Amazonの支払い方法にクレジットカード払いやギフト払いなどがありますが、代引きにも根強い人気があります。しかしAmazonで代引きを利用すると手数料が掛かるという欠点もあります。そこでその代引き手数料をいくらかでも安くする方法をお伝えします。
通販では、クレジットカードを使えない、あるいは使いたくない人のために、届いた品物と引換えに代金を支払って受け取れる代引きでの配送オプションが用意されています。Amazonでも代引きが利用可能ですが、その分だけ手余計に数料が必要になります。
一体いくら払えばいいのか気にかかるAmazonの代引き手数料ですが、2019年10月からは1回の配送につき330円の代引き手数料が必要になりました。9月までは消費税が8%でしたので324円でしたが、消費税が2ポイント上がった分だけ代引き手数料も値上げされました。
いくらAmazonの送料が無料とはいえ、1回あたり330円の代引き手数料は決して安くありません。それでも代引きを利用するのは、クレジットカードを使わずに済み現金払いができるという点と、前払いなどで家から出る必要がなく家で代金と引換えに品物が入る点、それに代金を先払いしたにもかかわらず荷物が届かないという詐欺を防げる点にあります。
そのため代引きを利用する人たちは今でも少なくありません。
しかし、代引きなら必ず詐欺を防げるというわけでもありません。代引きで代金と引換えに無事荷物を受け取れたとしても、中身が偽物だったり説明とは違うものが届いたりすれば、代引きであっても意味がありません。それどころか、最近では注文していない荷物をAmazonから勝手に代引きで送り付けて、代金をだまし取るという詐欺も増えています。
Amazonではクレジットカードで購入するようにしていれば、代引きでの受け取りに不信感を抱いて受け取り拒否できますが、なまじ日頃から代引きで買い物をしていると、この手の代引き詐欺に引っ掛かりやすくなります。特にいつもAmazonを利用している人がいないときは、家人が気を利かせて代金と引換えに荷物を受け取ってしまう可能性があり危険です。
この手の詐欺を避けるには、代引きを使わないようにするか、受け取りはコンビニなどを利用するようにして、家に届く代引きは受け取らないようにしておく必要があります。
また、Amazonには代引きが使えない商品や地域があります。代引きができない商品の一例として、Amazonは以下のような例を挙げています。
また、島嶼地域や山間部では配送業者の関係でAmazonでは代引きが利用できない地域もあります。初めて代引きを利用しようとして、住んでいる地域が代引きできない地域で驚くことになるかもしれません。念のために、上のリンク先のAmazonの説明ページから、あなたの住んでいる地域が代引き可能かを確認してください。
さて、1回の発送につき330円のAmazonの代引き手数料ですが、これをいくらかでも安くする方法はないのかと思う人は多いでしょう。そこで考えられるのは、Amazonからまとめて送ってもらう方法です。
Amazonの代引き手数料は「1回の発送につき330円」です。代引き手数料はその名の通り、荷物と引換えに代金を支払う手数料ですので、荷物がひとつにまとまっていれば中身が何点であろうと引換えは1回ですから、代引き手数料は1回分、つまり330円で済みます。そのためには、発送オプションにある「できる限り商品をまとめて発送」を選びます。
これを選ぶことでAmazonでは荷物をなるべくまとめて発送しようとしてくれますし、代引き手数料も1回分の330円で済みます。実際に「ちはやふる」のコミックスを2種類4冊とDVDをまとめて購入してみると、以下のようになります。
3種、5点を購入するにもかかわらず、まとめて購入することで代引き手数料に当たる「支払い方法に関する手数料」は330円と1回分の手数料で収まっています。ただし、この購入時には「できる限り商品をまとめて発送」のオプションは表示されませんでした。同じ倉庫にある場合はこのオプションが非表示でも、まとめて発送されるということだと思われます。
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