Microsoftのプラグイン、Silverlightのサポート終了が発表されたことが話題になっています。この記事ではMicrosoftのSilverlightをアンインストールする方法や、必要な場合に再インストールする方法について解説します。
サポート終了期限が発表されたことで話題になっているMicrosoftのプラグインのSilverlightですが、MicrosoftのSilverlightとはどんな機能を持つものなのかわからない人も多いようです。まずはMicrosoftのSilverlightとはどんなものなのか、ということについてみていきましょう。
Microsoftが配布しているプラグインのSilverlightとは、例えていうとFlashプレイヤーのような働き方をするプラグインです。Flashプレイヤーというのは、ブラウザやアプリ上で動画や音声を再生するのに使われてきたソフトですが、同じような働きをするプラグインをMicrosoftでも開発して配布しています。
Windows PCには必ずインストールされているWindows Media Playerや、IEには必ず使われてきました。しかし、現在ではFlashプレイヤーが徐々に利用できなくなってきているように、MicrosoftのSilverlightも使われなくなってきています。
Microsoftが開発した最新のブラウザのMicrosoft Edgeや最新版のGoogle Chrome、FirefoxではSilverlightが利用できないようになっています。
現在の最新のブラウザでは利用することができませんが、古くから運営されているWebページの中には、現在でもSilverlightを使わないと表示できないページもあります。
特にSilverlightがなくても、多くの場合には必要性は感じませんが、「このページを表示するためにはMicrosoft Silverlightが必要です」と表示された場合には、インストールしましょう。
MicrosoftのSilverlightは、現在は新しく作られるWebページやMicrosoftのアプリには利用されなくなっています。また、MicrosoftのSilverlightのサポート自体もMicrosoftから2021年に終了すると発表されています。
サポートが終了しても、Microsoft Silverlightを使ったWebページなどが利用できなくなるわけではありませんが、セキュリティ面での脆弱性が心配です。サポートが終了したら、Microsoft Silverlightが使われているWebページやアプリの利用はあきらめて、早急にアンインストールしたほうがいいでしょう。
Microsoft Silverlightをアンインストールする方法とはどんな方法があるのか、ここから詳しく見ていきましょう。
Microsoft SilverlightをWindowsのPCからアンインストールする方法とは、コントロールパネルかWindows10の設定のアプリからアンインストールすることができます。コントロールパネルから入る場合には「コントロールパネル」>「プログラムのアンインストール」と進みます。
Windows10の場合にはWindows10の「設定」>「アプリ」>「アプリと機能」と進みます。すると表示されているアプリの一覧の中にMicrosoft Silverlightがあるので、そちらから「アンインストール」をクリックするとアンインストールできます。
MacのPCからアンインストールする方法とは次のようになります。まずはMacの「Finder」を開き、「コンピュータ」>「Macintosh HD」>「ライブラリ」>「Internet Plug-Ins」と進みます。すると「Silverlight Plugin」があるので、それをゴミ箱に捨てればアンインストール完了です。
古くから運営されているWebページを閲覧したり、古い動画を見るのにどうしてもMicrosoft Silverlightが必要になった、という場合には再インストールすることもできます。SilverlightはMicrosoft Officeの公式ページで配布されているので、そちらからダウンロードします。こちらのリンクへどうぞ。
尚、最新版のMicrosoft Edge、Google Chrome、Firefox、Safariでは利用することができないので、ダウンロードしてインストールすることもできません。ただし、Windows PCならWindows10でもIE11がプリインストールされているので、IEからならインストールできます。
IEを使ってダウンロードページを開いたら「今すぐインストール」をクリックします。
すると実行するか保存するか、という表示が出ます。すぐに実行してしまって問題なければ「実行」をクリックします。
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