Yahoo!プロモーション広告の種類・特徴やGoogle AdWordsとの違いを解説!

Yahoo!プロモーション広告の種類・特徴や、Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsとの違いを解説します。基本的にはこの2つの広告サービスの配信先が重なることはありません。それぞれに特徴があるので自分の用途に合った広告方法を選びましょう。

Yahoo!プロモーション広告の種類・特徴やGoogle AdWordsとの違いを解説!のイメージ

目次

  1. 1Yahoo!プロモーション広告って何?
  2. Yahoo!提供のインターネット広告サービスのこと
  3. 2Yahoo!プロモーション広告の種類について
  4. スポンサードサーチ(リスティング広告)とは
  5. ディスプレイアドネックワーク(YDN)とは
  6. Twitter広告とは
  7. 広告プラン診断について
  8. 3Yahoo!プロモーション広告の特徴を解説
  9. 課金システムについて
  10. 運用タイプについて
  11. 4Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsとの違い
  12. 主な違い
  13. おすすめの広告運用サービスは?
  14. 5Yahoo!プロモーション広告を活用して集客増加を目指そう

Yahoo!プロモーション広告って何?

Yahoo!プロモーション広告の公式サイト

今回は、Yahoo!プロモーション広告についてレビューします。インターネットのプロモーション広告として、有名なのはGoogleのプロモーション広告だと思いますが、国内の検索エンジンの利用シャアを考えると、Googleに次ぐシェアを誇るYahoo! JapanのYahoo!プロモーション広告は効果が期待できる、有用広告ツールです。

Yahoo!提供のインターネット広告サービスのこと


Yahoo! Japanが提供する「Yahoo!プロモーション広告」は、広告の種類が豊富で料金体系も良心的なので、初めてインターネットプロモーション広告を利用する人にとっても使いやすいサービスになっています。

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Yahoo!プロモーション広告の種類について

次に、Yahoo!プロモーション広告の種類について解説します。Yahoo!プロモーション広告は大きく分けて2つのタイプがあります。「スポンサードサーチ(リスティング広告)」と「ディスプレイアドネット(YDN)」です。

スポンサードサーチ(リスティング広告)とは

Yahoo!プロモーション広告のスポンサードサーチのサンプル画面

出典: https://promotionalads.yahoo.co.jp/

スポンサードサーチ(リスティング広告)とは、Yahoo!の検索エンジンでキーワード検索した際に、キーワードに関連した広告を検索結果の最上段に表示する広告のことです。

検索連動型広告のこと

スポンサードサーチのように、キーワード検索に連動させて関連広告をピックアップして表示する広告のことを、検索連動型広告(リスティング広告)と言います。

3つのオプションについて

スポンサードサーチ(リスティング広告)では3つのオプションを任意で追加できます。以下に3つのオプションの特徴をまとめました。
 

オプション名 内容
クイックリンクオプション 広告タイトルに関連ワードのリンクを設置(最大6件)
電話番号オプション 広告に電話発信用のリンクを設置
テキスト補足オプション 広告タイトルに補足テキストを追加
カテゴリ補足オプション 広告タイトルにカテゴリ表示を追加

クイック課金型広告(PPC広告)について

スポンサードサーチ(リスティング広告)は料金体系のタイプで言えば、クイック課金型広告(PPC広告)です。クイック課金型広告(PPC広告)とは、広告が表示が表示された時点では広告費は発生せず、ユーザーがクリックした時点で広告費が発生します。

そのため、興味を持ったユーザーが広告にアクセスした分だけ料金が加算される仕組みになっています。

ディスプレイアドネックワーク(YDN)とは

Yahoo!プロモーション広告のディスプレイアドネックワークのサンプル画面

出典: https://promotionalads.yahoo.co.jp/

ディスプレイアドネックワーク(YDN)とは、ユーザーが閲覧しているサイトに関連した広告をピックアップして表示する広告システムです。

興味関心連動型広告のこと

ディスプレイアドネックワーク(YDN)のように、ユーザーが閲覧したサイトからユーザーの興味があるジャンル・商品などを分析して表示する広告のタイプを、興味関心連動型広告といいます。

6種類のターゲティング方法について

Yahoo!プロモーション広告のディスプレイアドネックワークのサンプル画面

出典: https://promotionalads.yahoo.co.jp/service/ydn/

ディスプレイアドネックワーク(YDN)では、ターゲティングの設定により、特定のユーザー層を狙って広告を表示できます。ディスプレイアドネックワーク(YDN)には、主に6種類のターゲティングタイプが用意されており、自分のニーズに合わせてカスタマイズできます。以下に6種類のターゲティングタイプの特徴をまとめました。
 

ターゲティングタイプ 内容
インタレストターゲティング      基本的なターゲッティングタイプで、ユーザーが閲覧したサイトの内容からニーズを分析し、関連広告をピックアップして表示
サイトリターゲティング 一度ユーザーが訪れたサイトの広告を表示
サーチターゲティング 検索エンジンで検索したキーワードから紐づけて、ユーザーに広告を表示
性別・年齢・地域ターゲティング 性別・年齢・地域を指定して、広告対象のユーザーを絞りこんで広告表示
デバイスターゲティング 任意のデバイスを指定し、検索内容から利用しているユーザーを絞りこんで広告を表示
プレイスメントターゲティング 広告を表示したいサイト・表示したくないサイトを指定して、サイトを限定して広告を表示

Twitter広告とは

また、上記の2つの広告に加えてTwitter広告もYahoo! Japanを通して出稿できます。

インフィード広告のこと

Yahoo! Japanから出稿できるTwitter広告とは、インフィード広告のことです。Twitterのタイムラインに表示される広告で、一般のツイート投稿と同じ流れで表示されます。Twitter広告には3つのタイプ「プロモツイート・プロモアカウント・プロモトレンド」があります。

プロモツイートについて

「プロモツイート」は一般のツイート投稿と同じ形式で表示する、基本的なTwitter広告です。

プロモアカウントについて

「プロモアカウント」は、ツイート投稿の広告に加え、「おすすめユーザー」の欄に自社のTwitterアカウントを表示できるTwitter広告です。

Yahoo!プロモーション広告のTwitter広告を出稿できる項目

プロモトレンドについて

「プロモトレンド」は「おすすめトレンド」の欄に任意の指定キーワード・ハッシュタグを表示できるTwitter広告です。自社のトピックや商品に紐づいたワードを表示させることで、興味のあるユーザ―にアクセスするチャンスを狙えます。

Yahoo!プロモーション広告のTwitter広告を出稿できる項目

広告プラン診断について

上記の広告タイプを踏まえて、Yahoo! Japanでは、ユーザーが自分のニーズに合った広告プランを判断できるように、広告プランを診断できる専用サイトを用意しています。初心者は利用してみると良い判断材料になるはずです。数問の質問に回答するだけで、30秒で診断結果が表示されます。

Yahoo!プロモーション広告の診断サイト

出典: https://promotionalads.yahoo.co.jp/online/ydn_selection.html

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Yahoo!プロモーション広告の特徴を解説

次に、Yahoo!プロモーション広告の特徴を解説します。

課金システムについて

Yahoo!プロモーション広告は、基本的にどの広告タイプも初期費用無料で始められます。クリック課金制なので、ユーザーが広告をクリック(アクセス)した時点で料金が発生するので、誰でも始めやすいインターネット広告です。

運用タイプについて

Yahoo!プロモーション広告では、ユーザーの広告作成の負担をできるだけ軽減するために、便利な2つの運用タイプのツールが用意されています。

らくアド(自動広告運用ツール)とは

初心者向けのツールが「らくアド(自動広告運用ツール)」です。らくアド(自動広告運用ツール)を使えば、自社サイトのURL・業種を設定するだけで広告文を自動で作成してくれます。また、広告掲載後も自動で広告を最適化してくれ、ダッシュボードで広告の効果をモニターできます。

広告管理ツールとは

上級者向けのツールが「広告管理ツール」です。「広告管理ツール」は「らくアド(自動広告運用ツール)」の機能に加え、キーワードアドバイスツール・キーワード自動挿入ツールなどが装備され、より効果的な広告を自動作成・管理できるようになっています。

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Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsとの違い

次に、Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsとの違いについてレビューします。

主な違い

Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsは同種の広告サービスですが、主な違いをまとめました。

提供サービスの名称の違い

インターネットプロモーション広告の最大手、Google AdWordsとYahoo!プロモーション広告との広告内容を比較すると、広告タイプ・入稿方法においてはほぼ同じです。ただし、以下のポイントにおいて相違点が見られます。

広告配信先の違い

GoogleとYahoo!は、そもそも全く別の検索エンジンなので、検索結果ページはそれぞれで異なります。提携サイトも異なるため、広告の配信先が重なるということはありません。

広告管理画面構成の違い

Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsでは、広告管理画面の構成に若干の違いがあります。Yahoo!プロモーション広告では、広告タイプによって管理画面があり使い分ける運用になっていますが、Google AdWordsでは全ての広告が同画面で管理されます。

広告表示オプションの違い

Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsでは、選択できる広告表示オプションのラインナップに違いがあります。

Yahoo!プロモーション広告では、前述したとおり、追加できるオプションとして「テキスト・カテゴリ・クイックリンク・電話番号リンク」から選択できますが、Google AdWordsでは、「サイトリンク・電話番号リンク・住所表示・レビュー」から複数のオプションを選べます。

審査のスピードの違い

審査のスピードに関しては、Yahoo!プロモーション広告よりもGoogle AdWordsの方が早い傾向にあるようです。ただし、入稿した広告の内容によって異なるので、あくまで目安として考えてください。

おすすめの広告運用サービスは?

Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsは、基本的に広告の配信先が重なることはないので、両者に出稿するという方法が最も有用な方法ですが、予算などの都合により、どちらか一方を選択しなくてはいけない場合もあるでしょう。

広告配信先で選ぶ場合

広告配信先で選ぶ場合、不特定多数のユーザーに広告を配信したい場合は、最も検索エンジンの利用が多いGoogle AdWordsがおすすめです。また、Yahoo!プロモーション広告は、企業の運営サイトにだけ広告を配信することができるので、自社のブランドイメージを管理したいユーザーにはおすすめです。

ツールの使いやすさで選ぶ場合

ツールの使いやすさで選ぶ場合、前述したとおり、Google AdWordsは全ての広告を一元管理したいユーザーにはおすすめです。複数の管理者で広告を管理する場合は、広告タイプごとに管理画面が分かれている、Yahoo!プロモーション広告がおすすめです。

ユーザーの性質から選ぶ場合

ユーザーの性質から選ぶ場合、従来の定説では、インターネット関係に精通しているユーザー層には「Google」、一般ユーザー層には「Yahoo!」が強いといわれてきましたが、現在はそうした垣根はなくなってきています。

2019年現在の状況を総評すると、スマホ・タブレットユーザー向けであれば「Google」が強いという見方が一般的です。また、「Yahoo!」は女性層に強くなっているという見方もあります。

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Yahoo!プロモーション広告を活用して集客増加を目指そう

Yahoo!プロモーション広告の特徴を良く理解して、インターネット広告で有益な成果を狙いましょう。Yahoo!プロモーション広告は、スポンサードサーチ・ディスプレイアドネックワーク(YDN)の、2つの広告方法が用意されています。また合わせてTwitter広告も出稿できるのが特徴です。

スポンサードサーチは、検索キーワードに合わせて、検索結果の最上段に広告を表示できる方法です。ディスプレイアドネックワーク(YDN)は閲覧したサイトの内容・傾向に合わせて広告を表示できる方法です。いずれも、Google AdWordsと同じ、リスティング広告です。

Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsは、同じリスティング広告ですが、全く異なった検索エンジンなので、広告の配信先が重なることはありません。そのため、両方の広告サービスを利用するのがベストな方法ですが、都合によりどちらか選択しなくてはいけない場合は、特徴を良く理解して自分の用途に合った広告方法を選びましょう。

総評としては、Google AdWordsはスマホ・タブレットユーザーに強く、Yahoo!プロモーション広告は女性層に強いと言われています。

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この記事のライター
KOUSUKE
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