2019年11月11日更新
【Android】スマホのバッテリー消耗が早い!電池を長持ちさせる方法を解説!
今お使いのAndroidスマホに、早いバッテリー切れでイライラしたことはありませんか?そのスマホ、設定やアプリを見直すことでバッテリーが長持ちになるかもしれません。今回はバッテリー消耗の早いAndroid向けに、電池をできるだけ長持ちさせる方法を紹介します。
目次
Androidスマホのバッテリーの減りが早い
お使いのAndroidスマホ、一度充電を100%にしてからどれくらい持ちますか?
メールや電話ぐらいしか使わないという人は充電の減りが遅く、3日ほどバッテリーが持つ人もいるようです。逆に、SNSやアプリを四六時中使っている、移動時にはYouTubeをみて時間を潰しているという人たちは充電の減りが早いため、1日の中でも充電が切れてしまい、モバイルバッテリーも持ち歩く強者もいます。
また、Androidスマホをどれだけ丁寧に使っていたとしても、お使いのAndroidスマホの使用期間が長ければ長くなるほどバッテリーの持ち時間は短く、充電の減りが早い傾向にあります。
スマホは使っていなくても電池は消耗する
Androidスマホのバッテリーを長持ちさせようと、なるべくスマホに触れないようにする方もいるでしょう。しかし、Androidスマホに触れている時間に限らず、電池はどんどん消耗されてゆきます。
Androidスマホは前提として携帯電話になります。いつ着信・受信が来ても大丈夫なように、Androidスマホは常に通信環境を維持しているため、電池が消耗され続けるのです。
Androidのバッテリーを長持ちさせる
ある程度の電池消耗は仕方がないですが、できれば電池の減りを長持ちさせたいと思うのは当たり前です。せめて、お出かけ中の時に充電切れが心配にならないくらいには電池を長持ちさせたいもの。
バッテリーの消耗が早いAndroidスマホでも、いろんな技でバッテリーを長持ちさせましょう。
スマホの設定を確認して消耗を減らす
電池の減りが早いAndroidスマホは、端末の設定を変えることで電池消耗を押さえ、少しでも電池の減りを長持ちさせることができます。以下の、電池消耗を抑える方法を試してみましょう。
スマホの画面の設定
電池の減りが早いAndroidスマホのバッテリーを長持ちさせるために、スマホの画面設定を変更させましょう。Androidスマホはその大画面が大きな魅力の1つですが、やはりその分バッテリー消耗の一因でもあります。スマホ画面の設定変更として、「画面スリープの時間を早める」「画面の明るさを抑える」という方法があります。
画面スリープの時間を早めると、最後に画面動作がされてから画面表示が消える前の時間短くすることができます。また、画面の明るさを抑えると、画面消灯を弱めることができるので電池の消耗も減らすことができます。それぞれの設定方法は、以下の通りです。
・画面スリープの時間を早める
①Androidスマホの「設定」を開く。
②「画面設定」をタップし、設定メニューを開く。
③「スリープ」をタップし、お好みの時間にチェックを入れる。(15秒・30秒・1分・2分・5分・10分・30分の中から選べます。)
・画面の明るさを抑える
①Androidスマホの「設定」を開く。
②「画面設定」をタップし、設定メニューを開く。
③「明るさ」をタップし、好みの明るさのラインをタップする。
④「自動明るさ設定」のチェックを外す。
Bluetoothの設定
Bluetooth機能とは、近距離における無線通信技術の1つで、「ワイヤレス通信」とも言われたりします。そして、Bluetooth機能を持った端末同士を繋げることを「ペアリング」といいます。
AndroidスマホはこのBluetooth機能に対応しています。Bluetooth対応の他端末とのペアリングを行う予定のない時は、バッテリー消耗を抑えるためにBluetooth機能を「オフ」にしましょう。Bluetooth機能の設定方法は、以下の通りです。
・「設定」から変更する場合
①Androidスマホの「設定」を開く。
②「無線とネットワーク」をタップし、設定メニューを開く。
③「Bluetooth」をタップし、「オフ」にする。
・画面上部のステータスバーから変更する場合
①スマホ画面上部を下方向へスワイプし、ステータスバーを開く。
②「Bluetooth」アイコンをタップし、「オフ」に変更する。
Wi-Fiの設定
Androidスマホを持って外出すると、コンビニやショッピングビルの無料Wi-Fiに勝手に接続されている時はありませんか?データ通信量を気にせず使える無料Wi-Fiは便利な面が多くありますが、その反面、通信環境が不安定になりやすく、そのためにバッテリーの消耗を増やしてしまう面もあります。
外出先でスマホに触れることがない時は、Wi-Fiの接続を「オフ」にしましょう。Wi-Fiの設定方法は、以下の通りです。
①Androidスマホの「設定」を開く。
②「無線とネットワーク」をタップし、設定メニューを開く。
③「Wi-Fi設定」をタップし、「オフ」に変更する。
GPS(位置情報)の設定
GPS機能とは、全地球測位システムとも呼ばれ、人工衛星を利用した位置情報システムです。AndroidスマホのGPS機能を利用することで、マップアプリをひらけば自分がどこにいるのか把握することができます。また、自分のいる現在地の天気情報や交通情報を知ることもできます。
しかし、定期的に自分の位置情報を送ったり、電波の受信をする必要があるため、かなりのバッテリー消耗に繋がってしまいます。GPS機能を使う場面以外の時は、設定を「オフ」にして電池を長持ちさせましょう。
GPS機能の設定方法は、以下の通りです。
①Androidスマホの「設定」を開く。
②「位置情報とセキュリティ」をタップして、設定メニューを開く。
③「GPS機能」をタップし、「オフ」にする。
アカウントの自動同期
Androidスマホのバックアップ方法として、Googleアカウントとの自動同期があります。突然の故障に備えて定期的なデータのバックアップは必要ですが、自動同期だと常に最新の状態にしておくため、同期するたびにデータ通信が発生します。そして同期した分だけバッテリーも消耗されてゆきます。
Androidスマホのアカウント同期設定の方法は、以下の通りです。
①Androidスマホの「設定」を開く。
②「アカウント」をタップし、設定メニューを開く。
③「自動同期」のチェックを外す。
アプリもAndroidのバッテリーを消耗させている
電池の減りが早いAndroidスマホは端末自体によるバッテリー消耗だけでなく、お使いのAndroidスマホにインストールされたアプリによってもバッテリーは消耗されてゆきます。起動されているアプリの数が多ければ多いほど、Androidのスマホのバッテリー消耗は早くなるのです。
どのアプリが電池を消耗させているか確認
お使いのAndroidスマホにインストールされたアプリのうち、どのアプリが一番電池を消耗させているか、みなさんが把握していますか?アプリの機能によって、消耗するバッテリー量は異なります。毎日使うアプリが一番バッテリー消耗させている原因かもしれませんし、たまにしか使わないアプリが隠れてバッテリー消耗をさせているのかもしれません。
インストールされたアプリのうち、どのアプリがどれくらいバッテリーを消費させるのか知っておくのは、電池の減りが早いAndroidスマホを長持ちさせる上で知っておきたい情報です。
Android 9.0からはアプリの電池消費が見れる
Android9.0以降のAndroidスマホには、インストールされたアプリの各電池消費量を比較できる機能があります。
アプリ別のバッテリー消費量を確認する方法は、以下の通りです。
①Androidスマホの「設定」を開く。
②「電池」をタップし、設定メニューを開く。
③メニューアイコン(「︙」表示)をタップし、「電池消費量」をタップ。
不要なアプリはアンインストール
電池消費量が多いアプリのうち、最近使っていない不要なアプリはアンインストールしましょう。これで無駄にバッテリーを消耗せずに済みます。
アプリによっては、アンインストール前に会員情報の削除や退会をおすすめするものもあります。お使いのアプリをアンインストールする時は、退会手続きについて確認してから行うようにしてください。
バージョンによってアプリの消費が分からない
Androidスマホでアプリの消費量を確認できるのは、Android9.0以降のもののみです。Android9.0以前のAndroidには、アプリ消費量を確認する機能がついていません。
そのため、Android9.0以前のAndroidは電池消費量を確認できるアプリをインストールする必要があります。
Androidのバッテリーをアプリで確認
Androidスマホのバッテリーや、アプリごとの電池消費量を確認したい時は、専用のアプリをインストールすることで確認ができます。Androidスマホに確認機能がないAndroid9.0以前をお使いの方も、バッテリー確認のアプリをインストールすることで、どのアプリがバッテリーを消費させているのか知ることができます。
アプリごとの消費が見れない時はアプリで確認
Androidスマホにインストールされたアプリごとのバッテリー消費量確認は、専用のアプリで行えます。アプリストア「Google Play」で「バッテリー 確認」と検索すると、以下の画像のように、その手のアプリが数多く出てきます。大体は無料でインストールできるものです。自分にとって使いやすいアプリをインストールしてみましょう。
アプリ「バッテリーミックス」を使う
バッテリー確認のアプリの中でも、今回はおすすめアプリとして「Battery Mix(バッテリーミックス)」をご紹介します。「Battery Mix(バッテリーミックス)」は、グラフでのわかりやすい表示と、起動しているアプリの電池消費量監視機能が特徴的です。
「Battery Mix(バッテリーミックス)」の初期設定方法は、以下の通りです。初期設定が完了すると、それ以降は「Battery Mix(バッテリーミックス)」を起動するだけで簡単にアプリごとの電池消費量を確認することができます。
①「Battery Mix(バッテリーミックス)」をインストールし、起動。
②「稼働プロセス」をタップし、「監視」にチェックを入れる。
③「使用履歴へのアクセス」の表示を確認し、「Battery Mix(バッテリーミックス)」をタップ。
④「使用履歴の追跡を許可」をタップ。
Androidのバッテリーを更に長持ちさせる
電池の減りが早いAndroidスマホは、設定を変更したり、アプリの消費量を把握することでバッテリー消耗を極力抑えるような対策ができます。それ以外の方法も駆使して、さらにお使いのAndroidsスマホのバッテリーを長持ちさせましょう。
使わないプリインストールアプリを停止
プリインストールアプリとは、「初期アプリ」とも呼ばれ、Androidスマホを購入した時に最初からインストールされているアプリのことをいいます。アプリストア「Google Play」でインストールしたアプリは、不要になった時にアンインストールすれば削除されます。
しかし、プリインストールアプリの中にはアンインストールできないように設定されているものもあります。これを画面に表示させないようにする、もしくは起動できないようにすることを「プリインストールアプリの停止(無効化)」といいます。
プリインストールアプリの停止(無効化)方法は、以下の通りです。
①Androidスマホの「設定」を開く。
②「アプリ」をタップし、Androidスマホにインストールされたアプリ一覧を開く。
③停止(無効化)したいアプリをタップし、「無効」をタップ。
④「このアプリを無効にすると、他のアプリでエラーが発生する原因になります」もしくは「このアプリを出荷時の状態に戻しますか?データがすべて削除されます」などの表示を確認し「OK」をタップ。
停止(無効化)したプリインストールアプリは同様の手順で、再度起動(有効化)することもできます。
「CleanMaster(クリーンマスター)を使う」
「CleanMaster(クリーンマスター)」とは、Androidスマホのアプリで、不要なファイルの削除や、空き容量を増やしてAndroidスマホの通信を高速化させてくれる機能を持っています。この「「CleanMaster(クリーンマスター)」を使うことで、電池の減りが早いAndroidスマホでも、よりバッテリーが長持ちになります。
「CleanMaster(クリーンマスター)」の使い方は、以下の通りです。
①「CleanMaster(クリーンマスター)」をインストールし、起動。
②「不要ファイル」「ブースト」をそれぞれタップ。(「不要ファイル」は不要なキャッシュファイルを自動で検出してくれます。「ブースト」は容量を多く使っているアプリを自動で検出してくれます。)
③「削除」「タスクオフ」をタップ。
Androidのスマホのバッテリーを長持ちさせよう
Androidスマホは使用期間が長かったり、多くのアプリをインストールして起動しているとどうしてもバッテリーの減りが早くなります。電池の減りが早いAndroidスマホは買い換えてしまうという手もありますが、懐に痛い出費にもなってしまいます。
Androidスマホは、端末設定やアプリを見直すことで、まだまだバッテリーを長持ちさせることができます。愛着のあるAndroidスマホは、なるべくバッテリーを長持ちさせて大切に使っていきましょう。