iPad Pro11インチをiPad Pro12.9/10.5インチと比較!おすすめモデルを紹介!

現行のiPad Proには11インチモデルと12.9インチモデルがあります。このうち小ぶりのiPad Proは、9.7→10.5→11インチと次第に大型化しています。この最新11インチモデルの魅力を、12.9インチモデルと、前モデルとの対比でお伝えします。

目次

  1. 1iPad Pro 11インチと12.9インチの比較
  2. 仕様の比較
  3. 性能の比較
  4. Smart Keyboardの比較
  5. 11インチと12.9インチの違い
  6. 2iPad Pro 10.5インチ(2017年)モデルとの比較
  7. iPad Pro 10.5インチの仕様と性能一覧
  8. iPad Pro 10.5インチ(2017年)モデルとの違い
  9. 3iPad Proそれぞれの評価(レビュー)は?
  10. iPad Pro 11インチ
  11. iPad Pro 12.9インチ
  12. 4iPad Proのおすすめモデルは?
  13. iPad Pro 11インチがおすすめの人
  14. iPad Pro 12.9インチがおすすめの人
  15. Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルならどっち?
  16. 5iPad Pro11インチや12.9インチの最新モデルを試してみよう!

iPad Pro 11インチと12.9インチの比較

出典: https://www.apple.com/jp/shop/buy-ipad/ipad-pro

本記事ではiPad Proの最新モデルであるiPad Pro 11インチモデルの魅力を紹介すべく、iPad Pro 12.9インチモデルとの対比と、前モデルのiPad Pro 10.5インチモデルとの対比を行った上で、あらためてiPad Pro 11インチモデルとiPad Pro 12.9インチモデルのおすすめユーザーをお教えします

「細かいことはいいからiPad Pro 11インチモデルとiPad Pro 12.9インチのどちらが自分におすすめなのかを知りたい」という方は、目次から「iPad Proのおすすめモデルは?」の章へとお急ぎいただき、ここからは現行モデルのiPad Pro 11インチモデルとiPad Pro 12.9インチの違いをお伝えします。

仕様の比較

モデル 画面 解像度 大きさ 重さ
iPad Pro 11 11インチ 2,388×1,668 px 247.6×178.5×5.9 468g・468g
iPad Pro 12.9 12.9インチ 2,732×2,048 px 280.6×214.9×5.9 631g・633g


現行のiPad Proは、Face IDの採用によるホームボタンの廃止のため上下のベゼルが狭縁となり、長辺方向がかなり小型化しました。特に11インチモデルは9.7インチの無印iPadや10.5インチのiPad Airとほとんどサイズが変わりません。それでいて解像度は上ですし、アスペクト比が4.3:3とわずかに横長になっており、非常にメリットが大きいモデルです。

一方のiPad Pro 12.9インチモデルは前モデルに比べて特に長辺方向が小型化されたため、前モデルでは入り切らなかったカバンにもスムースに収まることが増えました。とはいえ、iPad Pro 11インチモデルに比べればどうしても取り回しに難が生じます。解像度の高さや画面の広さが必要でなければ、iPad Pro 11インチモデルが使い良いでしょう。

なお、本モデルからCellularを選択しても重量がほとんど変わらなくなりました。

性能の比較

モデル CPU RAM CPU
シングル
スコア
CPU
マルチ
スコア
GPU
Metal
スコア
iPad Pro 11 A12X Bionic 4GB 5,005 17,874 42,590
iPad Pro 12.9 A12X Bionic 4GB
(1TBモデルは6GB)
5,004 17,917 42,459


iPad Pro 11インチモデルとiPad Pro 12.9インチモデルはいずれも同じCPU、同じRAM容量ですから、実質的な性能の違いはありません。ただし、iPad Pro 12.9インチモデルは画面が広く、解像度が高い分だけわずかにGPUのパワーを喰いますので、GPUスコアが低く出ます。しかし、それは実用範囲では差がないと言っていいレベルの違いです。

Smart Keyboardの比較

iPad Pro 12.9インチモデルとiPad Pro 11インチモデルには、それぞれ専用のカバー兼用のキーボード、Smart Keyboard Folioが用意されています。11インチモデル用のSmart Keyboard Folioのほうが小ぶりの分だけキーサイズやキーピッチが1mmずつ小さくなっており、キーボードとしてはiPad Pro 12.9インチモデル用のほうが使いやすいでしょう。

ただ、iPad Pro 11インチモデル用のSmart Keyboard Folioも決して使いづらくはないので、慣れれば問題はありません。また多少荷物が増えてもいいのであれば、Mac純正のMagic Keyboardを両モデルに接続することも可能です。Smart Keyboardにこだわることなく、iPad Proをあなたの手に合うキーボードに合わさせてください

ただし、 Smart Keyboard Folioは直接iPad Proに接続できるので、セットするだけですぐに使えますし、電源もiPad Proから取るため、充電の手間もありません。ほかのキーボードがBluetooth接続のペアリングに手間がかかったり、iPad Proとは別に充電の手間が必要だったりするのとは大違いで、この点はSmart Keyboard Folioの大きなメリットです。

11インチと12.9インチの違い

iPad Pro 11インチモデルとiPad Pro 12.9インチモデルの違いは、その大きさと解像度にあります。少しでも多くの情報を一度に処理したいのであればiPad Pro 12.9インチモデルほど素晴らしいタブレットはありません。しかし、その大きさは片手で持ち、もう片方で操作するというタブレットの範疇を超えており操作しづらく重量も持つ手に堪えます

つまり、iPad Pro 12.9インチモデルはあくまでも、机の上で使うものであり、外でタブレットとして使うには向いていないのです。それに対しiPad Pro 11インチモデルは片手でもって、もう片方で操作するにはちょうどいいサイズです。それでいてSmart Keyboard Folioに接続すれば小型のノートパソコンとして十分に使用可能です。

どちらがどういうユーザーに向いているかについては、のちほど「iPad Proのおすすめモデルは?」で詳しく説明しますが、机の上で使うことが多いか、外で手に持って使うことが多いかが、iPad Pro 12.9インチモデルを選ぶか11インチモデルを選ぶかの判断基準になります。

iPad Pro 10.5インチ(2017年)モデルとの比較

続いては、前モデルであるiPad Pro 10.5インチモデルと現行のiPad Pro 11インチモデルとの違いを見ていきます。

iPad Pro 10.5インチの仕様と性能一覧

まずは、両者の使用と性能の一覧を確認します。下に記した部分以外に、11インチモデルではヘッドフォン端子が廃止されたことも注目されます。

 

モデル 画面 解像度 大きさ 重さ
iPad Pro 11 11インチ 2,388×1,668 px 247.6×178.5×5.9 468g・468g
iPad Pro 10.5 10.5インチ 2,244×1,668 px 250.6×174.1×6.1 469g・477g
 
モデル CPU RAM CPU
シングルスコア
CPU
マルチスコア
GPU
Metalスコア
iPad Pro 11 A12X Bionic 4GB 5,005 17,874 42,590
iPad Pro 10.5 A10X Fusion 4GB 3,869 9,296 27,710

iPad Pro 10.5インチ(2017年)モデルとの違い

それでは上に記した一覧表を踏まえた上で、前モデルのiPad Pro 10.5インチモデルと原稿のiPad Pro 11インチモデルの違いをチェックしていきます。

iPadのサイズ

iPad Pro 11インチモデルは、画面サイズが拡大したにもかかわらず、大きさはほとんど変わっていません。むしろ長辺方向は短く、厚さは薄くなっています。長辺方向が短くなったのは、Face IDの採用に伴いホームボタンを廃止したためです。そのおかげでiPad Pro 10.5インチモデルと同じ取り回しで、より広い画面が手に入るように進化しました。

その画面ですが、短辺方向の解像度には変化がなく、長辺方向にのみ画素数が増えています。つまり短辺方向は画面のサイズが同じで、長辺方向にのみ少し解像度が増したということになります。これまでかたくなに4:3のアスペクト比を守ってきたiPadシリーズですが、iPad Pro 11インチモデルは4.3:3と、このアスペクト比をわずかとはいえ崩しました。

容量

iPad Pro 10,5インチモデルでは、64GB、256GB、512GBの3モデルだったのに対し、iPad Pro 11インチモデルではさらに1TBモデルが加わりました

動画編集を多用するユーザーや写真をRAWデータで撮って編集をするヘビーなデジカメユーザー、あるいはiPad Pro 11インチモデルだけで1冊描き上げるようなマンガ描きさんでもなければ1TBモデルは必要ないでしょうが、それでも選択肢が広がるのはいいことです。

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。

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