容量の大きな添付ファイルをメールで送れずに困ることがあります。今回は、そんな時に役立つ「FilePost(ファイルポスト)」というファイル転送サービスについて紹介します。FilePost(ファイルポスト)はインターネット経由のファイル送付手段の一つです。
今回は、容量が大きいファイルを送る時に役立つFilePost(ファイルポスト)というファイル転送サービスの紹介と、FilePost(ファイルポスト)のセキュリティや安全性について紹介します。
添付ファイルつきのメールを送信しようとした際に、容量が大きすぎて相手に送れなかった経験は誰しも持っているはずです。そんなことが起きるのも、多くのメールサーバーがメールで送信できる添付ファイルのサイズに上限を設けているためです。
例えばGmailでは、添付ファイルの上限が25MB(メガバイト)とされ、25MBを超えた添付ファイルは送信時にエラーになります。また企業のメールサーバーであれば、上限が3MB程度といったところも少なくありません。
上限対策としてファイルを分割して、複数のメールに分ければ送信は可能です。ただし、メールを受け取った人が、分割されたファイルを結合する必要があり、相手に手間をかけてしまいます。
FilePost(ファイルポスト)などのファイル転送サービスは、メールの添付ファイルで送れないような、大きなサイズのファイルを送ることができます。
ファイルはFilePost(ファイルポスト)のクラウドサーバー上にアップロードされます。そのため、相手にダウンロード用のリンク(URL)が付いたメールを送信するだけで、簡単にファイルが送信できます。さらにメールサーバーの容量は使用しないため、気兼ねなく送信できます。
ただしこれらファイル転送サービスは便利な反面、情報漏洩などのセキュリティ面での危険性があります。この記事ではFilePost(ファイルポスト)を使用する上での注意点や安全性について紹介しています。是非参考にしてください。
FilePost(ファイルポスト)では、最大15ファイルまで同時にファイルを送信できます。ファイルの追加は、ブラウザ上にファイルをドラッグ&ドロップするだけで、簡単に送信するファイルを追加できます。
FilePost(ファイルポスト)では、送信ファイルの合計が、3GBまでのファイルを送信できます。Gmailでは、添付ファイルの上限サイズが25MBなのに対し、FilePost(ファイルポスト)ではGmailに比べ120倍もの容量のファイルを送信できる勘定になります。
FilePost(ファイルポスト)では、最大3名まで同時にメールが送信できます。また、ダウンロード用ページのURLを知っていれば、ファイルの保存期間内に誰でもダウンロードが可能です。そのため実質的な送信先は無制限と考えてOKです。
では早速、FilePost(ファイルポスト)でファイルを送信する手順を紹介します。以下のリンクからFilePost(ファイルポスト)のサイトを開いてください。
サイトにアクセスし、差出人や受取人などの必要事項を入力し、送信するファイルを選択します。
ファイルは「+送信ファイル選択」をクリックするか、「ここにファイルをDrag&Drop」と書かれている部分に、エクスプローラーからファイルをドロップすることで、最大15ファイルまで追加できます。
必要事項の入力と、送信するファイルの選択が完了したら、フォーム上部の「ファイル送信」をクリックします。
送信が完了すると、以下のような画面が表示されます。
受取人に指定したメールアドレスに、以下のようなメールが送信されます。メール本文中のダウンロード用リンク(URL)をコピーして、ブラウザに張り付けます。
リンクをブラウザに張り付けると、ダウンロード用のページが表示されます。送信されたファイルをダウンロードするには、ファイル名のリンクをクリックします。
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