OneDriveの使い方をマスターしましょう!OneDriveの設定・共有方法を解説します。Windows以外の、Macやスマホ・タブレットでのOneDriveの使い方・設定・共有方法も熟知すれば、どの端末でもファイル共有、OneDrive環境設定が可能です。
WindowsユーザーはOneDriveというサービスを使っていますか?昔から活用している人、Windowsに表示されていることは気づいていたけれどあえて使っていなかった人など様々だと思いますが、今回はWindows標準サービス「OneDrive」の機能のおさらいと、使える活用術・注意点について解説します。
OneDriveとは、Windows10やWindows8.1に標準で装備されているクラウドストレージサービスです。ドキュメント(文書)ファイル、写真・画像ファイル、動画・音楽ファイルなど様々なファイルをクラウド経由で保存・共有できるオンラインデータ管理サービスです。
Windows10やWindows8.1に標準で装備されているグレードは保存容量に上限がありますが無料で利用できます。OneDriveのプランは「5GB/無料(Windows標準)」「50GB/月額249円」「1TB/月額1274円」となっています。
OneDriveは以前は「SkyDrive」と呼ばれていました。
OneDriveを使用する際は、事前準備としてMicrosoftアカウントを取得しておく必要があります。Microsoftアカウントを取得していない場合は、Microsoftの公式ページ(login.live.com)でMicrosoftアカウントを新規登録しましょう。
次にOneDriveのアプリが必要になりますが、Windows10やWindows8.1には標準で既にインストールされています。もしインストールされていないもしくは誤ってアンインストールしてしまった場合は、公式ページから無料でダウンロードできます。
次にOneDriveのPCでの使い方について解説します。
前述したとおり、OneDriveはWindows10やWindows8.1には標準で既にインストールされていますが、OneDriveが自分のPCに確実にインストールされているのか確認したい場合は、「スタートメニュー」を左クリックしてアプリ一覧にOneDriveがあるか確認しましょう。
もし、アプリ一覧にOneDriveが見当たらず、検索しても探せない場合は、OneDriveを再インストールすることが可能です。
OneDriveを再インストールする場合は、公式ページ(onedrive.live.com/about/ja-jp/download)から無料でOneDriveのインストーラーをダウンロードできます。
OneDriveのインストーラーをダウンロードしたら、ダブルクリックでインストーラーを立ち上げ、「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示されるので「はい」をクリックしてインストールを開始します。
OneDriveはMacでもOneDriveアプリをインストールすれば利用できます。Mac Apple ストア(itunes.apple.com/jp/app/onedrive/id823766827)から無料でダウンロードできます。
Windows、MacともにOneDriveアプリをインストールした後にアプリを立ち上げると、初期設定の画面が表示されます。Microsoftアカウント作成時に登録したメールアドレスを入力し、次の画面でパスワードを入力して「サインイン」します。
その後、OneDriveの保存フォルダとして連携するフォルダを指定する画面が表示されます。連携するフォルダは自動で用意されるので、特に指定がない場合はそのフォルダに設定しましょう。指定する場合は「場所の変更」をクリックしてフォルダを指定します。これで初期設定は完了です。
OneDriveでデータのアップロードや閲覧・編集する手順を説明します。まず、OneDriveの(クラウド上の)保存フォルダにファイルをアップロードするには、保存するファイルをドラッグ&ドロップでOneDriveの保存フォルダ内に入れ込むだけです。ファイルをドラッグ&ドロップするとば自動的にOneDriveと同期して、ファイルがアップロードされます。
OneDriveの保存フォルダにファイルをアップロードしたと同時にPC内のOneDrive連携フォルダにも同じファイルが自動的に保存されるので、あえてバックアップとしてOneDriveの保存フォルダからPC内にダウンロードする必要はありません。
クラウド上のOneDriveの保存フォルダ内のデータを閲覧・編集する際も、直接OneDriveの保存フォルダ内のファイルを開いて閲覧・編集できます。ファイル内容を編集・変更した際は、クラウド上のOneDriveの保存フォルダ内のデータだけでなく、PC内のOneDrive連携フォルダ内のデータも同期して自動的に修正されます。
つまり1アクションでクラウド・PC内のデータを自動的に管理できます。
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