Yahoo!プロモーション広告の種類・特徴や、Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsとの違いを解説します。基本的にはこの2つの広告サービスの配信先が重なることはありません。それぞれに特徴があるので自分の用途に合った広告方法を選びましょう。
今回は、Yahoo!プロモーション広告についてレビューします。インターネットのプロモーション広告として、有名なのはGoogleのプロモーション広告だと思いますが、国内の検索エンジンの利用シャアを考えると、Googleに次ぐシェアを誇るYahoo! JapanのYahoo!プロモーション広告は効果が期待できる、有用広告ツールです。
Yahoo! Japanが提供する「Yahoo!プロモーション広告」は、広告の種類が豊富で料金体系も良心的なので、初めてインターネットプロモーション広告を利用する人にとっても使いやすいサービスになっています。
次に、Yahoo!プロモーション広告の種類について解説します。Yahoo!プロモーション広告は大きく分けて2つのタイプがあります。「スポンサードサーチ(リスティング広告)」と「ディスプレイアドネット(YDN)」です。
スポンサードサーチ(リスティング広告)とは、Yahoo!の検索エンジンでキーワード検索した際に、キーワードに関連した広告を検索結果の最上段に表示する広告のことです。
スポンサードサーチのように、キーワード検索に連動させて関連広告をピックアップして表示する広告のことを、検索連動型広告(リスティング広告)と言います。
スポンサードサーチ(リスティング広告)では3つのオプションを任意で追加できます。以下に3つのオプションの特徴をまとめました。
オプション名 | 内容 |
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クイックリンクオプション | 広告タイトルに関連ワードのリンクを設置(最大6件) |
電話番号オプション | 広告に電話発信用のリンクを設置 |
テキスト補足オプション | 広告タイトルに補足テキストを追加 |
カテゴリ補足オプション | 広告タイトルにカテゴリ表示を追加 |
スポンサードサーチ(リスティング広告)は料金体系のタイプで言えば、クイック課金型広告(PPC広告)です。クイック課金型広告(PPC広告)とは、広告が表示が表示された時点では広告費は発生せず、ユーザーがクリックした時点で広告費が発生します。
そのため、興味を持ったユーザーが広告にアクセスした分だけ料金が加算される仕組みになっています。
ディスプレイアドネックワーク(YDN)とは、ユーザーが閲覧しているサイトに関連した広告をピックアップして表示する広告システムです。
ディスプレイアドネックワーク(YDN)のように、ユーザーが閲覧したサイトからユーザーの興味があるジャンル・商品などを分析して表示する広告のタイプを、興味関心連動型広告といいます。
ディスプレイアドネックワーク(YDN)では、ターゲティングの設定により、特定のユーザー層を狙って広告を表示できます。ディスプレイアドネックワーク(YDN)には、主に6種類のターゲティングタイプが用意されており、自分のニーズに合わせてカスタマイズできます。以下に6種類のターゲティングタイプの特徴をまとめました。
ターゲティングタイプ | 内容 |
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インタレストターゲティング | 基本的なターゲッティングタイプで、ユーザーが閲覧したサイトの内容からニーズを分析し、関連広告をピックアップして表示 |
サイトリターゲティング | 一度ユーザーが訪れたサイトの広告を表示 |
サーチターゲティング | 検索エンジンで検索したキーワードから紐づけて、ユーザーに広告を表示 |
性別・年齢・地域ターゲティング | 性別・年齢・地域を指定して、広告対象のユーザーを絞りこんで広告表示 |
デバイスターゲティング | 任意のデバイスを指定し、検索内容から利用しているユーザーを絞りこんで広告を表示 |
プレイスメントターゲティング | 広告を表示したいサイト・表示したくないサイトを指定して、サイトを限定して広告を表示 |
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