Wi-Fiの接続が途切れる・不安定な原因と対処法[PC/iPhone/Android]

Wi-FiはスマホやPCでインターネットを使う上では、今や欠かせないものです。その接続が途切れる・不安定になるなどすると、大変不便な状態になってしまいます。この記事では、Wi-Fiの接続が途切れる・不安定になる場合の原因と対処法を説明します。

目次

  1. 1Wi-Fi接続が途切れる・不安定な原因
  2. Wi-Fiルーター側に不具合がある
  3. スマホやパソコン側に不具合がある
  4. Wi-Fiに接続している端末が多い
  5. 無線接続環境内に複数の障害物がある
  6. 2Wi-Fi接続が途切れる・不安定な時の対処法【PC編】
  7. パソコンの再起動を行う
  8. トラブルシューティングを使って問題解決する
  9. 制限付きアクセス状態の場合は電波環境を変えてみる
  10. 3Wi-Fi接続が途切れる・不安定な時の対処法【iPhone・Android編】
  11. Wi-Fiと機内モードのオンオフを試してみる
  12. 端末の再起動を行う
  13. ネットワーク接続を再設定する
  14. iPhone端末ではWi-Fiアシスト機能を使わない
  15. Android端末ではスリープ時のWi-Fi設定を確認する
  16. 4Wi-Fi接続が途切れる・不安定な時のその他の対処法
  17. 普段使っていない機器のWi-Fi接続を切る
  18. キャリアがauの場合はおまかせWi-Fiモードをチェック
  19. 他の電波の干渉を受けない電波環境にする
  20. プロバイダーで電波障害やメンテナンスがないかを確認
  21. 5それでもWi-Fiが途切れる場合はプロバイダのサポートセンターに問い合わせる。

Wi-Fi接続が途切れる・不安定な原因

Wi-Fiは、今や様々な場面で利用されています。自宅の無線LANやフリーWi-Fi、モバイルWi-Fiルーターなど、Wi-Fi接続はいくつかの方法で利用できます。接続デバイスは、iPhoneやAndroidのスマホやタブレット、PCなどでWi-Fi接続してインターネットに無線接続します。

ところが、Wi-Fi接続を利用していると、突然、接続が不安定になったり途切れたりすることがあります。iPhoneやAndroidのスマホなら、LTE接続可能なSIMカードを入れていればLTE通信でインターネットを使うことができます。しかしながら、Wi-Fi接続のみのタブレットやPCといったデバイスの場合は、インターネットにつながらなくなります。

この記事では、無線LANのWi-Fi接続が不安定になったり途切れてしまった場合の、不安定になった原因と改善策について説明します。

Wi-Fiルーター側に不具合がある

自宅でWi-Fiによる無線接続が不安定になったり途切れたりする原因の一つとして、Wi-Fiルーターに不具合が生じている可能性があります。不具合といっても、Wi-Fiルーターの電源を入れ忘れていたり、モデムとの接続が外れていて無線接続ができないという場合もあります。この場合は、電源を入れたり正しく接続することで途切れる状況を改善します。

Wi-Fiルーターの電源や接続に問題がない場合は、Wi-Fiルーターを再起動しましょう。再起動は、Wi-Fiルーターの電源を一度オフにして、10秒ほど待ってからオンにするだけです。ただし、Wi-Fiルーターの機種によっては電源スイッチがないものもありますが、その場合は電源を抜き差しすればよいです。

スマホやパソコン側に不具合がある

Wi-Fi接続が途切れたり不安定になる原因として、スマホやPC側に不具合がある場合があります。たまにあるのが、何かの拍子でWi-Fi接続がオフになって無線接続が切れているというケースです。この場合は、Wi-Fiをオンにすれば途切れる状況が解決します。

このほか、スマホやPCの接続機能に故障が生じていることが途切れる原因の可能性もあります。

Wi-Fiに接続している端末が多い

Wi-Fiに接続している端末の数が多すぎる場合、これがWi-Fi接続が途切れたり不安定になる原因となることがあります。Wi-Fiに接続しているデバイス数を気にしたことがある方は少ないかもしれませんが、スマホやPCのほかにもWi-Fi接続している機器はあります。ゲーム機のほか、最近では家電もWi-Fi接続可能な製品があります

そして、スマホもPCもゲーム機、家電もどんどんWi-Fi接続していくと、接続機器が多すぎてWi-Fi接続が不安定になったり途切れたりすることがあります。Wi-Fiルーターへの接続デバイス数はWi-Fiルーターの性能に依存するので、安価なWi-Fiルーターほど、接続数が増えると不安定になったり途切れたりしやすくなります

対策は、接続機器を減らすことです。普段使っていないデバイスや機器の電源を落とすことで、接続機器数を減らすことができ、これで途切れる状況の改善が見込めます。また、Wi-Fiルーターの性能が原因ということもできるので、高性能のものに買い替える事でも改善が見込めます。

無線接続環境内に複数の障害物がある

Wi-Fi接続が不安定だったり途切れたりするとき、壁などの障害物が原因の可能性があります。もし、Wi-Fiルーターと無線接続している機器が別の部屋にある場合は、障害物が影響している可能性があります。Wi-Fiの電波の周波数は2.4GHzと5GHzがあり、5GHzを使用している場合に途切れるような事象が起こりやすいです。

というのも、5GHzの電波は壁を通り抜ける際に電波が弱まるからです。それに対して2.4GHzの電波は障害物を迂回する性質があるので、壁の向こう側でも弱まることなく届きます。よって、デバイスのWi-Fi接続設定を5GHzから2.4GHzに変更することで途切れる状況を改善します。

ちなみに、どのSSIDが2.4GHzなのかは、Wi-Fiルーターの説明書を確認しましょう。

Wi-Fi接続が途切れる・不安定な時の対処法【PC編】

ここでは、PCの無線LANのWi-Fi接続が途切れたり不安定になる場合の対処法を説明します。

パソコンの再起動を行う

PCのWi-Fi接続が途切れたり不安定になる際の原因が、動作しているタスクなどのエラーの可能性があるので、まずはPCを再起動してみましょう。再起動により、タスクやキャッシュがクリアされます。その状態で再起動によりフレッシュな状態で無線LANを再接続することにより改善が見込めます

トラブルシューティングを使って問題解決する

PCには、Windows10、Macにかかわらず、トラブルシューティング機能があります。再起動で改善しない場合は、トラブルシューティング機能を使って原因を確かめ、途切れる状況を改善することができます

Mac搭載パソコンの場合

MacOSを搭載したPCでもトラブルシューティング機能を使って、Wi-Fi接続の回復を図ることができます。まず、Wi-Fi接続に問題が発生すると、「Wi-Fiステータスメニュー」に「Wi-Fiに関する勧告」が表示されるので、クリックして解決策を確認できます。このほか、「ワイヤレス診断」と「ネットワーク診断」も試してみるとよいです。

Windows搭載パソコンの場合

Windows10にもトラブルシューティングツールが搭載されています。操作方法は、以下のようになります。
 

                   操作
1 スタートボタンをクリック
2 歯車マークをクリックし設定を開く
3 更新とセキュリティをクリック
4 トラブルシューティングをクリック
5 インターネット接続をクリック
6 「トラブルシューティングツールの実行」ボタンをクリック

上記表の6までの操作を行い少し待つと、問題が検出されます。起こっていた問題の内容によって対処法が異なります。原因に応じた対処法が示されるので、案内に従って操作を行いましょう。操作を進めると、最後に再起動が行われます。再起動完了後、Wi-Fi接続が回復しているか確認しましょう。

再起動後、いまだ無線LAN接続ができない場合は、途切れる状況の原因は別のところにあります。自身での対処が難しい場合は、メーカーに問い合わせることをお勧めします。

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この記事のライター
Tak011
PCもスマホもガシェットも大好きです!皆さんのお役に立てる記事を書けるよう、日々努力!!

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