2019年03月05日更新
Amazonプライムビデオの家族共有方法!会員種類や同時視聴可能端末は?
Amazonプライム会員には多くの特典がついており、自分一人ではなく家族全員が恩恵を被りますが、その特典の中でも美味しいのがAmazonプライムビデオの利用特典です。今回はそのAmazonプライムビデオを、家族で利用する方法をお教えします。
目次
- 1Amazonプライムの家族会員とは?会員の種類を紹介!
- ・プライム会員
- ・ファミリー会員
- ・ステューデント会員
- ・家族会員
- 2Amazonプライムビデオの家族会員になる方法
- ・Amazonプライムに家族会員に登録する
- 3Amazonプライムビデオの家族共有方法
- ・Amazonビデオ対象デバイスは?
- ・家族で共有する場合アカウントは1つ
- 4Amazonプライムビデオの同時視聴は可能か
- ・3台までは可能?
- 5Amazonプライムビデオで別居の家族は家族会員になれない
- ・Amazonプライム家族会員の定義
- ・別居がバレたらどうですか?
- ・別居していることをばれないようにするには?
- 6Amazonプライムビデオの視聴履歴の削除方法
- ・Amazonのマイストアで視聴履歴の確認
- ・Amazonのマイストアで履歴を削除
- 7Amazonプライムビデオを家族で有効に使おう!
- ・Amazonプライムビデオの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Amazonプライムの家族会員とは?会員の種類を紹介!
Amazonプライムビデオを利用できる、安くて便利なAmazonプライム会員ですが、ほかにもファミリー会員、スチューデント会員、家族会員といっぱいあって混乱しがちです。それぞれで特典も違っていて、Amazonプライムビデオを見られるのやら見られないのやら、なかなか区別がつきません。
そこで、まずはプライム会員を含む四つのAmazon会員について説明します。
プライム会員
Amazonプライム会員は年会費3,900円(税込)、もしくは月会費400円(税込)でAmazonの数多くの特典を利用できます。
よく「Amazonはそんなに使わないし、別に翌日に届かなくても構わないから、年に4,000円近くも払うのはねぇ」と躊躇する方を見かけますが、お急ぎ便以外にも多数ある特典の充実ぶりを確認すれば、その破格のコストパフォーマンスの高さに驚くでしょうし、すぐさま考えを改めること間違いありません。
その充実ぶりは、まさに特典大盛り、特盛り、ギガ盛り状態です。それだけ特典をつけてでも増やしたいくらいに、プライム会員はAmazonにとってありがたい存在なのでしょう。
以下にその充実した特典の一部を挙げてみます。
- お急ぎ便・お届け日時指定便の配送料が無料
- 大型の家電・家具など一部の特別取り扱い商品の取り扱い手数料が無料
- 最短2時間で届くPrime Nowが利用可能(有料・対象エリアのみ)
- 対象の映画やテレビ番組がAmazonプライムビデオで見放題
- 衛星放送のチャンネルが見られるAmazonプライムビデオチャンネルが利用可能(有料)
- 100万曲以上の曲がAmazonプライムミュージックで聞き放題
- 写真をAmazonフォトで容量無制限に保存できる
- 対象の本の中から毎月1冊だけ無料で読めるKindleオーナーライブラリー
- タイムセールに30分早く参加可能
- 箱売りの食品・日用品が1個から購入できるAmazonバントリーが利用可能 ほか
上に挙げたもののほかの特典や詳しいことは、この節の最後にあるリンクよりAmazonのヘルプを確認していただくとして、Kindle端末を持っていることが前提とはいえ、Kindleオーナーライブラリーで販売価格500円の本を月に1冊読むだけで会費の元が取れてしまいます。
さらにほかの動画配信サービスの会費を考えればAmazonプライムビデオだけでも元が取れますし、ほかの音楽聞き放題サービスに比べると劣るとはいえ、Amazonプライムミュージックもそれだけでプライム会員の会費のかなりの部分が回収できるサービスです。
これら諸々のサービスの見込み料金を合計すると、月2,000円は下らない価値はあるでしょう。加えてファミリー会員や家族会員の元になるサービスでもあります。それが月325円で使えるのですから、Amazonプライム会員のお得さと言ったら会員にならないと損をするといえるレベルです。
ファミリー会員
Amazonのファミリー会員は、2018年12月現在Amazonファミリーと称されており、AmazonプライムビデオやAmazonプライムミュージックと同じ、Amazonプライム会員の特典の一つというポジションです。
ただし、別途お子さんの情報を登録する必要があります。もっとも、登録といっても生年月日、もしくは出産予定日と性別を記入するだけですし、特典もあとでお話する家族会員同様、無料で受け取れます。
一番の特典は、Amazonファミリーに登録すると、定期おトク便でおむつ・おしりふきが毎回15%引きになることです。定期おトク便は月1回の定期的な配送を予約する代わりに10〜15%引きになる買い方ですが、おむつ類は基本的に定期おトク便を利用できなかったり5%引きだったりします。
そんなおむつ類が常に最高割引率で利用できるのです。しかも、かさばって持ち帰りの大変なおむつが家にいて受け取れるのですから、それだけでもAmazonファミリーに登録しないと損な上に、最大30%引きのおむつや日用品の限定セールにも参加できるようになります。
参加資格は「2003年以降に産まれた子供、もしくは妊婦さんのいる家庭」です。
非常に緩い資格設定ですが、15歳の子供におむつを履かせることはほとんどありませんし、その場合も子供用ではサイズが合いませんので、問題が起こることはないでしょう。
問題が起こるとすれば、別居している親戚が子供のいる家族に定期おトク便でおむつを送り付ける場合でしょう。しかしこの場合も、定期おトク便を同時に二つの住所にわけて送れないため、その親戚は自分のためには定期おトク便を使えなくなってしまいます。
これもまた対象となるプライム会員の家庭であれば、登録しないと損するレベルです。
ステューデント会員
Amazonのスチューデント会員は、2018年12月現在Prime Studentと称されており、学生向けのAmazonプライム会員のサブカテゴリという扱いです。
一番の特徴は、会費が正規のAmazonプライム会員の約半額の年会費1,900円(税込)か月会費200円(税込)で済むことです。受けられる特典はAmazonプライム会員より若干減少する代わりによりお得な特典が増えます。プライム会員と同じ特典は以下の通りです。
- お急ぎ便・お届け日時指定便の配送料が無料
- 大型の家電・家具など一部の特別取り扱い商品の取り扱い手数料が無料
- 対象の映画やテレビ番組がAmazonプライムビデオで見放題
- 100万曲以上の曲がAmazonプライムミュージックで聞き放題
- 最短2時間で届くPrime Nowが利用可能(有料・対象エリアのみ)
- 写真をAmazonフォトで容量無制限に保存できる
- タイムセールに30分早く参加可能
- 箱売りの食品・日用品が1個から購入できるAmazonバントリーが利用可能 ほか
その代わり追加される特典は以下の通りです。
- 対象のKindle本が読み放題(スマホやタブレットでも利用可能)
- コミック・雑誌を除くAmazon扱いのすべての書籍が10%ポイント還元
- 対象のソフトウェアが常時5〜54%割引 ほか
衛星放送のチャンネルが見られなくなったりする代わりに、本とKindleの利用が大幅に拡大されて、それでいて会費はほぼ半額ですから、本好きにはうらやましい限りです。またお子さんのいる家族では、次の家族会員とどちらを選ぶか迷うところですが、こちらならではの特典を考えると、家族会員を選ぶのは悪手でしょう。
学籍番号か学校発行のEメールアドレスがあれば登録できますので、学生であればこれまでの中でも一番の登録しないと損する会員です。
家族会員
家族会員はAmazonプライム会員と同居している家族のうち、Amazonプライム会員とは別に二人まで登録できる会員のことです。言い換えるとAmazonプライム会員の1アカウントでメイン一人、サブ二人が別々のお財布で利用可能になるということです。
家族会員に追加料金は不要ですが、代わりに利用可能な特典は大幅に減少し、Amazonプライム会員の特典のうち利用できるのは以下の五つだけで、Prime Studentと違って新たな特典も増えません。
- お急ぎ便・お届け日時指定便の配送料が無料
- 一部の特別取り扱い商品の取り扱い手数料が無料
- タイムセールに30分早く参加可能
- 箱売りの食品・日用品が1個から購入できるAmazonバントリーが利用可能
- Amazonフレッシュで生鮮食料品が購入可能
大きいのがAmazonプライムビデオとAmazonプライムミュージックが使えないことで、ほかにも家族会員にはPrime Now、Amazonプライムビデオチャンネル、Amazonフォト、Kindleオーナーライブラリーなどの利用は許されていません。
確かに無料でなれる家族会員ですから仕方ないのですが、この程度の特典であればわざわざ家庭会員にならなくてもいいのではないか、という気にもなります。
それでも世帯主がAmazonプライム会員でパートナーが家族会員になれば、配送料が無料で自分の買い物ができますし、Amazonフレッシュで家族のための食料の買い入れやAmazonバントリーでの日用品の購入もできますから、かなり便利です。
しかしAmazonプライムビデオが見られないのなら家族会員になる意味はないのでは、とも思う人もいるでしょう。実は家族会員でもAmazonプライムビデオは見られるのです。
Amazonプライムビデオの家族会員になる方法
家族会員でもAmazonプライムビデオを見る方法をお伝えする前に、あなたの家族を家族会員に登録しましょう。
Amazonプライムに家族会員に登録する
家族会員に登録するには、これまでは名前とEメールアドレス以外にAmazonプライム会員との兄弟・親子などの家族の続柄や家族の誕生日を記入する必要がありました。しかし2018年12月現在では家族の続柄や誕生日の記入は不要になっています。必要なのは同居の家族ということだけです。
そのため、これまでは家族として登録できなかったパートナーや同居人も家族会員として登録可能です。多分、あなたのペットも家族会員として登録できるでしょう。ペットにメールの読み書きや操作ができればの話ではありますし、Amazonにはペット用のお得なセール情報などが見られるプライムペットがありますから、そちらに登録したほうがお得でしょう。
大事な家族でもあるペットのことはさておき、あなたの人間の家族を家族会員に登録する方法をお伝えします。
まずAmazonのページの右上の「アカウント&リスト」をクリックしてプルダウンメニューを表示させ、「Amazonプライム会員情報」を選択します。
Amazonプライム会員のページが開いたら、「プライム特典を共有する」の欄をクリックします。
「家族会員に招待する」の項目がプルダウンしますので、招待したい家族の名前とメールアドレスを入力し、「登録案内を送る」をクリックします。
すると家族のメールアドレスに「Amazonプライムの登録案内が届いています」というタイトルのメールが届きます。
メールの文中に「下のリンクにアクセスして登録手続きを完了してください。」とありますので、家族にその下のリンクを選択してもらいます。
するとブラウザで家族会員に招待されたことを伝えるページが開きますので、家族に「家族会員に無料で登録する」のボタンを選んでもらいます。
しばらくしてから、家族が自分のアカウントでAmazonのページにアクセスし、「アカウント&リスト」→「Amazonプライム会員情報」と進むと、Amazonプライムの家族会員になっていることが確認できます。
一方、Amazonプライム会員であるあなたもプライム情報会員のページで、目的の家族が家族会員に登録されていることを確認できます。
Amazonプライムビデオの家族共有方法
先に、家族会員ではAmazonプライムビデオを見られないと記しました。家族会員のアカウントでAmazonプライムビデオを視聴しようとしても、Amazonにプライム会員になるようすすめられるだけです。
ではいったいどうすれば家族会員でもAmazonプライムビデオを共有視聴できるのでしょうか。
ポイントはAmazonプライム会員のアカウントでしかAmazonプライムビデオが視聴できないという点です。つまり家族会員が本会員であるAmazonプライム会員のアカウントを使えば、結果的にAmazonプライムビデオを家族の端末で視聴共有できるのです。
ただしこの方法は、本会員の父親のアカウントで自分の端末に入った息子が、人には言えない映像を購入してしまい父親の心にも財布にもダメージを与える、などといった危険性も含むことを忘れないでください。
Amazonビデオ対象デバイスは?
こうして家族会員の端末でも視聴できることになったAmazonプライムビデオですが、家族会員の持っている端末が対応していなければ視聴できません。
Amazonプライムビデオは、基本的にアプリが用意されているかブラウザが動けば視聴できます。ざっと挙げると視聴可能な端末は2018年12月現在、以下の通りです。
スマホ・タブレット | Android、iOS、Fireタブレット |
PC | Windows、Mac |
テレビ | スマートテレビ(対応機種のみ)、もしくは次以降の端末を接続したもの |
ゲーム機 | PS4、PS3、Wii U |
Blu-rayレコーダー・プレーヤー | 対応機種のみ |
セットトップボックス | Fire TV Stick、Fire TV Stick 4K、Apple TV、Apple TV 4K |
家族で共有する場合アカウントは1つ
先に述べたように、家族会員であってもAmazonプライム会員のアカウントを共有することでAmazonプライムビデオを視聴できます。
さらに、この方法を使えばAmazonプライムビデオだけでなく、Amazonプライムミュージック、Amazon Photoなども共有利用できます。
もっと言えば、家族会員でなくても共有利用できます。ただしその場合は、家族でもない人にTV番組や音楽の趣味を知られ、あなたの撮った写真を好き放題ダウンロードされても文句は言えません。
使用法に注意して共有してください。
Amazonプライムビデオの同時視聴は可能か
いま父、母、姉、弟の4人家族で、それぞれが同時にAmazonプライムビデオを視聴したいとします。
その場合は早い者勝ちなのか、同時視聴が可能なのか、それとも同時視聴数に制限があるのか、心配になる方もおいででしょう。昭和の昔のチャンネル争いのように、家庭内で一番力を持つ人がAmazonプライムビデオを独占したら、ほかの人はたまりません。
特に本アカウントであるAmazonプライム会員の父親がチャンネル争いに敗れるようでは、今ですら家庭内の地位が危ういのに、家庭内ランキングの最下位にまで転落しかねません。
そんな父親のあなたもご安心ください。Amazonプライムビデオはアカウントを共有した複数端末での同時視聴が可能なのです。
3台までは可能?
前項で「アカウントを共有した複数端末での同時視聴が可能」と記しましたが、それでは何台の端末までなら複数同時視聴が可能でしょう。もし3台の端末までしか複数同時視聴できなければ、やはりアカウントを共有されている父親の、権威失権は避けられません。
ネット上で、複数同時視聴端末は3台まで、という説を見かけます。確かに購入したビデオに関しては、2018年12月現在「Amazon Prime Video 使用規則」にこうあります。
「お客様は、同じ Amazonアカウントを使用して一度に3本までのビデオを同時にストリーミング再生することができます。お客様は、同じビデオを一度に2を超える端末でストリーミング再生することはできません。」
これに従えば購入したビデオは同時に3台の端末でしか視聴できない上に、同じビデオを複数の端末で同時に視聴することもできません。端末3台の縛りがある上に、視聴できるタイトルは早い者勝ちということになります。
しかし、もし誰かが4台目の同時視聴端末の制限に引っかかっても、ダウンロードしたビデオではなく、普通のAmazonプライムビデオを視聴すれば済む話です。
さらに通常のAmazonプライムビデオに関しては「お客様は、同じタイトルを一度に2を超える端末でストリーミング再生することはできません。」と同じタイトルを同時に複数の端末で見られないことだけが記され、別タイトルの同時視聴についての制限は記されていません。
したがって、Amazonプライムビデオの複数端末での同時視聴可能数は、規則上は無制限ということになります。
もっとも、規則に書かれていなくても運用が異なる可能性はゼロではありません。しかし規則にうるさいアメリカの企業ですから、Wi-Fiの帯域などの問題がなければ家族全員でAmazonプライムビデオを同時にそれぞれの端末で共有して視聴できることでしょう。
Amazonプライムビデオで別居の家族は家族会員になれない
Amazonプライム会員の本アカウントでアクセスすれば、家族会員でなくともAmazonプライムビデオを見られることはすでに述べた通りです。
とはいえ、お財布を別にしてお急ぎ便の送料や大型の家具・家電の取り扱い手数料を払わずに済む家族会員は便利なので、本人がAmazonプライム会員にならないのであれば、是非ともなっておきたい会員です。
しかし本アカウント持ちが単身赴任したり、同居していた家族が別に家を構える場合はどうなるのでしょうか。
Amazonプライム家族会員の定義
Amazonプライム家族会員については、Amazonの「ヘルプ&カスタマーサービス」内の「Amazonプライム家族会員を登録する」のページに「Amazonプライムの配送に関する特典は、会員登録したご本人のほか、同居のご家族2人までが家族会員として一緒にご利用いただけます。」とあります。
先の「Amazonプライムに家族会員に登録する」の節でお伝えしたように、「家族」の定義は不明瞭ですが「同居」している、つまり「別居」していないことは絶対の定義となります。
したがって家族が別居した際には家族会員から外さなければなりませんし、本アカウントのAmazonプライム会員が単身赴任の結果別居した場合は残った家族が家族会員から外れることになります。
別居がバレたらどうですか?
ただし、実際問題として別居していても家族会員登録は可能です。登録時に確認されるのは名前とメールアドレスだけですから別居しているかはわからないのです。ただし、家族会員自身の登録住所はAmazonでも確認できるので、そこから別居を疑われるかもしれません。
逆に名字が違っていても、それは娘婿との同居などを考えればよくあるケースですし、別居とイコールではないので、問題はありません。
しかしAmazonのサイト上には、家族会員の定義に「同居」が明確に記されているのですから、別居がバレた場合には家族会員の資格を解除されます。もちろん家族会員を管理するのは本アカウントであるAmazonプライム会員ですから、こちらも資格解除されるでしょう。
最悪の場合は、別居している家族会員が利用したお急ぎ便などの送料をさかのぼって請求、それも課徴金込みで何倍も請求される可能性があります。現実には調査コストの方が見合わないでしょうから、そこまでの目に遭うことはほとんどないでしょうが、その可能性だけは認識しておいてください。
別居していることをばれないようにするには?
そうした可能性を考慮した上で、自分だけは大丈夫とお考えならば、自己責任で別居中の家族を家族会員登録したり、同居の家族会員が別居することになっても家族会員のままにしておくなりしてください。
以下はあくまでも仮定の話ですが、こうした場合は、別居した先が別居の住所ではなく、単なる別荘や勤務先だと言い張れるよう、登録住所は本アカウントのAmazonプライム会員のものと同じにしておくべきでしょう。
また、そちらにばかりAmazonの荷物が届くのは同居しているはずの家族会員として不自然ですから、ある程度は登録した住所宛てに荷物を送るようにすべきではないでしょうか。
以上、別居した家族会員がとるべき行動の思考実験でした。
Amazonプライムビデオの視聴履歴の削除方法
「Amazonプライムビデオの家族共有方法」でお伝えした方法で、家族会員の複数端末によるAmazonプライムビデオを楽しめるようになったことでしょう。しかし、いざ複数端末での共有視聴を始めると新たな問題が発生します。
それは、Amazonプライムビデオの視聴履歴を共有しているユーザーに見られてしまうという問題です。
これによって親は子供の、子供は親の、パートナーは相手パートナーの、それぞれ視聴履歴を見ることでオープンな家庭を築けるはずです。もっともそれは絵に描いた餅で、たいていの場合は「あいつは俺に隠れてこんなものを見ていた」「親はこんなものを見ているくせに偉そうなことを言ってるのか」などと、家庭内に不和をもたらすだけに終わります。
では、そんな見たいけれども見たくない、アカウントを共有している家族会員の視聴履歴の確認方法をお教えします。
Amazonのマイストアで視聴履歴の確認
複数の家族会員で利用しているAmazonプライムビデオの視聴履歴を確認するには、まずAmazonにアクセスしてAmazonのメインメニュー左側の「マイストア」をクリックします。
あなたのマイストアが開いたら、Amazonのメインメニューのすぐ下に表示された、マイストアのサブメニューの左側にある「おすすめ商品を正確にする」を選びます。
すると購入済みの商品が画面に並びますので、左端の「商品情報の変更」のメニューから「視聴済みのビデオ」をクリックします。
以上の操作で複数端末で共有されているアカウントの視聴履歴が表示されます。
ただし、どの履歴がどの端末によるものかはここでは判別できません。Hな映像を見たのがパートナーなのか子供なのかは当人以外には判別がつかないのです。
またこのアカウントは複数の端末ユーザーが全員知っているのですから、家族会員の方からもAmazonプライム会員の視聴履歴を確認できます。あなたが相手の視聴履歴を確認するとき、相手もまたあなたの視聴履歴を確認していることを忘れないでください。
Amazonのマイストアで履歴を削除
複数のユーザーが利用しているアカウントの視聴履歴から、ほかの共有ユーザーに見られるとまずい作品があった場合は、その作品のサムネイルの右側下にある「動画の視聴履歴からこれを削除」をクリックします。
すると確認画面が現れることもなく、あっさりと履歴からその作品が消えます。
これで家庭不和の芽は摘まれました。もっともそれは、ほかの複数の家族会員がその前に視聴履歴を確認していなければ、という前提付きではあります。
Amazonプライムビデオを家族で有効に使おう!
Amazonプライムビデオは非常にコストパフォーマンスに優れた手軽なビデオ配信サービスです。家族会員という括りではこのサービスを受けられないのは残念ですが、家族会員というサービス自体は無料ですし、入っておいて損はありません。
また今回紹介した方法を使えば、複数端末を使って家族全員が同時にAmazonプライムビデオを楽しむことができます。ちょっとした危険性は伴いますが、うまく運用できれば非常に有効な手段ですので、この記事を参考にAmazonプライムの特典をフルに活用してお得な生活をお送りください。