ヤフオクでも匿名配送ができるようになりましたが、詐欺に遭ってしまうのなどのトラブルも起きてしまっています。この記事ではヤフオクの匿名配送を利用する方法や、メリットとデメリット、利用する上での注意点について詳しく解説します。
メルカリやラクマなどのフリマアプリで匿名配送を利用出来るようになってから、ヤフオクの利用者がかなりそちらに流れたといわれています。やはり個人情報を相手に渡さずに済む匿名配送の安心感は、特に女性にとっては大きなものです。
しかし、とうとうヤフオクでも2017年から悪名配送を開始しました。この記事では、ヤフオクの匿名配送の仕組みや注意点などについてお伝えします。
ヤフオクが匿名配送を創ると発表したときには、世間に大きな衝撃を与えました。というのは、ヤフオクはお互いに名前や住所といった個人情報を開示することが原則だったからです。しかし、メルカリなど匿名配送を利用できるアプリの利用者が急増していることを受け、ヤフオクでもとうとう匿名配送を始めることになりました。
匿名配送というのは、出品者も落札者も名前や住所といった自分の情報はヤフオクの運営会社に伝えます。匿名配送として指定した配送方法で発送された商品に、ヤフオクの運営者は預かっている個人情報を貼り付けて配送します。
出品者も落札者も個人情報はヤフオクに教える必要はありますが、取引の相手に教えることはありません。相手に名前や住所を知られる心配がないという安心感が大きな配送方法です。
ヤフオクで匿名配送をする方法について見ていきましょう。
ヤフオクで匿名配送を利用できる配送方法は決められています。匿名配送が利用できる配送業者はヤマト運輸と日本郵便です。それぞれ、匿名配送で利用できる配送方法が決まっています。
ヤマト運輸で匿名配送を利用できる配送方法には次のものがあります。
郵便局からも匿名配送を利用することができます。郵便局の方がヤマト運輸よりも若干送料が安くなっています。しかし、ヤマト運輸とは違い、万が一の事態が起きても保証はしてもらえないのでその点は理解して利用しましょう。日本郵便での匿名配送で利用できる配送方法は次の通りです。
出品者が匿名配送で出品したいものを出品する方法は、出品する画面から「匿名配送」を選択できる配送方法を選択するだけです。基本的に出品するときの設定画面からデフォルトの設定で選択できるのは、匿名配送になっています。
匿名配送以外の出品方法を選択したいときには、「その他の配送方法」を選択しなければいけません。基本的にデフォルトの設定でヤフオクで配送方法を選択すれば、匿名配送になると考えて良いでしょう。
匿名配送で出品者商品がなくてされた場合には、落札者情報が送られてきますが、名前はもちろん伏せ字になっていて判りません。住所は都道府県名と郵便番号の上3桁のみが開示されます。郵便番号の上3桁というのは、配達を請け負う郵便局を表しています。
郵便局まではわかったとしても、そこから先の住所をたどるのはほぼ不可能なので、匿名性はかなり保たれていると考えていいでしょう。
落札者側の支払いが終わったら、匿名配送用のQRコードが発行できます。QRコードを持って、ヤマト運輸を利用する場合にはコンビニか営業所へ、郵便局なら郵便局へ行き発送の手続きを行います。匿名配送になるという点だけ違うだけで、発送方法は通常の発送方法と変わりません。
匿名配送を選択した場合には、今までのように「ヤフオク取引ナビ」からの連絡は一切必要ありません。落札されたら梱包して最初に選択した配送方法で配送するだけです。
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