iPad Wi-FiモデルにGPS機能を付ける方法を解説します。iPadには2つのモデルがありますが、その内の「Wi-Fiモデル」ではGPS機能が標準装備されていません。外付け機器やテザリングを使ってiPad Wi-FiモデルにGPS機能をつけましょう。
iPadのモデルには「Cellularモデル」と「Wi-Fiモデル」の2つがあります。「Cellularモデル」は携帯キャリアと契約してSIMカードを使ってネットワーク通信を行えるモデルです。これに対して「Wi-Fiモデル」はWi-Fi環境がないと一切ネットワーク通信を行えないモデルです。
この2つのモデルを比較する上でもう1つ大事な点はGPS機能の有無です。「Cellularモデル」にはGPS機能は付いていますが、「Wi-Fiモデル」にはGPS機能は付いていません。
今回はiPad Wi-FiモデルにGPS機能を付加する方法を解説します。まず初めにiPadのWi-FiモデルにテザリングでGPSを取得する方法を説明します。
テザリングとは、携帯キャリアと契約している端末と接続することで、その端末を中継して携帯キャリアのネットワークにアクセスする方法です。つまり、携帯会社と契約しているiPhoneとテザリングすることで、iPad Wi-Fiモデルでも携帯キャリアのネットワークを通してインターネット接続できます。
テザリングを使って、iPad Wi-Fiモデルで位置情報を取得するにはアプリを使用します。
テザリングを使って、iPad Wi-FiモデルでGPSを使えるようにするアプリとして「TexaGPS」というアプリがあります。「TexaGPS」を使えばiPhoneを使ってテザリングしたときに、iPhoneで取得した GPSの位置情報をダイレクトにiPad Wi-Fiモデルに引き継けます。
また、iPad Wi-FiモデルにGPS機能を付加するもう1つの方法として、外付けのGPS機器を利用するやり方があります。
現在は多くのiPad用外付けGPS機器が提供されていますが、今回紹介するのは「Bad ELF GPS(バッドエルフGPS)」というデバイスです。
「Bad ELF GPS(バッドエルフGPS)」のおすすめポイントは「取り扱いが簡単でGPS機能を瞬時にiPadに付加できる」という点です。「Bad ELF GPS(バッドエルフGPS)」自体はドングルデバイスで、コンパクトなボディをiPadのLightningコネクタに差し込むだけで取り付けが完了します。
非常にお手軽に使いこなせるので緊急時でも重宝する便利機器です。また、「Bad ELF GPS(バッドエルフGPS)」はApple社公認のデバイスなので、サポートも安心です。
「Bad ELF GPS(バッドエルフGPS)」の対応機種は、iPad 第4世代、iPad Air 2、iPad mini 1~3、iPhone 5S・5C以降、iPod touch 第5世代、となっています。
iPadのWi-FiモデルにGPS機能が付いていないのはなぜなのでしょうか?従来のiPad Wi-FiモデルにはGPS機能が付いておらず、最新のiPad Wi-FiモデルにもGPS機能は付いていません。
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