ヤフオク!で「非情に悪い」の評価を受けたらどうしますか。中には悪質な人物もいますので事前にブラックリストで検索して対処しましょう。さらに削除してもらう努力をしたり入札トラブル申告制度も検討しましょう。ヤフオク!の「非情に悪い」の評価についてまとめてみました。
ヤフオクでは取引が終了すると、その取引に対して出品者や落札者の対応やその他について総合的に評価する制度があります。これは具体的にどのようなものなのでしょうか。
評価はヤフオクでの取引が終了した後で、出品者と落札者との間のお互いの満足度を採点することです。評価は次のとおり5段階あり、それぞれポイントがつきます。
評価 | ポイント |
---|---|
非常に良い | +1ポイント |
良い | +1ポイント |
どちらでもない | 0ポイント |
悪い | -1ポイント |
非常に悪い | -1ポイント |
一旦ついた評価を削除することはできません。何度も評価を入力したとすれば、その一つひとつの評価の履歴は保存されて削除することはできないようになっています。このため、評価をする時には公平かつ誠実に対応することが重要です。
評価についてはポイント以外にも言葉で書かれたコメントもあります。実は単なる数値ポイントよりもこの言葉で書かれた評価の方が実態をよく反映していることが多いので、特に出品者の信頼性を判断する場合によく用いられています。コメントについても一旦提出したら取り消せないのです。
ある人についてのコメントの履歴は延々とリストアップできますので、過去から連続して見てみるとかなりの実態が判明します。
落札者が出品者に対して不満があった場合に、例えば「とんでもない出品者です。今後取引をするつもりはありません」という不満のコメントをしても、他の多くの出品者の参考になりません。もっと具体的に「梱包が雑なので商品の六角形の角の2箇所が破損していました。」と書く対応をした方がよくわかります。
さらに「商品が届くまでに大変待たされましたが、その間に10回連絡したのに全く返事がなく、困りました」などと相手の対応の様子を記載すると人間像が浮かび上がります。人の評価は感情で行っても、感情は人それぞれに受け取り方が異なるので共通の尺度にはなりません。具体的な事象を記録するのが客観的で良いコメントとなります。
ヤフオクは出品者に対しての落札者の評価と、その反対に落札者に対しての出品者の評価の双方が記録されるようになっています。従って出品する際に入札状況を確認して、入札者の評価を参考にできるのです。また、入札者は出品者の過去の評価を見て信頼性を判断して対応を決められます。
ちなみに入札者は評価ポイントのみ表示されますが、出品者は評価ポイントの他に評価コメントや「良い評価と悪い評価の数」も公開されていますので参考にできます。
落札者は出品者から商品が届いて中身を点検してから、出品者に対する評価をするのが一般的です。商品が届く前に評価をしてしまうと、実際に届いた中身に不都合があった場合にもう一度評価をし直す必要があるためです。また、出品者は落札者の評価をもらってから、落札者に対する評価をするのが良いでしょう。
自分が落札者の場合は評価をしなくても良いと考えている人もいるようです。さらに評価をするのを面倒に思っていたり、極端な場合は忘れているということも多いのです。なお、評価をして欲しくないと頑なに考えている人もいます。それは自分がその商品を売ったり買ったりした事実を公にしたくないからという理由です。
中にはヤフオクで落札した商品をすぐさま、またヤフオクに出品したいと考えている人もいて、そういう人は取引の事実を隠したがるので評価を拒否するようです。
一般的には相手の信用力を評価ポイントで測定していますので、できれば10以上あると安心できます。評価は取引の数が増えていけば累積されていくので、良い評価が積み重なっていけば自分の財産になるのです。そうすれば出品する時にも落札する時にも信頼性があるというパスポートとして使えます。
そういう意味では評価は多い方が有利に働くでしょう。ただし取引数が多くて中にはトラブルも多数発生しているという人は評価の多さだけでは信頼されません。あくまでも一つひとつの取引を誠実に行った結果としての、本当に実のある評価実績があることが有利に繋がります。
ヤフオクの評価は5段階になっており、最低の評価が「非常に悪い」となっています。この最低の評価が付いてしまうのはどのような場合になるのでしょうか、詳しく見てみます。
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