新型iPad ProのUSB-Cポートでできることまとめ!便利な使い方を解説!

新型のiPad Proには、USB-Cポートが装備され、Lightningポートが消えました。LightningとUSB-Cとの違いは?、USB-Cポートの装備された、新型iPad Proでできることは?本記事で疑問に明解にお答えします。

目次

  1. 1Lightningから変更!新型iPad ProのUSB-Cポートについて
  2. できることや特徴
  3. メリット
  4. 2iPad ProをUSB-C未対応ディスプレイに出力する方法
  5. DisplayPortケーブルを使用する
  6. USB-Cハブを使用する
  7. USB変換アダプタを使う
  8. USB-C Digital AV Multiportアダプタは使用できない?
  9. 3【iPad ProのUSB-Cポートの使い方】iPhoneの写真や動画を取り込む方法
  10. iPhoneとの接続に必要なもの
  11. iPhoneから写真や動画を取り込む手順
  12. 4新型iPad Proにおすすめな6in1USB-Cハブについて
  13. 変換アダプターの数が減らせる
  14. Smart Keyboard Folio対応
  15. 5新型iPad ProのUSB-Cポートの周辺機器について
  16. マウスは使えない
  17. 使用できる周辺機器
  18. 6新型iPad ProのUSB-Cポートでイヤホンを使用する方法
  19. イヤホンジャックの変換ケーブルが必要
  20. おすすめの変換ケーブルについて
  21. 7新型iPad Proの便利なUSB-Cポートを使いこなそう!

Lightningから変更!新型iPad ProのUSB-Cポートについて

新しいiPad Proから、充電やデータの送、受信に使用されるケーブルの差込口(ポート)が「Lightning」から「USB-C」に変更されました。

Mac PCでは、ケーブルの差込口(以下ポート)に、USB-Cが装備されていましたが、長らく「iPad」や「iPhone」などのモバイル端末には、「Lightning」ケーブルが採用され続けてまいりました。

できることや特徴

iPad Proのポートが、LightningからUSB-Cに変わってできることが増え、従来のLightningケーブルで、できなかったことが可能になりました。ポートがLightningからUSB-Cに変わったことで、できることを下記にまとめてみました。

コンピューターに接続する iPad ProをMac PCやWin PCに接続して充電や
iTunesを使用してコンテンツと同期できる
 
iPad Proを充電する USB-CケーブルをiPad Proに接続して付属の18W電源アダプター
→コンセントと接続して充電できる
オプションとして30W電源アダプターも使用可能
ディスプレーに接続する iPad ProはUSB-Cで外部ディスプレーに接続してKey noteのプレゼンテーションやビデオを視聴できる 他にUSB-Cディスプレー、HDEMIディスプレー、テレビなど
音声を再生する iPad ProでUSB-Cポートにヘッドホンを接続できる  
他のデバイスと接続 iPad ProのUSB-CポートにSDカードリーダーやデジタルカメラを接続できる 他にハブとドック、キーボード、オーディオインターフェースとMIDIアダプター、USBイーサネットアダプター
他のデバイスを充電する iPad ProのUSB-CポートにUSB-C→Lightningケーブルを接続してiPhone,iPadに充電できる USB-C→USB-Cを接続してAndroid端末に充電できる

メリット

LightningからUSB-Cに、iPad Proのポートが変更されたメリットは、急速充電が同梱のケーブルでできることになったことや、他のデバイス(iPhone,iPad)や同じUSB-Cポートを持つAndroid端末にも、充電ができることです。

急速充電が利用できる

iPad Proのポートが、LightningからUSB-Cに変わってできることで、一番恩恵を受けるのは「充電」かもしれません。急速充電には、前タイプのiPad Proも対応していましたが、「USB PD対応USB電源アダプタ」と、「USB-CーLightningケーブル」を別途購入する必要がありました。

新型のiPad Proでは、18W出力の電源アダプターが標準で付属して、前タイプiPad Proの12W出力電源アダプターの1.5倍の速さで、充電ができることになりました。

さらに新型iPad Proには、オプションで30W出力の電源アダプターにも対応して、さらに速い急速充電を実現しています。(写真上)(下にリンクウェブサイト)

Anker Ultra-Compact 30W USB-C Power Delivery Wall Charger - Apple(日本)

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%80%9030W%E6%80%A5%E9%80%9F%E5%85%85%E9%9B%BBUSB%EF%BC%8A4-%EF%BC%8BQC3-0%E3%80%91Ewin-Charge3-0-%E6%8A%98%E3%82%8A%E7%95%B3%E3%81%BF%E5%BC%8F%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0-%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E3%81%AEUSB%E6%A9%9F%E5%99%A8%E5%AF%BE%E5%BF%9C/dp/B07QR1Q2HQ/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=iPad+Android%E5%AF%BE%E5%BF%9C+%E5%85%85%E9%9B%BB%E5%99%A8&qid=1568023358&s=gateway&sr=8-5

サードパーティ製30W電源アダプター

Amazon.co.jp: iPad Android対応 充電器

純正品はお高いのですが、新型iPad Proには、サードパーティ製の30W出力電源アダプターもあります。iPadだけでなくAndroidにも対応していて、入出力ポートはUSB-Cで共通です。Apple純正品ですと、5,580円のものが上のサードパーティ製だと、Amazonで2,180円で購入できます。

逆充電も可能になった

上の画像のように、iPad Proからスマートホンに充電ができるほか、新型iPad Pro同士での充電も自由にできます。この場合、「USB-C(オス)⇒USB-C(オス)」のケーブルが必要ですが、双方のUSB-Cポートに接続すればすぐに充電が始まります。

※iPad Pro(その他のタブレットも含む)から、スマートホンに充電はできますが、スマートホンにiPad Proから充電はできません。(電池の大きさが違うため)

電池残量の多い方から⇒電池残量の少ない方に充電されればOKですが、逆になっている場合はUSB-Cポートから一度ケーブルを抜いて挿しなおせば、反対方向に充電されます。USB-Cの規格で双方向の、充電、データ、の入、出力が可能になったおかげです。

高解像度で出力できる

iPad Proには、Thunderbolt 3(USB-C)という強力な規格に沿った、信号にも対応していて、下図の高機能なディスプレイにも、高解像度で出力できる性能を有しています。

上のディスプレイは高解像度「LG UltraFine 5K ディスプレイ」です。新型iPad Proのポートから付属の、USB-CーUSB-Cケーブルで接続すれば、iPad Proからの画像出力を視聴でき、ディスプレイ本体のボタンを操作せずに、音量」「明度」の調節ができます。

このディスプレイは解像度5120×2880,P3高色域、輝度500nitsの性能があり内蔵としてスピーカー、マイク、カメラを装備しています。充電機能もあり、Mac PCやiPad ProなどにUSB-Cケーブルを通し、ディスプレイ側から充電することができます。

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この記事のライター
山口 長二
きょうは霜が降りていました冬本番ですね。皆さんがんばりましょう。

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