iPhoneで動画形式(フォーマット)を変換する方法!アプリ・サイトの使い方を解説!

iPhoneに保存している動画形式を変更する方法があります。また、今まで再生できなかった動画ファイルを見ることもできます。動画形式の所為でiPhoneで再生することができなかったり、パフォーマンスが悪いと感じている方は是非ご覧ください。

目次

  1. 1iPhoneの動画形式(フォーマット)はmov
  2. movとmp4との違い
  3. カメラの設定画面から変換できる
  4. 2iPhoneで変換可能な動画形式
  5. m4v
  6. mp4
  7. mov
  8. qt(QuickTime)
  9. 3iPhoneの動画形式の変換方法 【アプリ編】
  10. Documentsとnicozonを活用
  11. 動画の保存方法
  12. 4iPhoneの動画形式の変換方法 【PCサイト編】
  13. Offlibertyを活用
  14. 5iPhoneの動画形式を変換して快適にしよう

iPhoneの動画形式(フォーマット)はmov

iPhoneのカメラで動画を撮る方は多いと思いますが、動画にはそれぞれ動画形式、フォーマットというものが決まっています。この動画形式、フォーマットが端末に対応しているものでないと動画を再生することができません。iPhoneの場合は基本の動画形式(フォーマット)がmovとなっています。初めて聞いたという方も多いと思います。

今回はこの動画形式、フォーマットを変換する方法についてご紹介しますが、iPhoneのカメラアプリで撮影した場合は動画形式、フォーマットがmovになっていることを念頭において進めていきましょう。

また、今回ご紹介する変換方法はおすすめの方法ではありますが、ごく一部でしかありませんので、まずは試してみる、流れを掴んでみるという感覚でご覧いただければと思います。

movとmp4との違い

movとはApple社が作成したマルチメディア向けのフォーマットであり、QuickTimeというソフトウェアで使うことができます。動画形式として有名なのはmp4ですが、movと何が違うのかと言われれば互換性が違います。

movはiPhoneのカメラで撮影したものやApple社製品を使う際に適している動画形式であり、mp4はiPhoneに限らず幅広い製品に対応している動画形式です。

また、mp4はストリーミング再生にも対応しており、ファイルサイズも小さいことから人気の動画形式となっています。そのため動画形式を変換することでデータ容量が軽くなり、使えるストレージも増えることになります。

カメラの設定画面から変換できる

iPhoneで撮影する場合の動画形式はカメラの設定画面から変更可能です。iPhoneの設定アプリからカメラの設定画面を開いてください。カメラの設定画面には”フォーマット”という項目があるのでタップしてください。フォーマットには「高効率(HEIF/HEVC)」と「互換性優先(JPEG/H.264)」が用意されているので好みの方を選択しましょう。

今回のように後でカメラで撮影したもののフォーマットを変更するのであれば、「互換性優先(JPEG/H.264)」を選んでおくことでスムーズに編集することができます。カメラの設定画面ではフォーマットの他にも変更できる箇所があるので、カメラ機能に不満がある場合は少し変更してみるのも良いでしょう。

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iPhoneで変換可能な動画形式

iPhoneの動画形式を変えるのは良いですが、iPhoneが対応している動画形式にしなければ再生することができなくなります。カメラアプリで撮ったものだから結局は再生できると思い、よく分からない動画形式を使ってファイルサイズをものすごく減量した後に再生できなくなってしまったというケースが多いです。

これはiPhoneが対応している動画形式を好く知らないまま変更したのが原因と言えるでしょう。

また、iPhoneが対応している動画形式というのはQuickTimeというソフトウェアが対応しているものも含みます。これはiPhone内にこのソフトウェアが組み込まれており、iPhoneで再生する際に自動機能する様になっているためでもあります。iPhone内からQuickTimeをアンインストールしてしまっている場合は今回考えておりませんのでご了承下さい。

m4v

iPhoneが対応している動画形式の1つにm4vがあります。mp4によく似ているので間違えやすいフォーマットですがコーデックが異なり、Apple社が作成したフォーマットでもあります。ただし。m4v形式は元がmp4から作られておりサウンドオーディオ「Dolby AC3」に対応するためにApple社が拡張したものとされています。

m4vは拡張しているフォーマットですので、対応していないメディアプレーヤーもあります。そのため、m4v形式で保存されている動画に関してはフォーマット変換をしなければならないこともあります。

iPhoneはこのフォーマットに対応しているため、安心して動画を見ることができます。これからご紹介する変換方法でこのフォーマットが出ても安心してください。

mp4

このフォーマットは一番使用されているフォーマットといっても過言ではないほど汎用性の高いフォーマットです。基本的にこのフォーマットを使っていれば再生できるため、動画形式の変換時にフォーマットを困ったらmp4を採用すれば問題ないでしょう。mp4はmovをベースにして作られたフォーマットでもあります。

未圧縮のフォーマットにaviというものがありますが、mp4はそれよりも機能が豊富であり、汎用性の高さの根源となっています。最新のメディアプレーヤーの中にmp4に対応していないものはまずないでしょう。しかも様々なサービスに対応しているためPCで使う場合やアプリを使って動画を再生する際にも問題ないでしょう。

mov

Appleの標準形式に採用されているフォーマットです。しかし、Android端末やWindowsを使っている場合は、まず見ないフォーマットでありクセの強い形式でもあります。Apple社の製品以外であればデジタルカメラに採用されていることがたまにあるくらいであり、見かけることが稀なフォーマットです。

qt(QuickTime)

QuickTime専用のフォーマットです。このフォーマットを使って動画再生するためにはQuickTimeというソフトウェアが必須であり、もしくは動画形式を変換しないと使うことができません。movと似ているためApple社の製品とは相性が良いですが、あえてこのフォーマットを使う理由はないでしょう。

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この記事のライター
アナグマ
ライターのアナグマです。 いろいろなガジェット記事をお届けするので楽しみにしていてくださいね。

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