iPadやiPad ProとApple Pencilを使って作成したイラストや写真・画像などをプリントできるプリンターを探している人は、AirPrint対応のプリンターがおすすめです。本記事ではiPadで利用できる便利なおすすめのプリンター9線を紹介します。
みなさんは「AirPrint」機能を知っていますか?iPadだけでなく、iPhoneやMacパソコンにも搭載されている「AirPrint」をうまく活用すれば、簡単にiPadなどのAppleデバイスから印刷が可能です。本記事冒頭の本章では、「AirPrint」機能とはどういった機能なのかご紹介します。
「AirPrint」とは、iPadやiPad Pro、iPhone、MacパソコンなどのAppleデバイスを無線LANでプリンターと接続し、デバイスに専用のソフトやドライバーをインストールしなくても簡単に印刷ができるプリンターのことを指します。2019年5月現在、比較的新しく発売されたプリンターには、この「AirPrint」機能が搭載されています。
「AirPrint」に対応しているプリンターは、各メーカーから数多く発売されています。その中から、どの「AirPrint」対応のプリンターを選べば良いのかを紹介します。「AirPrint」対応のプリンターを選ぶ時は下記のポイントをチェックしてみてください。
・「インクカートリッジ」の種類でプリンターを選ぶ
・インクの種類からプリンターを選ぶ
・「ダイレクトプリント」に対応しているか確認する
・「自動両面印刷」に対応しているか確認する
・「Wi-Fi印刷」に対応しているか確認する
「AirPrint」対応のプリンターを選ぶ時は、上記5つのポイントに注目することで、失敗しないプリンター選びができます。5つのポイントをそれぞれ詳しく解説していきます。
プリンターには大きく分けて「一体型のカートリッジタイプ」のプリンターと、「独立型カートリッジタイプ」のプリンターに分けられます。それぞれの特徴、メリットとデメリットを確認しておくことが重要です。
一体型カートリッジタイプは、カートリッジ内にすべての色が内蔵されているタイプのカートリッジで、プリンターのヘッドとインクタンクが一体化されています。カートリッジを交換することでヘッド部分も交換されるので、印刷の品質を高くキープでき、プリンターを長く利用できるというメリットがあります。
しかし、カートリッジ内の色が一色無くなり、他の色が残っている状態でも、カートリッジ自体をまるごと交換する必要があるので、コストパフォーマンスが悪いというデメリットがあります。
独立型カートリッジタイプは、インクのカラーによってカートリッジが分けられているので、インク切れの時は、必要なカラーのカートリッジを交換できるのが大きな特徴です。コストパフォーマンスにも優れているので、独立型・一体型カートリッジタイプで迷っている人は、独立型カートリッジタイプをおすすめします。
独立型カートリッジタイプのデメリットは、インクタンクとヘッド部分が分かれているので、ヘッド部分だけだ消耗してしまうという点です。ヘッド部分が消耗してしまうと、メーカー修理が必要になり、最悪の場合はプリンターを買い換える必要があります。
続いてのプリンター選びに重要なポイントは、「4色インクタイプ」「6色インクタイプ」のどちらかにするかを決めることです。「4色インクタイプ」「6色インクタイプ」それぞれの特徴と、メリット・デメリットを解説していきます。
「4色インクタイプ」のプリンターは、「ブラック」「シアン」「マゼンタ」「イエロー」の4色インクで構成されるプリンターです。「6色インクタイプ」に比べて価格の安いプリンターが多く、インク自体も安いのでコスト的にはおすすめです。デメリットは色彩品質が「6色インクタイプ」のプリンターよりも劣ってしまうという点です。
「6色インクタイプ」は文章からイラスト・写真など様々な画像を高品質で印刷できるプリンターです。「ブラック」「シアン」「マゼンタ」「イエロー」の4色に加えて、2つの淡い色を組み合わせたものが主流です。
印刷の品質にこだわる人は、「6色インクタイプ」がおすすめです。しかし「4色インクタイプ」のプリンターよりも値段が高くなってしまうというデメリットがあるので覚えておきましょう。またプロ仕様の「8色インクタイプ」「10色インクタイプ」のプリンターも各メーカーから発売されています。
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