2019年04月04日更新
MP3をiPhoneに転送して再生!MP3ファイルのダウンロード方法も解説!
MP3ファイルをiPhoneに取り込みする方法をご存知でしょうか。PCから転送する方法と、アプリでダウンロードする方法をご紹介します。iPhoneに転送したMP3の保存場所と再生の仕方も解説しました。MP3ファイルをiPhoneに取り込んでみましょう。
目次
iPhoneにMP3ファイルを取り込み音楽を楽しもう!
MP3ファイルとは
MP3ファイルとは1993年に開発されたデジタル音声ファイルのことです。MP3には圧縮技術が使われており、聞き取れない小さい音や聞き取りづらい音などを消去しているため、とてもサイズが小さく容量が少なくできました。現在では多くのメディアプレーヤーでMP3ファイルが使われています。
MP3ファイルをiPhoneに取り込む方法は?
MP3ファイル、例えばダウンロードした曲でMP3ファイル形式のものをiPhoneで再生したい場合はどうしたらよいでしょうか。MP3ファイルをiPhoneに取り込む方法はいくつかあります。
iPhoneにMP3ファイルを取り込み方法〜PCから転送する〜
では、iPhoneにMP3ファイルを取り込みする方法をご紹介していきます。まずはPCからiPhoneにMP3ファイルを転送する方法です。
iTunes
PCからiPhoneにMP3ファイルを取り込みする場合には、iTunesを使用します。PCにiTunesのダウンロードが必要です。iTunesのダウンロードはApple公式サイトから無料でできます。今回は、iTunesバージョン12.9で解説しました。以前のバージョンでは仕様が異なる可能性があります。
iTunesでMP3ファイルを転送する方法
iTunesの準備が出来たら、iTunesでMP3ファイルを転送していく方法を見ていきましょう。
MP3ファイルをiTunesに追加する
まずは、PCでiTunesを開いてください。次に、左上に表示される「ミュージック」を選びます。(下の画像で赤枠部分)そして、iTunesに追加したいMP3ファイルを「ミュージック」にドラッグ&ドロップします。これでMP3ファイルはミュージックファイル内に保存されました。複数の音楽が入ったフォルダごと追加することも可能です。
もしくは、メニューから「ファイル」をクリックし、「ファイルをライブラリに追加」を選択します。(下の画像で赤枠部分)表示されたファイルを選び、ライブラリに追加できます。
また、MP3ファイルをiTunesに追加したときに、「編集」から「環境設定」を選びます。続いて「詳細」のタブを開き、「ライブラリへの追加時にiTunes Mediaフォルダにコピーする」という項目にチェックをします。(下の画像で赤枠部分)この設定をしておくと、移動元のMP3ファイルを削除しても、iTunesのファイルが正常に開けます。
ミュージックライブラリに、追加したMP3ファイルが一覧表示されているのをご確認ください。
iPhoneと同期する
続いて、iPhoneとiTunesを同期します。まず、USBケーブルでiPhoneをPCに接続してください。すると、iTunesの左上にiPhoneのデバイスマークが表示されます。このiPhoneマークをクリックします。(下の画像で青枠部分)
次に、iTunesの「ミュージック」を選びます。そして、「音楽を同期」の項目にチェックをしてください。(下の画像で赤枠部分)
すべてのファイルをiPhoneに転送する場合は、「ミュージックライブラリ全体」にチェックをします。転送データを選択する場合は、「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、およびジャンル」にチェックします。そして、下部に表示されるプレイリストやアーティストから転送するデータを選びましょう。(上の画像で青枠部分)
iPhoneにMP3ファイルを取り込み方法〜アプリでダウンロード〜
iPhoneにMP3ファイルを取り込みする2つ目の方法ではアプリを使います。アプリでダウンロードすると、MP3ファイルが簡単に取り込みできます。
OPlayer Lite
iPhoneにアプリでMP3を取り込みする場合は、「Oplayer Lite」というアプリを使います。「Oplayer Lite」は使いやすいと高評価の動画再生アプリで、あらゆる拡張子に対応しています。MP3やそれ以外のファイル形式でも再生可能です。wi-fi転送機能でPCからのファイルの取り込みも簡単にできて、クラウドに保存している動画も再生できます。
Oplayer Liteは無料でダウンロード可能です。機能性に優れていて、再生速度調整可能、リピート可能、バックグラウンド再生可能とユーザー満足度の高いアプリです。
OPlayer Liteの使い方
では、Oplayer LiteでのMP3ファイル取り込み方法をご説明します。まず、パソコンに保存したMP3ファイルをWi-Fiで転送する方法です。まず、Oplayer Liteの「Wi-fi転送」を選びます。
すると、「HTTP経由でデバイスにアクセス」としてアドレス表示されます。このアドレスをPCで開きます。表示された画面の「Drop files here to upload」に、MP3ファイルをドラッグ&ドロップしてください。もしくは、「Upload File」をクリックするとファイルを選択できます。
続いて、iPhoneの「完了」をタップします。MP3ファイルは、Oplayer Liteの「マイドキュメント」内に保存されました。
転送されたMP3ファイルをタップすると再生されます。「…」ボタン(赤枠部分)でメニュー表示され、3つの横線(青丸部分)でバックグラウンド再生、ロケットボタン(黄色枠部分)で再生速度が変更できます。
また、iTunesからもiPhoneにファイルを転送できます。まずiTunesを開き、iPhoneを繋いで同期します。iPhoneアイコンを選択し、「ファイルを共有」を選びます。(赤枠部分)するとAppに「Oplayer Lite」が表示されました。右下にある「ファイルを追加」を選択すると、Oplayer Liteに転送したいファイルを選択できます。選び終えたら「同期」をクリックします。
iPhoneに取り込んだMP3ファイルを再生しよう
では、これまでの手順でiPhoneに取り込み完了したMP3ファイルを再生してみましょう。
MP3ファイルの保存場所
iPhoneに取り込みしたMP3ファイルはどこに保存されたのでしょうか。MP3ファイルは、iPhone標準アプリの「ミュージック」に保存されています。「ミュージック」アイコンをタップすると、「最近追加した項目」に表示されます。
MP3ファイルを再生する方法
ミュージックに追加された音楽ファイルをタップすると、再生画面が表示されます。「再生」ボタンをタップするか、リストの曲名をタップすると再生が始まります。
着信音で再生させるには?
MP3ファイルはiPhoneの着信音として再生可能です。iPhoneの着信音はM4Rという拡張子です。着信音設定するには、iTunes上でMP3ファイルをM4Rに変換しなければなりません。まずはiTunesを開きます。そして、「編集」を開き、「環境設定」を選択します。次に「一般」をクリックします。
次に、「インポート設定」を選択します。表示された「読み込み設定」画面で、インポート設定を「AAAエンコーダ」にして「OK」をクリックします。(上の画像で黄色枠部分)そして、着信音に設定する音楽の上で右クリックします。「曲の情報」を選択し、オプションを選びます。(下の画像で赤枠部分)
開始時間と終了時間を30秒以内に設定し、「OK」をクリックしてください。(上の画像で赤枠部分)再度設定する音楽を選択した状態で「ファイル」を開きます。そして、「変換」から「AACバージョンを作成」を選びます。(下の画像で赤枠部分)
次に、作成したファイルを右クリックします。次に「Windowsエクスプローラーで表示」をクリックします。(Windowsの場合)
「表示」タブから「ファイル名拡張子」にチェックをして拡張子を表示させます。(初期設定で拡張子の表示オフになっているため)ファイルを右クリックし、「名前の変更」を選んでください。「ファイル名.mp3」となっているのを、「ファイル名.m4r」書き換えます。名前の変更に対する警告文は「はい」で進みます。
iPhoneをケーブルでつなぎ、表示されたiPhoneアイコンをクリックします。そして「着信音」を開き、先ほどのm4rファイルをドラッグ&ドロップで移動させます。着信音に表示されたのを確認し、「同期」ボタンをクリックしてiPhoneに同期します。(下の画像で赤枠部分)
あとは、iPhoneの「設定」から「サウンド」を選びます。同期したファイルを選び、着信音に設定完了です。
iPhoneにMP3ファイルを取り込もう!
音楽や動画再生に多く使用されているMP3ファイルですが、iPhoneへの取り込み方法はPCを経由する必要があります。取り込みしてしまえば、iPhoneでいつでも好きな音楽や動画を再生できます。デフォルトの着信音以外にもオリジナル着信音も簡単に作成できます。今回の記事を参考に、iPhoneにMP3ファイルを取り込んでみましょう。