CD ManipulatorというソフトがCDをリッピングしてコピーするのにとても便利だと話題になっています。この記事では、CD Manipulatorをダウンロードして設定する方法と、CDをのイメージファイルを作成する方法を具体的にお伝えします。
今や、音楽を楽しむといえば、サブスクリプションサービスが主流ですが、本当に聞きたい音楽がラインナップにない場合も少なく有りません。
かといって、アルバムを購入するのもお金がかかります。そんなときには、レンタルショップから借りてきた音楽CDをPCにコピーして聞いているという方もいるでしょう。
音楽CDなど、CDやCD-ROMの内容をPCにコピーする方法はいくつもありますが、CD Manipulatorというソフトがとても便利だと話題になっています。この記事では、CD Manipulatorの使い方について詳しく解説します。
CD Manipulatorとは、CDの内容をPCにリッピングしてバックアップできるソフトです。リッピングとはCDやDVDに記録されている内容を、そのままそっくりイメージファイルとして、もしくはPCで扱えるファイル形式に変換して、PCにコピーすることです。
CD ManipulatorはDVDのリッピングはできませんが、音楽CDやCD-ROMのリッピングが簡単にできるソフトとして人気があります。
CDをリッピングできるソフトは色々とありますが、CD Manipulatorは国産のソフトで、日本語化の手間をかけずに日本語で利用できるということで、特に日本国内では評価の高いCD用リッピングソフトです。
現在でも人気が高いCD Manipulatorですが、2004年にオリジナル版の更新が終了しています。2003年には、年間で特に優れたソフトに送られる窓の杜大賞を受賞したことから、2004年の更新が最終になるかもしれないというアナウンスが流れたときには、多くの方から残念だという声が上がりました。
2004年にオリジナル版の更新が終了したCD Manipulatorはオープンソースであったために、2006年から2012年までしーやんさんが派生版を更新していました。しかし、2012年に著作権法が改正されたことから、派生版の正式な公開も停止しました。
現在は、CD Manipulatorのコピーバージョンと思われるソフトが、置き場とされているサイトからダウンロードできます。2012年に最終更新されたCD Manipulatorの派生版は、Windows10には対応していない、Windows7対応のものでした。
しかし、現在のところ、Windows10でも動作することが確認されています。CD Manipulatorに興味のある方は、ぜひWindows10でもダウンロードして使ってみましょう。
CD ManipulatorをWindows10にダウンロードして利用する上で、注意しなければいけない点についてお伝えします。
CD Manipulatorは現在のところWindows10でも動作はします。しかし、Windows10向けに開発されたソフトではないことは理解した上で利用しましょう。
今後、Windows10のアップデートが重なると、CD ManipulatorがWindows10で動作しなくなる可能性もあります。CD Manipulatorを利用することで何らかの不具合が起きる可能性もあるので、心配な方はWindows10に対応しているCDをコピーできるソフトを利用することをおすすめします。
音楽CDやゲームのCD-ROM等をコピーしてPCの中に取り込む場合には、著作権への配慮を忘れないようにしましょう。音楽やゲーム、プログラムなどの著作物には、著作権が発生しています。
PCへコピーして、私的利用の範囲内で利用するのは法律的に全く問題はありません。しかし、著作権者に無断でインターネット上にアップロードしたり、配布したりすると、著作権法違反になります。
CDからコピーしたコンテンツは私的利用の範囲内で利用するように心がけましょう。
CD ManipulatorをPCにダウンロードして、実際にCDをリッピングしてイメージファイルを作成する使い方について詳しく解説します。
まずはCD ManipulatorをPCにダウンロードしましょう。現在、CD Manipulatorは以下のリンク先からダウンロードできます。
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