現在注目を浴びているIFTTT(イフト)を知っていますか?IFTTT(イフト)はWebサービス・アプリ・スマートスピーカーなどのコンテンツやデバイスをすべて連携させることができるサービスです。本記事ではIFTTTの使い方を紹介します。
IFTTT(イフト)という言葉をはじめて聞いたという人も多いでしょう。IFTTT(イフト)をご存じない方のために、本記事冒頭の本章ではIFTTT(イフト)とは、どういったサービス・ツールなのかを詳しく解説していきます。
現在ネットワークの進化、インターネット回線が4Gから5Gへの規格変更など、私たちを取り巻くWebサービス・アプリ・AIスマートスピーカーは目まぐるしい進化を続けています。IFTTT(イフト)は、Webサービス・スマホアプリ・スマートスピーカーなどのツールを、すべて連携させて利用できるサービスとして注目を浴びています。
例えばFacebookとInstagram、Twitterとスマートスピーカーを連携させて、スマートスピーカーから新規投稿をすることもできます。
IFTTT(イフト)の優れている点は、Webサービス・アプリ・スマートスピーカーだけでなく、iOSデバイス(iPhone・iPad・Apple Watch)やAndroidスマートフォンとも連携できるという点です。
つまりIFTTT(イフト)を活用することで、普段利用している電子機器すべての操作を一元管理・自動化できるということになります。IFTTT(イフト)の機能性・アイデアは全世界で広まりを見せています。また、IFTTT(イフト)に基本的な機能は無料で利用することが可能です。
次の章で紹介しますが、IFTTT(イフト)の基本的な機能にはレシピと呼ばれるものが組み込まれていて、そのレシピを使ってアプリやスマホ、スマートスピーカーを連携させます。このレシピは変更することが可能で、独自のレシピを利用する場合は有料となります。
IFTTT(イフト)を使えば、スマートスピーカーに話しかけるだけで、お腹が空いた時に簡単にピザをアプリで発注したり、Amazonで欲しいものが注文できたりと、その利用方法の可能性は無限大です
続いて本章では、IFTTT(イフト)の概念と機能について紹介してきます。IFTTT(イフト)を理解する上で、下記の3つの概念を覚えておく必要があります。
・【IFTTTの概念その1】トリガー
・【IFTTTの概念その2】アクション
・【IFTTTの概念その3】アプレット
次の章ではIFTTT(イフト)の登録方法や使い方を紹介していきますが、まずは上記3つのIFTTT(イフト)の概念・機能について理解しましょう。
【IFTTTの概念その1】トリガーについて紹介します。トリガーは拳銃の引き金という意味を持つ英語で、IFTTT(イフト)ではトリガーは、IFTTT(イフト)の作動条件を指します。トリガーとして利用すると便利なアプリやサービスは「Gmail」「Instagram」「Facebook」「Twitter」などが挙げられます。
例えばトリガーに「Twiter」を選択し、特定のツイートを選択しておくと、「アクション」に設定したアプリと連携して動作が自動化されます。IFTTT(イフト)のトリガーはアクションの自動化に必要な最初のアプリやツールと理解してください。
トリガーの次に覚えておく必要のあるIFTTT(イフト)の「アクション」は、トリガーに設定したアプリと連携・自動化してアクションを起こすためのアプリ・ツールを指します。例えば「トリガー」に「Gmail」を設定して、「LINE」をアクションアプリと設定すると、トリガーのGmailにメールを受信したら、LINEへの転送を自動化することもできます。
IFTTT(イフト)のトリガーはアクションをするための初期ツール・アプリで、アクションはトリガーで自動化されたアクションを起こすためのアプリやツールと覚えておきましょう
IFTTT(イフト)の「トリガー」「アクション」を覚えたら、次に覚えておく必要があるのが第三の概念「アプレット」です。「アプレット」は「トリガー」と「アクション」を組み合わせたものを指し、IFTTT(イフト)を無料利用する場合はIFTTT(イフト)で作られた「アプレット」を利用することになります。
IFTTT(イフト)には「アプレット」一覧が表示されており、「トリガー」「アクション」が予め設定されています。IFTTT(イフト)の有料版を利用すれば、自分でオリジナル「アプレット」を作成し、「トリガー」「アクション」を自由に決めることができます。
難しい単語が並び頭が混乱している人も多いと思います。簡単に言えば「iPhone=アプレット」「アプリ=トリガー」「アプリメッセージを送信する=アクション」のようなものだと考えるとわかりやすいでしょうか。次の章では、実際にIFTTT(イフト)の使い方を紹介していきます。
使い方を一通り覚えてしまえば、IFTTT(イフト)がいかに便利なものかをわかるので、混乱していても次の章に進んでみてください。
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