YouTubeに頻繁にCM広告が流れているのでTikTokを知っている方も多いでしょう。ただそのCM広告がうざいと感じる方も少なくないようです。YouTube上でTikTokのCM広告を消す方法となぜうざいと感じるのかを解説いたします。
TikTokという名前は知っているものの実際にはどういう動画アプリなのかは知らないという方は多いのではないでしょうか。まずはTikTokがどのような動画アプリなのか、特徴を踏まえつつご紹介いたします。
TikTokとはショートビデオ限定の動画アプリになります。投稿できる動画の尺が15秒までと決められており、動画の撮影・編集・投稿ができるだけでなく、動画を通じて他のユーザーと交流できるコミュニティでもあります。
TikTokでは撮影した動画にBGMを付けて投稿する(アプリにBGMリストが準備されている)のが基本になっているためか、楽曲に合わせて踊る、または口パクしているなどの動画が多く見られるのが特徴です。
2016年に中国でリリースされ中国国内で絶大な支持を得ているだけでなく、今や日本を含めアジア圏に広く認知されています。10代の若者を中心に人気を誇ってる動画アプリです。
そんな若者に人気のTikTokですが、最近ではYouTubeを視聴している人々の間で「TikTokの広告がうざい」「キモい」と話題になっています。
それはYouTubeで動画視聴中に頻繁にTikTokのCM広告が流れているからうざいというだけでなく、そのCM広告の内容に対してうざい、ナルシストな様子などが見ていて不快だと感じるのが理由になっているようです。
うざいと感じる人が多いTikTokの広告ですが、こういったTikTokのうざい広告を消す方法にはどんな方法があるのでしょうか。
まずはYouTube上の設定でうざい広告を消す方法です。この方法であればTikTokのうざい広告に限らず、YouTubeで流れる他のうざい広告も消すことができます。非表示にしたい広告が流れている間に動画再生画面の左下に表示される”iマーク”をクリックしてください。
そうすると広告が表示される理由などが出てきます。画面内の”この広告の表示を停止”をクリックしましょう。YouTubeプレミアムのように広告全般を消すことはできませんが、停止をした広告に限り表示しないようにできます。
また視聴する際に使用するブラウザを変えることでうざい広告を消す方法もあります。Operaというブラウザには広告のブロック機能があり、このブラウザを使用することでうざい広告を消すことができます。
普段使っているブラウザから変えるのは面倒かもしれませんが、完全に消すという点を重視するなら検討しても良いでしょう。
先ほど「TikTokの広告がうざいキモい」と話題になっていると記述しましたが、実際にTikTokの広告を観たことのない方にはうざいと言われている理由があまりピンと来ないかもしれません。
TikTokのどういったところがうざいと言われているのか、理由をまとめてみました。
TikTokがうざいと言われる理由として、受信側が感じる「うざい」と送信側が考える「うざい」の認識が異なる、ということが挙げられます。
「うざい」というとネガティブなイメージを受けますが、TikTokの送信側にとっての「うざい」はネガティブなイメージだけではありません。受信側が感じる「うざい」と送信側が考える「うざい」にはどんな違いがあるのでしょうか。
普段目にしているような芸能人が出てきて映像のプロが撮影して作られたCM広告とは違い、TikTokの広告はTikTokのユーザーが投稿した動画を素材として作られているのが特徴です。
ですので、受信側が感じる「うざい」はユーザーが投稿した動画の内容や映像に出ている人物に向けて感じることが多いようです。
内容としてはプロのようなキレもないただの素人の踊りであったり、カップルで音楽に合わせ身振り手振りしているだけなど、傍から見ると何が面白いのかわからないような映像であったりするため、それを見せられるのが「うざい」と思われる理由かもしれません。
映像に出てくる人物に関しては、いかにもキメ顔でナルシストのように映っている様子や、大げさなジェスチャーが見ていて「うざい」、そのような痛い様子を見せられることが「うざい」という意見があるようです。
次に、送信側が考える「うざい」ですが、送信側としては「うざい」はTikTokに投稿した動画をもっと見てもらうための取っ掛りであると考えている節があるようです。ある意味、炎上商法に近いと言えます。
事実「うざい」と言われながらも、YouTube上にはTikTokの「うざい」投稿動画をまとめた動画が多数存在し、再生回数が多いものだと300万再生を超えています。TikTokで「うざい」動画を投稿すればするほど、それだけ注目される可能性が高くなるというわけです。
HIKAKINさんを始め、東海オンエアなど有名YouTuberの中にはTikTokの「うざい」広告を真似た動画を作って投稿する人もいます。広告の「うざい」効果によってTikTok自体の話題性や認知度は確実に高まっていると言えるでしょう。
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