Androidスマホで容量が少ない時、重宝するのが外部ストレージである、SDカードです。Androidスマホ内のアプリをSDカードへ移動して容量不足を簡単に解消できます。AndroidでアプリをSDカードへ移動する方法とできない場合の対処法をご紹介します。
Androidスマホでアプリをダウンロードしすぎて、容量不足に悩むことはよくあることです。そんな時にはアプリをSDカードに移動させてしまいましょう。今回はAndroidスマホでアプリをSDカードに移動させるメリット、デメリットとその方法をご紹介します。
SDカードは皆様もご存知のことかと思いますが、外部ストレージ、つまりは後から増設ができる記憶媒体です。その為、Androidスマホ端末によって認識、対応しているSDカードの容量は様々ですが、基本的にはSDカードを使用すると大容量の記憶媒体を後から付け足せます。
さらに言えば、SDカードも一枚ではなく複数使用しようと思えば使用できるので、実質無限に記憶容量を増設できます。iPhone端末ではできないSDカードへのアプリの移動はAndroidスマホを使う上での明確なメリットです。ぜひとも、SDカードを使用して数多くのアプリを楽しみましょう。
SDカードを使う上で、もちろんデメリットも存在します。それは、単純に外部ストレージであるSDカードをAndroidスマホに入れていなければSDカードに移動してしまったアプリは使用できないということです。
外部ストレージであるので、SDカードを複数使うことで無限に容量を増やすことはできるのですが、基本的にAndroidスマホに同時に導入できるSDカードは一枚か二枚が限度です。その為、外部ストレージである、SDカードを複数利用した場合、使用したいアプリに応じてSDカードを付け替える、などの対応が必要になります。
また、一部アプリはSDカードに移動してしまうと認識できない状態になる場合や、最悪機能できない状態になります。その為、ゲームアプリなどはSDカードへ移動する前にデータを復旧できるように予め対応をしておくことをおすすめします。
しかし、現時点では多くのアプリでSDカードへ移動しても機能することが確認されています。それでもAndroid端末次第では不具合が起こることはあり得るので、大事なデータを失わないためにも対策はしっかりしておくことをおすすめします。
ここでは、実際にAndroidスマホでアプリをSDカードへ移動させる方法をご紹介します。SDカードへ移動できる条件もありますので、参照してください。
AndroidでアプリをSDカードへ移動する為には以下の条件を満たす必要があります。
ここでは実際にアプリをSDカードへ移動させます。SDカードへアプリを移動させる為には、予めSDカードをフォーマットしておく必要があります。その方法は下の項目で紹介しているので参照してください。
SDカードをAndroid端末に挿入し、下記の手順でフォーマットをします。これによって、SDカードが内部ストレージとして認識されるようになるので、ここからアプリの移動をします。「設定」→「アプリを管理(機種によっては単に「アプリ」)」を選択するとアプリの一覧が表示されるので、ここから移動させたいアプリを選択します。
次にアプリの詳細画面から「ストレージ」を選択し、「変更」から「保存場所を変更」内の「外部SDカード」を選択します。最後に「移動」をタップでアプリのSDカードへの移動ができました。
ここでは、AndroidスマホでアプリをSDカードへ移動できない場合の対策方法をご紹介します。SDカードは予め、自分が使用しているAndroidスマホで使える状態にする必要があります。それが「内部ストレージとしてフォーマットする」という行為です。
これは単純に難しくいってますが、SDカードを自分のAndroidスマホで使える状態にするよ、というだけのことです。ですので、SDカードをAndroidスマホで使う時にはひと手間必要だ、位に覚えておいてください。
「SDカードを内部ストレージとしてフォーマットする」とは簡単に言ってしまえば、そのAndroidスマホ用に使えるようにまっさらな状態にしますよ、ということです。SDカードを内部ストレージと同じ様に扱うためには、必要な作業です。必ずしましょう。
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