無料ウイルス対策ソフトとして人気が高いAvastですが、必要がなくなってもPCからアンインストールできないという声が上がっています。この記事ではAvastを強制的にでもアンインストールするための方法について、デバイス別にみていきましょう。
Avast Free Antivirusは無料で使えて、セキュリティ性能がとても高いということで、日本だけではなくて世界中で高く評価されているフリーのウイルス対策ソフトです。しかし、有料のセキュリティソフトと比べると、機能が少なく何かと不便な点もあります。
そのために、Avast Free Antivirusから有料ソフトに乗り換える人も少なくありません。セキュリティソフトは2つ上のソフトを同時に常駐させる事は出来ないので、Avast Free Antivirusを使わなくなったらアンインストールする必要があります。
しかし、Avastのアンインストールがうまくできないという声が多く上がっています。この記事では、Avastのアンインストールについて詳しく見ていきましょう。
Avastのアンインストールができないというときには、まずはPCでログインしているアカウントを確認してみましょう。複数のユーザーをPCに設定している場合には、管理者権限を与えているアカウントと管理者権限がないアカウントがあるはずです。
Avastのアンインストールを行いたい場合には、管理者権限のあるアカウントにログインしないと作業ができません。今ログインしているアカウントの種類はWindows10であれば、Windowsの「設定」>「アカウント」と進むと管理者権限のあるアカウントかどうかを確認できます。
Macの場合には「Appleメニュー」から「システム環境設定」>「ユーザーとグループ」と進みます。するとMacで設定されているアカウント名とその種類が表示されるので、そちらから管理者権限があるかどうかを確認できます。
管理者権限でログインしているにもかかわらず、Avastがアンインストールできないときによく出る症状には次のような症状があります。
Avastを通常のアンインストール方法でアンインストールを進めているのに、なぜか途中で止まってしまうことがあります。
アンインストールするための手順を間違えてしまったために、途中でアンインストールが止まってしまうこともあります。しかし、正しい方法でアンインストールを進めているはずなのに、途中で止まってしまいアンインストールができないこともよくあります。
通常の方法でアンインストールが完了したはずなのになぜか起こる症状です。新しいウィルス対策ソフトをインストールしようと思ったら、Avastが入っているのでインストールできないと表示されたり、ウイルス対策ソフトとして新しいソフトではなくAvastが選択されてしまうことがあります。
Avastを確認してもアンインストールは完了していて、新しいソフトを起動するように設定しているのに、なぜかAvastが起動してしまうという声が多く上がっています。
正しい手順でアンインストールを進めているはずなのに、Avastのアンインストールが途中で止まってしまったり、アンインストールしたはずのAvastが再度起動してしまったりする現象の原因には次のようなものが考えられます。
Avastをはじめとするセキュリティソフトはプログラムで構築されているものなので、どうしてもバグが発生します。正しい手順でAvastのアンインストールを行っていても、途中でバグが発生して、アンインストールが途中で止まってしまったり、すべてのプログラムを完全に消去できないことがあります。
WindowsのPCではプログラムはレジストリという場所に保管されます。基本的にアンインストールをすると、レジストリに格納されているプログラムは全て消去されるはずです。しかし、何らかの理由でアンインストールしても完全にAvastの情報がレジストリから消去できないことがあります。
Avastの情報を完全消去できないと、他のウイルス対策をソフトのインストールや起動に干渉することがあるので注意が必要です。
ここから具体的にWindowsでAvastをアンインストールする方法について詳しく見ていきましょう。
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