海外旅行の時にスマホを正しく設定しないと、高額請求されてしまうことがあります。データローミングオフ設定の方法をご説明しました。国際電話のかけ方や、海外での大手3キャリア別のスマホ設定方法もわかります。事前準備をして高額請求を避けましょう。
海外に行くときに、スマホを使う時にはいくつかの注意点があります。
普段使用しているスマホは、契約している通信会社の電波を利用しています。(docomo、auなど)これらの通信会社の電波は国内のいたるところに配置されていますが、海外にはありません。しかし、国際データローミング機能によって、該当の通信会社の電波がないときに、提携している現地(海外)の通信会社の電波を利用できるようになります。
海外でスマホのパケット使用は、国内の通常パケットプランの対象外となります。国際データローミングで提携している通信会社に接続されれば「海外パケット定額プラン」が適用されます。しかし、国際データローミングでは、提携していない通信会社に接続される可能性もあります。すると、海外パケット定額にもならず、高額な請求をされることがあります。
スマホの「海外パケット定額」プランを使用しても、平均1日当たり1,980円から2,980円と国内に比べて割高です。
では、実際に海外旅行の時に必要なスマホの設定方法をご説明します。
まず、海外旅行で通話をしない場合のスマホの設定方法です。
海外旅行では通話もデータも使用しない場合は、スマホの「機内モード」に設定しましょう。データ通信が停止されるので安心です。
スマホを「機内モード」に設定していても、「Wi-Fi」をオンにすればインターネットに接続可能です。Wi-Fiのある場所のみでスマホでデータ通信するなら、高額請求の心配がありません。
次は、海外旅行で通話を利用する場合のスマホの設定方法です。
海外でのiPhoneの設定方法をご説明します。まず、「設定」から「モバイルデータ通信」を選びます。次に「通話オプション」をタップします。「4Gをオンにする」から「オフ」を選びます。そして、「データローミング」の項目をオフにします。(緑がオンで白がオフです)
海外旅行でのAndroidでの設定方法をご説明します。「設定」を開き、「接続」から、「モバイルネットワーク」を選びます。次に、「ローミング設定」を選び、「データローミング」をオフにします。(チェックボックスのチェックをはずすとオフ)
Android2.3以前の場合は、「ワイヤレスとネットワークの設定」から「モバイルネットワーク」を選び、「データ通信を有効にする」をオフにしてください。
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