Kindleの電子書籍の出版方法! KDPの登録・ファイル作成方法や出版代行を解説!

ブログやTwitterで述べたことをまとめたり、常々書きためていた文章やマンガを広めたりしたい場合、KindleのKDPを使って電子書籍化して出版する方法がおすすめです。コストもかからず、多くのメリットのあるKindleのKDPでの出版方法をお教えします。

目次

  1. 1Kindleで出版できるAmazonのKindleダイレクト・パブリッシング(KDP)とは?
  2. 無料で出版できる
  3. マンガも出版できる
  4. 無料公開中のコンテンツは出版不可
  5. 2Kindleで出版するメリット
  6. 宣伝の手間がない
  7. 文字数が少なくても大丈夫
  8. 修正や加筆が購入者に反映される
  9. ブログやSNSの集客効果がある
  10. 3Kindleで出版するための準備
  11. 出版・販売に必要なもの
  12. Kindleダイレクト・パブリックに登録
  13. 4Kindleで出版する方法
  14. Kindle出版のためのファイル作り
  15. 表紙の作り方
  16. アップロード方法
  17. 5Kindle出版で稼げる?
  18. 出版社を介さず出版できる
  19. 紙出版より印税率が高い
  20. 6Kindle出版代行も可能
  21. 表紙を代行サービスに頼む
  22. まるごと代行サービスに頼む
  23. 7Kindle出版は副業としても簡単!

Kindleで出版できるAmazonのKindleダイレクト・パブリッシング(KDP)とは?

出版というものは非常に魅力的です。それが小説であれ、マンガであれ、日常あるある話であれ、レシピであれ、ビジネスのノウハウであれ、出版されたものは自分の分身とも言える存在です。しかし、それを紙の本で出版するには、多大なコストが必要です。ですがそのコストをほとんどゼロにする方法があります。それはKindleで電子書籍を出版するKDPです。

KDPことKindle Direct Publishingは、Amazonの電子書籍であるKindleを出版するための方法です。こうして電子書籍をKindleで出版すれば、名詞を渡す時にアドレスを記しておけば読んでもらえますから、ブランディングにも有効です。加えて、Kindleで出版した本がきっかけで出版社から声を掛けられて紙の書籍を出版した例も少なくありません

Kindleの電子書籍は、AmazonのKindleやFireタブレットのみならず、iPhone・Androidのスマートフォンやタブレット、PCやMacで上でもKindleアプリで読むことができます。Kindleでの出版は、スマートフォン上で読める分だけ、紙の本よりもよほど今の読者にリーチできる手段なのです。

無料で出版できる

一般の出版物の場合、自費出版ともなれば本の編集・印刷費を負担しなければなりません。その場合、数十万から100万円以上の費用がかかりますし、装丁に凝ったり、部数が増えたりするにつれて、その費用はどんどん高くなります。それに対し、KDPを使えば、書籍やマンガのデータさえ用意できれば、あとは無料で出版できますし、増刷費用も不要です。

マンガも出版できる

書籍用のデータは、使い慣れたWordやテキストエディタ、HTMLエディタで出力したファイルから、簡単にKindleの電子書籍データに変換できます。

一方マンガのデータは、マンガ制作ツールのCLIP STUDIO PAINT EXなら、直接Kindleの電子書籍用mobiファイルを作成・出版・販売できます。また、ほかのアプリを使っている場合は、JPEGやPNGなどのデータを元に、Kindle Comic Creatorを使ってバラバラの画像ファイルを1冊のコミックにまとめられます。

無料公開中のコンテンツは出版不可

ただし、なんでもKindleで出版できるというわけではありません。たとえばブログの記事をまとめてKindleで出版しよう、というのは誰もが考えることですが、無料公開されている記事そのままではKindleでは出版させてくれません。しっかりと手を入れて再構成するか、ブログの記事は削除するかして、Kindleで出版する本でしか読めないものにする必要があります。

Kindleで出版するメリット

Kindleでの出版は紙の本での出版に比べて敷居が低く、販売方法もKindleストアに登録してしまえばあとはAmazonにお任せで済みます。以下に、紙の出版に比べてKindleによる電子書籍出版にどんなメリットがあるかを紹介します。

宣伝の手間がない

本を出版しても、普通はそれで本が勝手に売れてくれるわけではありません。日本では年間7万5000冊、取り次ぎの営業日に均すと1日あたり300冊もの本が出版されています。これが書店の限られたスペースを争うわけですから、紙の本を出版しても書店に並ぶことする難しいのが現状です。

それに対してKDPならばAmazonに登録するだけでAmazonでの販売が行われますし、内容やあなたの著者名で検索すれば必ず表示されます。KDPであれば、新聞や吊り広告で宣伝している書籍も、そうした大規模な宣伝をしていないあなたの本も、同じように扱われます

文字数が少なくても大丈夫

一般的な紙の本では、文字数の少ない新書でも1万文字程度の文字数が必要です。またマンガでも150〜200ページが一般的です。それに対し、99円から販売できるKindleであれば、1万文字程度の電子書籍や20ページ程度のマンガも発行可能です。文字数やページ数にとらわれることなく、自分の思いをこめた密度の濃い電子書籍を出版できます

修正や加筆が購入者に反映される

紙の本を出版すると、あなたの作品として固定されるのはいいのですが、誤りがあったりその後情報が変化したりしても直しようがありません。2版、3版で修正したり、文字数を変更して書き足したりしても、初版を購入した読者には変更部分が届きません。

しかしKindleで出版すれば、初版を出版後も修正したり文字数が変更されたりした場合には、読者の再読時にファイルが再ダウンロードされるので、常に最新の電子書籍を届けられます

ブログやSNSの集客効果がある

電子書籍に限りませんが、本を出版するとそれがあなたの名刺代わりになります。本を読んでもらうことであなたの考え方や行動様式、作品の面白さを伝えられます。出版した紙の本を贈呈するように、Kindleの電子書籍も0円で販売できるため、必要であれば99円や期間限定の0円販売あるいはお試しバージョンで0円のKDP書籍を出版できます。

こうしたKindleの電子書籍をブランディングとして利用すればブログやSNSなどの集客力がアップし、紙の本の書籍化や実店舗への集客も期待できます。

Kindleで出版するための準備

さて、いくらKindleでの出版が簡単とは言え、すぐに出版できるわけではありません。Kindleで出版するための方法は、電子書籍を制作し、それをKDPで出版するためのmobiファイルに変換し、そのファイルをAmazonに登録するという手順を踏みます。しかしその前に、まずあなた自身をひとつの出版社としてKDPに登録しなければなりません

出版・販売に必要なもの

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。

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