iPhoneで音楽を聴く方法は、iTunesやApple Musicを使って音楽を購入し、音楽を入れるしかない、と考えていますか。実はそれ以外にも、音楽を入れる方法があります。今回はパソコンやiTunesなしでもiPhoneに曲を転送する方法を解説します。
通勤中や休憩時間に、iPhoneで音楽を視聴するのは、今では普通の光景となっています。15歳から39歳までを対象にしたある調査報告によると、よく利用する音楽再生機器の実に76.8%が、iPhoneを含むスマホで圧倒的に多く、さらにスマホで音楽を再生する頻度は、「毎日」と答えた人が全体の36.0%で、年代別では10代の人で57.7%という結果でした。
さらにApple MusicやSpotifyといった音楽配信サービスの世界的な普及は、iPhoneを含めたスマホでの音楽試聴の割合をさらに押し上げる結果になりました。音楽は大きなスピーカーとチューナーを搭載したステレオを使って、家でゆっくり聞くもの、という時代は終焉を迎え、手軽にどこでも音楽を聴ける時代が到来したことを、このことは表しています。
日本ではiPhoneは今でも圧倒的な人気とシェアを確保しています。Appleが提供するApple Musicを利用して定額で5,000万曲以上の音楽や曲を聞き放題できるサービスは、iPhoneユーザーを今でも魅了し続けています。しかし、iPhoneに音楽を入れる方法は、Apple Musicなどの音楽配信サービスで購入するしかないのでしょうか。
実は、iPhoneに音楽を入れる方法はそれだけではありません。それ以外にも入れ方はあります。これからiPhoneに音楽を入れる3つの方法を紹介します。1つ目の入れ方は、iTunesを使ってiPhoneに音楽を入れる方法です。2つ目の入れ方は、iTunesなしでiPhoneに音楽を入れる方法です。
そして3つ目は、パソコンを使わずにiPhoneだけで音楽を入れる方法です。これからこれら3つの方法を具体的に解説します。
iPhoneに音楽を入れる1つ目の方法は、iTunesを使ってiPhoneに音楽を入れる方法です。iTunesはAppleが提供する音楽プレーヤーソフトで、音楽やビデオの再生、音楽のダウンロード購入、CDの再生や読み込み、また書き込みなどを、iPhoneと同期することにより連携して統合的に管理します。
iTunesでiPhoneに音楽を入れる方法は大きく分けて3つあります。1つ目の入れ方はCDから曲を取り込みiPhoneと同期させ音楽を入れる方法です。2つ目の入れ方は、パソコン内に保存されている曲や音楽をiTunesを介してiPhoneに転送する方法です。3つ目の入れ方はiTunesで音楽や曲を購入し、iPhoneを同期させ音楽を入れる方法です。
これらから具体的に、これら3つの方法でどのようにiPhoneに音楽を入れるのかを説明します。
iTunesでiPhoneに音楽を入れる1つ目の入れ方は、CDから曲を取り込みiPhoneと同期させ音楽を入れる方法です。まずパソコンにインストールしたiTunesを立ち上げます。そして取り込みたいCDをPCに挿入します。初期設定のままであれば、CDを挿入すると自動的にポップアップが現れ、「インポートの確認」画面が表示されるので、「はい」を選択します。
画面左上に「CD」のアイコンが表示されるので、それをクリックすると、iTunesに挿入したCDの情報が表示されます。画面右上に表示されている「取り込み」をクリックします。「インポートの設定」画面になりますので、「OK」を選択します。これでCDのiTunesへのインポートが開始されます。
次にiPhoneとiTunesを同期させます。iPhoneをUSBケーブルでPCと繋げます。iTunesの画面左上に「iPhone」のアイコンが表示されるので、それをクリックします。「iPhoneの設定」画面になりますので、左メニューから「ミュージック」を選択します。
右メニューにある「ミュージックを同期」と「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、およびジャンル」の両方にチェックを入れます。「アーティスト」欄から同期したい曲を選択し、iPhoneとiTunesの同期を開始します。同期が完了したら、iPhoneにCDの曲が転送されます。
iTunesでiPhoneに音楽を入れる2つ目の入れ方は、パソコン内に保存されている曲や音楽をiTunesを介してiPhoneに転送する方法です。その手順と方法を説明します。まずパソコンにインストールされたiTunesを立ち上げます。Windows10の「エクスプローラー」→「ミュージック」と進み、iPhoneに取り込みたい曲やアルバムを選択します。
ドラッグ&ドロップで選択した曲やアルバムをiTunesのライブラリに転送します。その後、iPhoneとPCをUSBケーブルで繋げ、iPhoneとiTunesを同期させ、曲やアルバムをiPhoneに転送します。
iTunesでiPhoneに音楽を入れる3つ目の入れ方は、iTunesで音楽や曲を購入し、iPhoneを同期させ音楽を入れる方法です。iTunesで音楽や曲を購入は、iTunes Storeから行います。iTunes Storeは音楽だけでなく映画も購入できるオンラインストアです。iTunes上で購入するので、その後の音楽や曲の転送がスムーズに行えます。購入方法を説明します。
パソコンにインストールされているiTunesを開きます。画面上部にある「ストア」をクリックします。iTunes Storeにアクセスできます。
iTunes Storeに表示されているアルバムや曲から購入したいものを選択できます。また画面右上にある「検索ボックス」に好きなアーティスト名やアルバム名を入力して検索することもできます。アルバム、または曲を選んだら、その右横に表示されている「値段」をクリックして購入手続きをします。
「iTunes Storeにサインイン」をするようポップアップが表示されるので、Apple IDとパスワードを入力し、「購入する」を選択します。これで購入手続きは終了です。購入したアルバムや曲がダウンロードされたら、iPhoneをUSBケーブルでパソコンに繋げ、iPhoneとiTunesを同期させ、iPhoneに曲を転送します。
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