2020年03月04日更新
ClipboxでReallyが出てこない!保存失敗でダウンロードできない対処法!
Clipboxでreallyが出てこないという不具合がよく生じます。今回はClipboxでreallyが何故出てこないのか、どうすれば正常に動作するようになるのかに加え、ネット動画に関する法律の変化にも触れて解説をしていきます。
目次
- 1ネット上の動画をダウンロードすることは違法行為
- 2ClipboxでReallyが出てこない!保存を失敗してしまう
- ・Clipboxでダウンロードする手順
- 3ClipboxでReallyが出てこない対処法〜YouTube〜
- ・「Are you ok」が表示されない
- ・ブラウザからYouTubeアプリに移動してしまう場合
- 4ClipboxでReallyが出てこない対処法〜対応サイト〜
- ・対応サイトでも保存失敗したは一度再生する
- ・非対応サイト
- 5ClipboxでReallyが出てこない対処法〜その他〜
- ・Cookieを削除する
- ・端末・アプリを再起動する
- 6Clipboxの撤退とネット動画DLの刑罰化
- ・ClipboxがiPhoneアプリからの撤退
- ・ネット上の動画をダウンロードすることは違法行為
- ・Clipboxの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
ネット上の動画をダウンロードすることは違法行為
ネットの動画ダウンロードについては国でさらに厳しい規則を決められました。平成24年に可決した内容を以下に引用しておりますので、まずはそちらをご覧下さい。
違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ著作権法改正案が6月15日、衆議院本会議で与野党の賛成多数で可決された。
同日午前の文部科学委員会で、政府が提案した改正案の採決前に自民・公明が刑事罰化を盛り込む修正案を提出し、民主を含め賛成多数で可決。午後の本会議で修正案を含む形で可決された。
従来は違法にアップロードされた音楽ファイルなどをダウンロードする行為は違法ながら罰則規定はなかったが、修正案ではこれに対し2年以下の懲役または200万円以下の罰金(親告罪)を科す。
政府提案の改正案では、暗号によるコピー防止技術が施されたDVDなどの複製を私的複製の範囲外とした。CSSによるコピー防止が施されているDVDをPCのHDDに吸い出すリッピングは、ユーザーが購入したDVDを自分のPCに落とす限りにおいては私的複製として認められてきたが、施行されれば今後は違法になる。罰則規定はないが、DVDをリッピングできるプログラムの提供などには罰則が科される。
平成24年6月15日に、国会の本会議にてネット上の動画を無断でダウンロードすることに対して刑罰を与えるという案件が可決しました。これにより、Clipboxも大変便利な機能ではあると言え、引っかかる部分はあります。
ネット上で動画をダウンロード・保存などを無料で提供されるというのは大変利用者にはありがたいものではありますが、法律上は安全性の欠如がClipboxを含めたサイトには出始めていますので注意が必要です。
ただし、iPhoneをご利用の方で、Clipboxをアプリとして残されている場合はそのままのバージョンであれば引き続き利用が可能です。Androidへの提供は引き続きされていますので、ご利用の方は便利なだけのClipboxと考えず、法律的な部分における注意点も踏まえた上でのご利用を心がけるのが賢明でしょう。
頻繁にご利用される方は、もし不具合に遭遇することがあればまずはこの記事を一通り読んでいただき、それでも効果が期待できない場合はアンインストールという最終手段を取るしかなくなります。ただ、そうなる前に、まずは解決の糸口として一読して頂ければ幸いです。
ClipboxでReallyが出てこない!保存を失敗してしまう
ネット上にアップされている動画や音楽などの幅広いコンテンツを端末に保存していつでもオフラインで楽しめるのがClipboxというサイトです。
しかし、Clipboxを利用していると、様々な問題に遭遇するという報告もあります。まず、「really」の表示が出てこないために動画などがダウンロードできないという事象です。そこでまずは、Clipboxの通常のダウンロード方法の確認から入ります。
Clipboxでダウンロードする手順
Clipboxのダウンロード方法は以下の通りです。
1, ダウンロードする動画を表示します。
2, 下部の「+」ボタンを押します。
3, 「Are you ok?」を選択します。
4, 「really?」を選択します。
5, 「OK」を選択します。
これで動画や音楽などのコンテンツをClipboxで保存することができます。では、次に実際起きている不具合とその対処法についてまとめていきますので是非ご覧下さい。
ClipboxでReallyが出てこない対処法〜YouTube〜
YouTubeの動画をClipboxで保存したいのにできないという不具合が生じることがあります。本来であれば保存する前に表示される「really?」の表示がされないというものです。ここではその原因として考えられるものと、その対処法をご紹介していきます。
「Are you ok」が表示されない
まず一つ目はそもそも「Are you ok?」の表示もされない場合があります。この表示がされないと、ダウンロードや保存ができないままの状態になってしまいます。
ここでは、この不具合に遭遇してしまった場合の対処法をいくつかピックアップしてご紹介しますので是非遭遇された際にはお試し下さい。
「+」ボタンをタップ
Youtubeからの保存に関わる不具合については、もう一つ対処法があります。それが「+」ボタンをタップすることです。もし一度目でできない場合は、もう一度ダウンロード方法の1からやり直して自分で「+」ボタンを押すことで正常に起動する場合があります。
ブラウザからYouTubeアプリに移動してしまう場合
ClipboxからYouTubeアプリへ勝手に移行してしまい、動画を保存できない場合があります。そのような時の対処法としては、以下の方法がありますのでお試し下さい。
再生する
まず一つ目はClipboxで動画を保存する前に、一度動画を再生することで「Are you ok?」の表示がされるようになる場合があります。
※こちらを試される際は、早送りでも良いので全て再生するようにしましょう。
Safariで開く
もう一つの対処法としてSafariを起動することで不具合を直すことができます。具体的な方法に関しては以下を参考にしてください。
1, YouTubeが開いている状態で、右上にある「YouTube.com」というところをタップします。
2, Safariが起動し、YouTubeのページが開かれますので、ここでバックグラウンド画面を開きます。
3, バックグラウンドにあるClipboxのアプリを開きます。
4, 再度ダウンロードしたい動画をタップすると、先の作業へ進むことができるようになります。
5, あとは通常通り、動画を一通り再生した上で下部の「+」ボタンを押せば「Are you ok?」の表示がされるようになります。
これで不具合が解消する場合もありますので再生する対処法で失敗した場合はこちらの方法を試してみてください。
ClipboxでReallyが出てこない対処法〜対応サイト〜
Clipboxでreally表示が出ない原因としてよくあるのは、非対応サイトからダウンロードしようとしているためだということが考えられます。
そこで今回は、非対応サイトの紹介と対応サイトでも保存失敗になってしまう他の事例を合わせてご紹介していきます。
対応サイトでも保存失敗したは一度再生する
対応サイトの中でも、保存が失敗するケースはClipbox内ではよくあることです。少しでもそうならないようにするためには、以下のことに気をつけると保存失敗のケースをより少なくすることができますので是非不具合が生じる前にやってみてください。
Clipboxの中でも特に不具合の原因解消として有効なのは、「動画を保存する前に対象の動画をしっかり視聴する」という作業を行うことです。実際にこれも対処法の一つとして挙げられるものですので、少しでも快適にClipboxを利用するために是非今後は保存できない事態が生じる前に一工夫として行ってみてください。
非対応サイト
では、Clipboxの非対応サイトにはどのようなものがあるのでしょうか。そちらをまとめてみたいと思います。特に、YouTubeなどの無料動画配信サイトでは、様々な動画サイトと連動している場合があり、YouTube内にアップされている動画でも出元が非対応サイトではClipboxで保存することができないので注意が必要です。
対応しているサイトと非対応のサイトは以下の通りです。
対応 | 非対応 |
YouTube※1 | Veoh |
Xvideos | Miomio |
Dailymotion | thisav |
FC2 | avgle |
パンドラTV | Gyao! |
ニコニコ動画 | Tudou |
Instagramの動画 | Youku |
Facebookの動画 | Vimeo |
twitterの動画 | Javynow |
※1…YouTubeについてはClipbox+の方では非対応ですので注意しましょう。
「Are you ok」が表示されない
Clipboxからダウンロードしたけれども、「really」や「Are you ok?」の表示が出てこないで失敗する場合は、特にYouTubeではこの非対応が関わっていることがあります。何故なら、YouTubeは複数の配信システムを利用しており、YouTube内の動画でも非対応のサイトから出されている動画の可能性があるからです。そうなってしまっては「really」や「Are you ok?」の表示はされません。
もしも例に挙げてきた対処法を試しても保存が失敗する場合は、非対応サイトの動画ではないかどうかをしっかり確認する必要があります。特に公式動画や有料動画はこのパターンに当てはまることが多いので要注意です。
ClipboxでReallyが出てこない対処法〜その他〜
Clipboxで「really」が出てこない場合の対処法はまだあります。サイト経由に関わらず、そもそもClipbox自体に関わる問題が生じている場合です。
その際の対処法は大きく2つあります。それをここではご紹介していきますので、どうしても保存ができないという方は是非こちらを試してみてください。
Cookieを削除する
Cookieとは、サイトを見るたびに自動で端末に保存されるデータのことです。通常のアプリでいう「キャッシュ」のようなものです。これがClipboxを利用するたびに蓄積され、容量が溜まりすぎて重くなってしまう事態を引き起こします。
Clipboxは通常の利用だけでも容量を大きく消費するサイトですので、こちらのCookieのデータは定期的に削除していかなければなりません。そうしなければ、「really」や「Are you ok?」の表示がされないといった不具合が生じやすくなってしまいます。
ただ、こちらのCookieは削除してもClipboxに保存されているデータが消えるわけではないのでご安心ください。あくまで「ブラウザの利用履歴に関する端末データ」を削除するだけですので、これをするだけでかなり容量が軽くなります。
端末・アプリを再起動する
こちらは、Cookieの削除をしても効果が表れなかった場合にお試し下さい。それは、アプリ・端末それぞれの再起動を行うことです。再起動することでリセットできるのでこれで正常に動くようになることもよくあります。
まず、Clipboxを再起動してもできない場合は端末の再起動を行います。もしここまで行っても「really」や「Are you ok?」の表示が出ないなどの不具合が生じる場合は、Clipboxの再ダウンロードを試みた方が良いかもしれませんが、こちらはClipboxごと一度削除するためそれまで保存していたデータ等は全て消去されてしまいます。
Clipboxの撤退とネット動画DLの刑罰化
実は、現在に至ってClipboxはiPhoneでのサービス提供を行っていません。アプリのレビュー欄に以下のようなやり取りを見つけましたのでこちらに載せておきます。
尚、2019年2月15日段階でのアプリ提供もされていませんので、この時期からずっと提供中止となっていることがうかがえます。ただし、Androidの方では入手が可能ですので是非ご利用されてはいかがでしょうか。
ClipboxがiPhoneアプリからの撤退
このような結果となった原因はいくつか予測できますが、最も大きいのは「Clipbox」が無料で他サイトの動画を保存していつでも視聴することができるという点にあるのではないかと言われています。この段階では諸事情と謳っていますが、ネット動画の無断ダウンロードなどに対する法令が厳しくなったことは大きな要因となったと考えられます。
そこで、最後に実際あまり知られていないネットの無断ダウンロードに対する刑罰の法令化について触れておきたいと思います。今後Clipboxのようなサイトをご利用される方には是非読んでいただきたいと思います。
ネット上の動画をダウンロードすることは違法行為
ネットの動画ダウンロードについては国でさらに厳しい規則を決められました。平成24年に可決した内容を以下に引用しておりますので、まずはそちらをご覧下さい。
違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ著作権法改正案が6月15日、衆議院本会議で与野党の賛成多数で可決された。
同日午前の文部科学委員会で、政府が提案した改正案の採決前に自民・公明が刑事罰化を盛り込む修正案を提出し、民主を含め賛成多数で可決。午後の本会議で修正案を含む形で可決された。
従来は違法にアップロードされた音楽ファイルなどをダウンロードする行為は違法ながら罰則規定はなかったが、修正案ではこれに対し2年以下の懲役または200万円以下の罰金(親告罪)を科す。
政府提案の改正案では、暗号によるコピー防止技術が施されたDVDなどの複製を私的複製の範囲外とした。CSSによるコピー防止が施されているDVDをPCのHDDに吸い出すリッピングは、ユーザーが購入したDVDを自分のPCに落とす限りにおいては私的複製として認められてきたが、施行されれば今後は違法になる。罰則規定はないが、DVDをリッピングできるプログラムの提供などには罰則が科される。
平成24年6月15日に、国会の本会議にてネット上の動画を無断でダウンロードすることに対して刑罰を与えるという案件が可決しました。これにより、Clipboxも大変便利な機能ではあると言え、引っかかる部分はあります。
ネット上で動画をダウンロード・保存などを無料で提供されるというのは大変利用者にはありがたいものではありますが、法律上は安全性の欠如がClipboxを含めたサイトには出始めていますので注意が必要です。
ただし、iPhoneをご利用の方で、Clipboxをアプリとして残されている場合はそのままのバージョンであれば引き続き利用が可能です。Androidへの提供は引き続きされていますので、ご利用の方は便利なだけのClipboxと考えず、法律的な部分における注意点も踏まえた上でのご利用を心がけるのが賢明でしょう。
頻繁にご利用される方は、もし不具合に遭遇することがあればまずはこの記事を一通り読んでいただき、それでも効果が期待できない場合はアンインストールという最終手段を取るしかなくなります。ただ、そうなる前に、まずは解決の糸口として一読して頂ければ幸いです。