本記事ではiPhoneのパスコードを忘れた場合の対処法である、iPhoneの初期化手順を紹介します。iPhoneのパスコードを忘れた方や、iPhoneを初期化したい人は、本記事で紹介する3つの初期化方法を覚えておきましょう。
iPhoneのパスコードを忘れてしまった場合、残念ながら対処方法はiPhoneの初期化以外に方法があります。初期化とは、iPhoneを開封前の状態に戻すということなので、iPhone内のデータがすべて削除されてしまうということになります。そのため、iPhoneのバックアップは非常に重要な項目の1つということを認識しておきましょう。
iPhoneには不正利用防止・盗難後の情報漏えいを防止するために、10回異なるパスコードを入力すると、自動でiPhone内のデータを初期化する機能が搭載されています。この場合は10回間違ったパスコードが入力された時点で、iPhoneが初期化されるので覚えておきましょう。
iPhoneは5回間違ったパスコードを入力すると、時間を置いてから再度パスコードを入力する必要があります。パスコードを忘れた場合は、「データ消去」を有効に指定ない限り、この時間を待つ必要があるので注意してください。
本記事では、iPhoneのパスコードを忘れた場合の初期化方法を紹介しますが、初期化するとiPhone内のデータが完全に消去されます。そのため、iPhoneのデータをバックアップしていなければ復元することができないので注意してください。
iPhoneの初期化方法その1 | iCloud経由で初期化する |
iPhoneの初期化方法その2 | iTunes経由で初期化する |
iPhoneの初期化方法その3 | リカバリーモードで初期化する |
前の章でも述べた通り、iCloudでバックアップを設定している場合、iTunesでバックアップを設定している場合、また両方でバックアップを設定していない場合では初期化方法が異なります。それぞれの設定方法別に初期化方法が分かれているので、その概要を覚えておきましょう。
iCloudでバックアップを設定している場合は、iCloud.comにブラウザからアクセスし、「iPhoneを探す」からiPhoneの初期化を進めることができます。後半の章で、詳しい設定・初期化手順を紹介しているので参考にしてください。
iTunesをインストール設定したパソコンで、iPhoneのバックアップを設定している人は、パソコンとiPhoneを有線接続して、iPhoneを初期化することができます。この手順も次の章で詳しく解説しているので参考にしてください。
iCloud・iTunesでバックアップしていない場合は、パソコンとiPhoneを有線接続して、リカバリーモードを起動してからiPhoneを初期化する必要があります。iPhoneのモデルによってリカバリーモードの起動方法が異なるので、本記事後半の章で手順と設定方法を参考にしてください。
「iPhoneを探す」を設定・利用している人は、パソコンやその他のスマホからiCloud.comにアクセスし、「iPhoneを探す」から初期化を進めましょう。
STEP1 | iCloud.com(下記のリンク)にアクセスしてください。 |
STEP2 | Apple ID(メールアドレス)とパスワードを入力してログインします。 |
STEP3 | 「iPhoneを探す」を選択してください。 |
STEP4 | 「すべてのデバイス」を選択して初期化したいiPhoneを選んで下さい。 |
STEP5 | 「iPhoneを消去」をクリックしてデバイスを初期化します。 |
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