離れた人と通話をしていると顔を見て話したいと思うこともあるでしょう。Skypeでビデオ通話をすれば、パソコンやスマートフォンを使って無料で簡単にテレビ電話ができます。今回はビデオ通話をSkypeで使用する際の設定方法や、不具合の対処法などを詳しくご紹介します。
Skypeとは、15年以上続くマイクロソフト社提供のインターネット通話サービスです。通話だけでなく、チャットやデータのやりとりなど機能も充実しており、ビジネスシーンでも利用されています。Skypeではビデオ通話(テレビ電話)も可能となっており、インターネットにつながっていれば世界中の人と顔を合わせて通話ができます。
Skypeの使用環境は多岐にわたります。「Skype for Windows」はWindows7以降のパソコンで使用できます。Macをお使いなら「Skype for Mac」、iPhoneやiPadでは「Skype for iOS」、Androidのスマートフォンやタブレットでも「Skype for Android」と各デバイスでアプリが存在しています。
「Microsoft Edge」と、最新バージョンの「Google Chrome」では「Skype for Web」としてブラウザ上でも使用が可能です。もちろんビデオ通話はどれを使っても利用できます。このように、インターネットを使う環境が整っていればどこでも利用できますし、アカウントも使い回せるのでとても便利です。
Skypeの方に問題がなければ、あとはビデオ通話に必要なカメラの有無を確認しておきましょう。スマートフォンやタブレットにはカメラが付いていますから問題ないのですが、パソコンにはカメラが内蔵されていないものもあります。その場合は別途WEBカメラが必要です。
Skypeにはバージョンがあり、最新にしておくことによって最適な状態で利用できます。何かできないと思った時には、バージョンが古くないかアップデート情報を確認しましょう。
ビデオ通話は相手があって成り立ちます。どちらかが古いバージョンをしようしたままでビデオ通話をおこなってしまうと、動画の画質やつながり方、音質も悪くなることがあるようです。自分は最新バージョンなのに調子が悪い場合は、相手にもバージョンを確認してもらいましょう。
Skypeを最新バージョンにするには、各OSのバージョンも最新のSkypeを利用可能なバージョンまでアップデートしなければならないので注意してください。
Skypeで初めてビデオ通話をすることになった場合、最初にどんな設定が必要なのでしょうか。ビデオ通話をするお互いがWEBカメラや内蔵カメラをSkypeに接続しておかなければなりません。ここではセットアップをしてカメラテストをする手順をご紹介します。
ここでは「Skype for Windows」を使って説明をします。他のデバイスでも手順としては同じです。まずはSkypeを立ち上げてログインしましょう。トップ画面を表示させ、画面上部にあるツールから設定を選びます。
設定画面の左側にあるビデオ設定をクリックしましょう。下記の参考画面は黒塗りにしてありますが、そちらにカメラの映像が表示されるので映っているかを確認してください。
Webカメラをお使いの場合は設定画面が別に表示され、WEBカメラの設定ができます。うまく調整ができればテスト終了です。
Skypeでビデオ通話をしようとしたのにできない場合は、どういう問題が起きてできないのかで対処が変わってきます。主な問題のそれぞれの対処法を紹介していきます。
「Skype for Windows」を使ってご紹介していきますが、対処法はどれも同じとなるので参考にしてください。もし下記の方法でもビデオ通話ができない場合は、ZOOMやapper-inなどがSkypeの代替アプリとして人気が高いので候補に入れてみましょう。
セットアップをしたはずなのに、音声も聞こえないし映像も見られない、そもそもコールができない。もしそんな状況に陥ってしまったときは、まずスピーカーやマイク、そしてカメラのデバイスが正しく接続されているかどうかを確認してください。
内蔵されているものを使っている場合はあまり気にしなくても良いのですが、外付けの製品を使っている場合は正しく接続されているか注意してください。
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