iPhoneなどのApple製デバイスを使用する際に、iCloudアカウントを使ってクラウドサーバーでデータを同期する機能があります。今回の記事ではiCloudのアカウントの作り方や設定方法などを詳しく解説していきます。
iPhoneなどのアップル製品を使用する際、Apple IDを取得して各種サービスを利用します。このAppleの各種サービスの1つに『iCloud』があります。
『iCloud』とは、Apple製デバイスに組み込まれている機能です。インターネットを経由してAppleのクラウドサーバーに写真やメモやカレンダーなどのあらゆるデータを保存します。お使いのデバイスが複数あれば、同じアカウントを設定すると最新の状態に自動で同期されます。この非常に便利な機能を利用する為に必要になるのが『iCloudアカウント』です。
iCloudアカウントを作成する際には、以下の個人情報を入力する必要があります。
まず最初にiPhoneなどのiOSデバイスでApple IDとiCloudアカウントを作成する方法を解説します。
iOSデバイスで『設定』を開くと、画面上部に『アカウント』情報が表示されます。ここで『iPhoneにサインイン』の項目をタップします。
Apple IDの入力画面に切り替わります。ここで『Apple IDをお持ちでないか忘れた場合』の項目をタップします。
すると『Apple IDを作成』『Apple IDを忘れた場合』『キャンセル』の選択項目が表示されます。ここで『Apple IDを作成』をタップします。
ここからが注意点です。Apple IDの作成は本名などを正しいものにしなくても行えます。しかしAppleの様々なサービスを利用したり、修理などでApple正規サービスを利用する際に、すべてApple IDの情報に紐付いてきます。ご自身の正しい情報を設定されない場合は、登録した情報をしっかり把握しておいてください。
Apple IDの新規作成では個人情報を入力します。まず『生年月日』を入力します。ここで、先程解説したように、13歳未満の方はApple IDが取得できないという年齢制限があります。13歳未満の方は、保護者の方にファミリー共有でApple IDを作成してもらう必要があります。
次に『名前』を入力します。姓と名をそれぞれ入力します。漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字のいずれでも登録できます。この登録情報はアカウント復旧などのサービスで、Appleサポートを利用する際に一字一句確認されますので、しっかり把握してください。
次にApple IDに使用するするメールアドレスを設定します。『現在のメールアドレスを使用』をタップして既にお持ちのメールアドレスを入力します。ここで無料のiCloudメールを取得する事もできます。Apple IDに設定するメールアドレスも様々なサービスに紐付いてきます。キャリアメールを設定すると、iPhoneが故障した際に確認メールが受け取れないといったトラブルが発生する場合があります。PCメールを設定するのも良いでしょう。
次に『パスワード』を設定します。『大文字』『小文字』『数字』の組み合わせで『8文字以上・20文字以内』で設定します。
次に『セキュリティ質問』を全3問設定します。セキュリティ質問は、質問をタップすると、『子供の頃に育った街の名前は?』といったように設定する項目が複数表示されます。お好みの質問を選択して答えを入力します。この項目も名前の設定と同じくサポートを利用する際に一字一句確認されます。
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