ラクマとメルカリというのはほぼ同じような使い方ができるフリマアプリですが、比較してみるとどのような違いがあるのでしょうか。この記事ではラクマとメルカリの違いを購入者側と出品者側のそれぞれの視点から比較して、メリットとデメリットをまとめてみました。
ラクマとメルカリはほぼ同じようなフリマアプリです。スマホでラクマとメルカリのアプリを開いてみるとわかりますが、アプリのデザインはほぼ一緒で、出品するときも購入するときも、かかる手間などはほぼ一緒です。
しかし、実際にはラクマよりもメルカリの方がはるかに利用者数が多いという現実があります。しかし、人によってはラクマの方が使いやすいという声もあれば、メルカリの方がいいという声もあります。ラクマとメルカリを比較してみるといったいどのような違いがあるのか、この記事では詳しくまとめてみました。
まずはラクマとメルカリのそれぞれの特徴についてみていきましょう。まずはラクマとはどのようなフリマアプリなのか見ていきます。
ラクマの最も大きな特徴というのは、運営母体が楽天グループであるというところでしょう。ラクマはもともとフリルという別の会社が運営しているフリマアプリでした。そして、楽天には独自に運営するラクマというフリマアプリがありました。
しかしラクマの運営がかんばしくなかったことから、楽天グループがフリルを買収して、フリルをラクマとして再出発させたのが現在のラクマです。旧ラクマはすでに廃止されて使えなくなっていますが、現在口コミで悪いものとして挙がっているものには旧ラクマの口コミも少なくありません。
現在のラクマはフリルとしての運営実績が確かなところに、楽天グループの強力な後ろ盾があるということで、信頼性が増したと言われています。今後の伸びしろが期待できるフリマアプリといっていいでしょう。
ラクマでは匿名配送が利用できます。匿名配送が利用できることで、出品者も購入者も自分の名前や住所を相手に渡さずに取引できるので、安心して利用できます。ただし、匿名配送はメルカリにもありますが、メルカリの方が同じ配達方法でも安くなっています。匿名配送の送料がメルカリよりも高くなるのはラクマのデメリットと言えます。
また匿名配送とはいっても、追跡機能で最寄りの配送センターまではわかってしまいます。しかし、これはメルカリの匿名配送の追跡機能でも同じですし、配送センターから先を追跡することは不可能なので匿名性は守られているといえます。
ラクマに遭ってメルカリにはない仕組みには購入申請の仕組みというものがあります。出品者が購入申請が必要だと設定してる商品は購入希望者がすぐに買えない、という仕組みです。購入希望者はまず購入申請を出して、出品者が売ってもいい相手かどうかを確認してから売ることができるという仕組みです。
購入申請のメリットデメリットについては後の方で詳しく解説しますが、これがあるからラクマの方が安心して利用できる、という人も少なくありません。
次にメルカリについて詳しく見ていきましょう。
メルカリの特徴というのは、なんといっても出品者の数も購入者の数も、利用者数が日本一のフリマアプリです。利用者数が多いと何かとトラブルも起きやすいもので、以前は悪いうわさも多いアプリでしたが、現在では日本一の規模を誇るアプリだということで運営側の改善も進み、信頼性も高いアプリになってきたという評判です。
出品する人の数が多いということは、出品されている商品の数も多いということです。また、常にアプリを見ている人がたくさんいるので、購入希望者や実際に購入する人も多いアプリです。商品の数が豊富で購入者も多いということで、欲しい商品も見つかりやすく、また売れ行きもとても良いと評判です。
メルカリもラクマと同じように匿名配送が利用できます。利用できる匿名配送の方法は、クロネコヤマトと日本郵便の配送方法を使った配送方法でラクマとほぼ同じです。しかし、ラクマと全く同じ配送方法でも、メルカリの方が配送料が安く設定されています。
匿名配送料は商品代金から差し引かれるので、配送料が高くつく商品を販売したいときには、ラクマよりもメルカリの方が出品者としてはうれしい点になるでしょう。
ラクマとメルカリの違いを購入者視点で比較してみるとどのような違いが見えてくるか見てきしょう。
1 / 4
続きを読む