTubeアプリでは、右上の自分のアイコンから設定に入ると、WiFi接続時のみHD再生という項目があります。これは、通信容量を消費するモバイルデータ通信の時はデフォルトの画質を高画質にしないということになります。
人によってはこの設定だけで、動画を見る度に画質を変える必要なく通信容量を節約可能です。ぜひ試してみてください。
WiFiをできる限り利用
WiFiに繋いでYouTubeの動画を見れば、どれだけ高画質で長時間再生しても、通信容量が消費されることはありません。
そのため、YouTubeで動画を見る時は、外出先でも公共のフリーWiFiを利用したり、家にいる時にWiFiにきちんと接続されているか確認したりして、データ通信量をなるべく消費しないように注意しましょう。そうすることで、少ない容量プランなどでもYouTubeを楽しむことができます。
また、ポケットWiFiを契約することも効果的な手段の1つです。ポケットWiFiにも通信容量に制限がある場合があるため、ポケットWiFiを利用してYouTubeを見る場合は多少注意が必要かもしれません。快適にYouTubeを利用するためにも、事前にポケットWiFiの契約内容や制限、最大容量について確認してから契約するようにしましょう。
何度も見る可能性のある動画はダウンロード
YouTubeで好きな音楽の動画だったり、毎回同じ動画を繰り返し見る人もいるかと思います。そういった場合は、通信容量を毎回取られるのはもったいないので、YouTubeの動画を保存してくれるアプリを利用して、YouTubeの動画をオフラインで何度も見れるようにしましょう。そうすれば、容量を全く消費することなくYouTubeの動画が何度も見れるようになるため、毎回のように見る動画は保存しておきましょう。
また、この方法を利用して、あらかじめ見ておきたいYouTubeの動画を家でWiFiに接続してダウンロードしておき、外出先でオフライン再生するという手法もあります。この方法ならどれだけ動画を見ようと消費されるのはバッテリーのみであり、消費される容量は0です。
そのため、契約している容量がどれだけ少なくても、容易に外出先でもYouTubeの動画を見ることができるようになります。下記のリンクでYouTubeの動画保存アプリを紹介しているため、ぜひ読んでみてください。
データ通信量が無料の見放題サービスを使う
そもそも契約しているプランの容量が少ないために、YouTubeをまともに見ることかできないことが多いため、金銭にある程度余裕がある方にはおすすめの方法です。そもそもどれだけ容量を使ってもデータ通信量が無料でYouTubeが見放題ならば、YouTubeも動画の容量を気にすることなく楽しめます。モバイルデータ通信でYouTubeの動画の1080pという高画質だろうと平気で再生可能になります。
また、単純に契約しているプランの容量が小さい時は、少し容量が多いプランに乗り換えるだけでもYouTubeに使える容量がかなり違ってきます。少し容量を増やすだけなら多少の増額のみで済みますので、見放題のプランを契約できるほど余裕がない方でも、1度、自分の契約プランの容量を確認してみてはいかがでしょうか。
YouTubeをブラウザで視聴するのも節約に
YouTubeをブラウザで見ることで、データ通信量を大きく節約することができるかもしれません。なぜなら、YouTubeをブラウザで見る時は、自動的に画質が抑えられて再生されるためです。また、YouTubeアプリの起動そのものでも意外とデータ通信量がかかってしまいます。
そのため、アプリで視聴している画質によっては、ブラウザの方がデータ通信量が節約できる場合があります。自分の設定などをする必要なく節約が可能なため、手間もかかりません。
iPhoneでWebブラウザにてYouTubeの動画を見ようとすると、YouTubeアプリに自動的に遷移してしまう場合があります。その時は、動画のページを長くタップすると、YouTubeで開く、開く、新しいタブで開くなどのメニューが出てきます。ここでYouTubeで開く以外のものを選択すれば、WebブラウザのままYouTubeに入ることができます。
スマホでデータ通信量/容量を確認する方法
YouTubeで動画を見る時のデータ通信量は意外と多いです。動画は意外にも大きな容量を使うため、その他の動画サービスでも同様に多くのデータ通信量を消費します。そのため、動画をオンラインで見る際には常にデータ通信量と画質を気にしなくてはいけません。
そこで、スマホで今データ通信量をどれくらい使っているか確認する方法を紹介します。定期的に使用量を確認して、使い過ぎに気を付けましょう。
iPhoneでのデータ通信量/容量の確認方法
まずはiPhoneでの確認方法です。「設定」を開き、モバイル通信を開いてください。画面を下にスクロールしていくと、「モバイルデータ通信」という項目があり、そこで「現在までの合計」のデータ使用量と各アプリでそれぞれどれくらいのデータ通信量を使用しているかが表示されます。
Androidでのデータ通信量/容量の確認方法
続いてAndroidでのデータ通信量の確認方法です。こちらもまずは「設定」を開いてください。「データ通信量」を開くと、当月分のデータ通信の使用量を確認することができます。「モバイルデータ通信量」を開くと各アプリ毎でもデータ通信量を確認できますので、YouTubeでの使用量を知りたい場合は「モバイルデータ通信量」をチェックしてください。
スマホのデータ通信量を確認するときの注意点
スマホでの使用データ通信量の確認方法は上記のとおりですが、環境によっては使用量が反映されるまでにラグがある場合もあるようです。リアルタイムで反映されていることがほとんどではありますが、あくまでも目安程度に見るようにしましょう。
また、それぞれのページで見れる使用量はiPhoneでは今までの合計使用量が、Androidも当月分の合計使用量が表示されていますので、1日1日の使用量が表示されているわけではありません。それでも、YouTubeの視聴前と視聴後に確認すればどのくらいデータ通信量が使用されているかは掴めますので、有用な確認方法といえるでしょう。
YouTubeのデータ通信量/容量は自分に見合った対策を!
以上、YouTubeのデータ通信量や、その節約方法でした。これらの節約方法は、利用している人の契約プランや容量を始めとした環境によって必要かどうか変わってきます。ぜひ自分にあった節約方法を見つけて、より良いYouTubeライフを送りましょう!