利用しているユーザーが多く人気のiPhoneですが、iPhoneで留守電アプリを使う方法を知らないという人も多いのではないでしょうか。今回はiPhoneの留守電を無料で利用する方法やおすすめアプリと設定手順を詳しく解説していきますのでぜひ参考にしてください。
iPhoneユーザーの数はとても多いので無料の留守電アプリがあればきっと人気が出るはずですが、残念ながらiPhone専用の無料留守電アプリは存在しません。厳密に言うとiPhone用の留守電アプリを作れないのですが、これにはiPhoneの構造が関係しています。
iPhoneの内部プログラムの構造などの情報は一切公表されていません。これが、iPhoneにはセキュリティソフトは不要だと言われる程ウイルス感染リスクを下げてセキュリティーを高められる理由なのですが、構造が公表されていないがために留守電アプリも作ることができないというのが現状です。
iPhone用の留守電アプリは存在しませんが、留守電アプリを利用できる方法がありますので、その方法について解説していきます。
まず、前提となるのがキャリアの「転送サービス」を利用することです。キャリアの転送サービスを使って留守番電話機能付きのIP電話サービス(050)へ転送させることで間接的に留守電を利用できるようになります。
この方法を使うためには、IP電話に別途加入する必要があるのがポイントです。IP電話を契約した上で、IP電話アプリをダウンロードします。
大手キャリア
キャリア | 転送サービス | 基本料 |
docomo | 「転送電話サービス」 | 無料 |
au | 「着信転送サービス」 | 無料 |
SoftBank | 「転送電話サービス」 | 無料 |
MVNO
MVNO名 | 転送サービス | 基本料 |
LINEモバイル | ○ | 無料 |
mineo | ○ | 無料 |
楽天モバイル | ○ | 無料 |
UQモバイル | ○ | 無料 |
Y!mobile | ○ | 無料 |
IIJmio | ○ | 無料 |
BIGLOBE SIM | ○ | 無料 |
OCNモバイルONE | ○ | 無料 |
NifMO | ○ | 無料 |
DMM mobile | ○ | 無料 |
キャリアの留守番電話サービスの内容についてもまとめておきましょう。
キャリア・MVNO | 申し込み | 月額利用料 | 録音時間/件数または保存期間 |
docomo | 必要 | 300円 | 72時間 |
au | 不要 | 無料 | 3分20件・48時間 |
SoftBank | 不要 | 無料 | 3分30件・72時間 |
なお、MVNOでもキャリア回線を使うこととでそのキャリアの留守電サービスに加入できます。料金については月額300円程度で利用できるようになっています。
キャリアの留守番電話サービスを利用するメリットは、着電時の応答メッセージを自分の声を使ってオリジナルで流せるので、相手に直接的にメッセージを伝えられるという点です。また、録音内容を文字に起こしてiPhoneから確認できるということなどもキャリアの留守番電話サービスを使うメリットです。
まず、キャリアの留守電をつかう上でデメリットとなるのが、自分が通話中に他の相手からも電話がかかってきた時です。通話中に電話をかけてきた場合、相手には「ただいま電話に出る事ができません」というメッセージが自動的に再生され、メッセージの録音に誘導されてしまいます。
また、留守電に録音されているメッセージを確認する際に、有料通話になってしまうということです。何度も留守電を確認して聞き直すという人にとっては大きなデメリットと言えるでしょう。
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