Androidに標準で搭載されているAndroid標準ブラウザですが、実はセキュリティ上で問題があるようです。デフォルトで設定されているブラウザをスマホとPCで連携できる便利なブラウザに変更する方法、既定アプリでの設定方法をご紹介します。
Androidでは各端末にもよりますが、それぞれ独自の標準ブラウザがプリインストールされていることがあります。ネット閲覧だけであれば、この標準ブラウザでも不便しないことも多いのですが、GoogleChromeやFirefox等の標準ブラウザではない、外部提供されているブラウザを使用することでより便利になります。
なぜ、標準ブラウザから変更したほうがいいのか、そのメリットとおすすめブラウザ、そして簡単にできるブラウザ変更方法をご紹介します。
Androidでの、標準ブラウザとは、各スマホ端末に最初から、インストールされているブラウザのことを言います。そして、Android端末はiPhoneとは違い一社が提供しているわけではありません。なので、Androidに最初からプリインストールされているブラウザは、提供している製造会社や、製造した時期によって違います。
しかし、一般にAndroid標準ブラウザと言えば、以下でも詳しく解説するAndroid OS 4.4以下のスマホ端末にデフォルトで搭載されていたブラウザのことを指します。ここでは、Androidに標準で搭載されているブラウザと一般に言う、旧OSでスマホにデフォルト搭載されていたAndroid標準ブラウザについてご紹介します。
各会社によって、標準のブラウザとして搭載されているブラウザの例としては、以下のものが有名です。
その他にも、独自のブラウザや、フリーのブラウザをデフォルトでプリインストールしているケースもあると思いますが、現時点では以上のブラウザを標準ブラウザとしてデフォルトで、プリインストールしているケースが多いようです。
いずれの場合でも、Android OSを使用しているならば、全て同じ方法で、標準ブラウザから変更ができます。無料で提供されているものも多いので、お使いのスマホにインストールし、いろいろ試してみるのもおすすめです。
Android OS 4.4以前はAndroid標準ブラウザがどのAndroid端末にも搭載されていましたが、現在では別のブラウザを標準搭載するAndroid端末も増えました。その理由の1つは、Android標準ブラウザのセキュリティの脆弱性の問題があります。
ブラウザ単体で常に更新され続けるChromeブラウザと、主にAndroid OSと共に更新される仕様のAndroid標準ブラウザでは更新頻度に大きな差があり、セキュリティの問題が発見されてもAndroid標準ブラウザは後手に回りがちです。そのため、セキュリティ面でもChromeブラウザはじめ、他のブラウザに変更することをおすすめします。
その他、Chromeブラウザでは他のデバイスと情報を共有し、設定やブックマークを同じ設定で使えます。
いわゆるAndroid標準ブラウザである「Android ブラウザ」は、実は様々な問題を抱えています。このブラウザのバージョン5.0未満はAndroid OSと同時に更新される仕様になっているのですが、これによってAndroid ブラウザに問題があってもすぐには更新されません。
さらにバージョン4.3以下はサポートが終了しています。それに加えて、今までも数多くのセキュリティ上の問題が見つかってきた経緯もあります。なので、どのバージョンでもAndroid標準ブラウザにはセキュリティ上の問題が心配されます。
いわゆるAndroid標準ブラウザである「Android ブラウザ」とChromeブラウザである「Chrome for Android」の大きな違いは、他のPC等の端末との互換性にあります。Chromeブラウザは他のChromeとGoogleアカウントを通して設定をクラウドで共有できます。それによって、Chromeを開くことのできる全ての端末で「ブックマーク」等の共有が可能です。
Google製アプリChromeでは、プロフィールを入力することで他端末との共有が可能です。
プロフィールを追加する方法は、Chromeを開き、右上の「プロフィールアイコン」をタップ、またはクリック、「ユーザーを管理」→「ユーザーを追加」から名前の入力と画像が選択でき、その後、「保存」をタップまたはクリックで、同期をオンにするように求められるので、Googleアカウントを使用してブックマーク、履歴、パスワード等の設定が共有できます。
ここでは具体的なブラウザの変更方法をご紹介します。
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