ライブ動画配信アプリ「Periscope」とは?配信・視聴など使い方を解説!
現在人気のライブ動画配信アプリ「Periscope」を知っていますか?本記事では「Periscope」アプリとはどういった面で優れている動画配信アプリなのか、また「Periscope」アプリは他の動画配信アプリとは何が違うのかについて紹介します。
目次
- 1Periscopeとは?何ができる?
- ・Twitter公認のライブ動画配信のアプリ
- 2Periscopeを使ったライブ動画配信のメリットは
- ・Periscopeのライブ配信なら放送時間と保存期間が無制限
- ・Periscopeの視聴はいつものTwitterアプリでOK
- 3Periscopeの登録とライブ配信開始の操作
- ・Twitterのプロフィールで登録すると良い
- ・Periscopeから起動する方法
- ・Twitterから起動する方法
- 4Periscopeのライブ配信中の操作
- ・前面カメラ・背面カメラの切り替え
- ・ライブ配信終了の方法
- 5Periscopeホームからの視聴操作
- ・地域からライブ配信を視聴する
- ・過去のライブ配信を視聴する
- ・コメント送信の方法
- ・ハートを送る方法
- 6Periscopeライブ配信者としての注意点
- ・使用する回線速度を調べてから配信する
- ・【限定公開】と【公開】の範囲設定には十分注意!
- 7Periscopeでライブ配信をやってみよう
Periscopeとは?何ができる?
InstagramライブやTwitterライブなど、現在はSNSで動画配信が人気です。そんな動画配信アプリやツールを探していると、必ずと言っていいほど「Periscope」アプリの名前が上がってきます。本記事冒頭のライブ動画配信アプリ「Periscope」とは、どういったアプリなのか、また他の動画配信アプリとはどういった違いがあるのかを紹介していきます。
これからライブ動画配信を使ってSNSで動画を配信したいと考えている人は、本記事で紹介するライブ動画配信「Periscope」アプリについて詳しく理解しておくと良いでしょう。
Twitter公認のライブ動画配信のアプリ
ライブ動画配信「Periscope」アプリはTwitterが公式に提供しているアプリです。「YouTubeライブ」や「ニコ生配信」「ツイキャス」などの動画配信サービスと同じ様な機能を利用することができます。
「Periscope」アプリのラウンチは2015年、Twitter社がリリースして直接運営しているTwitterで利用できる生放送配信アプリです。スマートフォンに「Periscope」アプリをインストールしておくだけで、ライブ動画配信を開始するとTwitterのフォロワーに通知が投稿される機能が魅力です。
スマートフォンからライブ動画配信を楽しむだけでなく、Instagramライブのような、視聴者・Twitterユーザーとリアルタイムでチャットを楽しむことも可能です。「Periscope」アプリを利用するメリットは他にも多数あります。次の章では「Periscope」アプリを使うメリットとはどういった点にあるのか紹介していきます。
Periscopeを使ったライブ動画配信のメリットは
本章ではライブ動画配信「Periscope」アプリを利用するメリットとはどういった点にあるのか紹介していきます。「Periscope」アプリを利用する大きなメリット、及び他の動画配信アプリとは違う点は下記の通りです。
・Periscopeのライブ配信なら放送時間と保存期間が無制限
・Periscopeの視聴はいつものTwitterアプリでOK
上記それぞれのメリットとは、どういったものなのか個別に紹介していきます。
Periscopeのライブ配信なら放送時間と保存期間が無制限
「Periscope」アプリを利用する大きなメリットは、Twitterでのライブ配信時間、ライブ配信した動画の保存期間が無制限という点です。ライブ動画配信後の動画をスマートフォンに保存することも可能、またライブ動画を定期的に撮影して動画のストックを作成しておくこともできます。
ライブ動画配信としてアップロードしておけば、Twitterユーザーが過去の配信動画を視聴することができるので、Twitter上のYouTubeチャンネルを解説できるようなものだと言えるでしょう。過去の配信動画をいつでも視聴可能にしておくことで、ロングテールで新規Twitterフォロワーを獲得することにつながります。
Periscopeの視聴はいつものTwitterアプリでOK
「Periscope」アプリで配信中の動画、または過去のライブ配信動画の視聴は、スマートフォン専用Twitterアプリで視聴できます。また、「Periscope」はパソコンからの動画配信、ライブ動画配信の視聴が可能なので、幅広いデバイスでライブ動画配信をTwitter上で公開することができます。
「Periscope」アプリがいかに優秀な動画配信アプリか、分かっていただけでしょう。ここまでの高機能なライブ動画配信アプリでありながら、すべての機能を無料で利用できるのも「Periscope」アプリの大きなメリットの1つとなります。次の章では、実際に「Periscope」アプリの登録方法とライブ配信開始方法を紹介していきます。
Periscopeの登録とライブ配信開始の操作
本章では、実際に「Periscope」アプリの新規登録方法と、「Periscope」アプリの起動方法、Twitterアプリで「Periscope」アプリを起動する方法を紹介します。
まずは、お手持ちのスマートフォンに「Periscope」アプリをインストールしておく必要があります。下記のリンク先から、お持ちのスマートフォンOSを選択して「Periscope」アプリをインストールしてください。
iOS(iPhone & iPad)用の「Periscope」アプリは、こちらのリンク先からインストールしてください。
Android用の「Periscope」アプリは、こちらのリンク先からインストールしてください。
Twitterのプロフィールで登録すると良い
「Periscope」アプリをはじめて起動する場合は上の画面が表示されます。Twitterアカウントを持っている場合はTwitterアカウントで登録すると、Twitterでのライブ動画配信が簡単です。
まずは上記の画面で「新しいアカウントを作成」をタップして選択してください。
本記事ではTwitterアカウントで「Periscope」アプリの新規登録方法を進めていきます。「Facebook」「Google」「電話番号」での登録も可能です。またTwitterアカウントを持っていない人は、下記のリンク記事でTwitterアカウントの作成方法を紹介しています。
Twitterでライブ配信したいと考えている人は記事を参考にTwitterアカウントを開設後、「Periscope」アプリの新規登録に進むと良いでしょう。
「アカウントを連携」という画面が表示されます。Twitterアカウント複数運用している場合は、アカウントサムネイル部分をタップすることで、連携するTwitterアカウントを選択できます。利用規約を確認したら、画面右下にある「連携」アイコンをタップして選択してください。
Twitterでフォロー中のおすすめアカウント一覧が表示されます。同画面でTwitterアカウントをフォローすると「Periscope」アプリでライブ動画配信を開始した時に通知を受信することができます。フォロワーを選択して「○人の放送者をフォロー」をタップしてください。
また「Periscope」アプリではあとからフォロワーを追加・編集できます。後で設定を行いたい場合は、画面左下の「スキップ」をタップするか、フォロワーのチェックをすべて解除してから「○人の放送者をフォロー」をタップしてください。
最後に「Periscope」アプリの「通知」を設定します。「通知」を有効にする場合は「通知を有効にする」をタップしてください。通知設定を無効にしたい場合は画面右上の「スキップ」をタップして選択します。
「Periscope」アプリは「Facebook」アカウントと連携して、Facebookの友だちのライブ配信をチャックしたり、自分のライブ配信動画を公開することができます。「Facebookと連携」をタップすればFacebookとの連携が完了です。
Periscopeから起動する方法
「Periscope」アプリからライブ動画配信の開始方法とはどのように行うのか紹介します。「Periscope」アプリの画面下に表示されているメニュータブ一覧から「カメラ」アイコンをタップしてください。
ライブ動画配信を開始するためには「カメラ」「マイク」「位置情報」を有効化します。上の画面がアプリ上で表示されるので、それぞれのアイコンをタップして必要な機能を有効化してください。
「Periscope」アプリのライブ動画配信開始画面が表示されます。ライブ動画を配信する前に、画面左上の「公開範囲」タブをタップして、ライブ動画配信の公開範囲を設定してください。
初期設定状態では「公開」となっており、すべてのTwitterユーザー、「Periscope」アプリユーザーにライブ動画が配信されてしまうので、十分に注意してください。
公開範囲設定画面では、「公開」または「新しいグループを作成」してライブ配信を開始できます。自分のライブ配信を公開する範囲を設定して、画面右上の「完了」をタップしてください。あとは、ライブ配信画面で「ライブ放送する」をタップすれば、「Periscope」アプリのライブ放送が開始します。
「Periscope」アプリの基本的な使い方、ライブ放送の開始方法の手順は以上となります。次はTwitterアプリで「Periscope」アプリを起動しライブ放送を開始する手順を紹介します。
Twitterから起動する方法
Twitterアプリからでも「Periscope」アプリのライブ放送は開始できます。Twitterアプリを起動してツイート画面を開いたら「カメラ」アイコンをタップしてください。
Twitterアプリでカメラ画面が表示されます。下部の撮影モードスイッチを「ライブ」に切り替えて「ライブ放送する」をタップしてください。
Periscopeのライブ配信中の操作
続いて「Periscope」アプリのライブ配信中画面で利用できる機能について紹介してきます。覚えておきたいライブ配信中の機能は「前面カメラ」「背面カメラ」の切り替え方法、「ライブ配信中のスケッチ機能」「ライブ配信終了方法」の3機能です。これらの機能さえ覚えておけば、「Periscope」アプリのライブ配信は難なく利用することができます。
ライブ配信中に画面をタップすると「ハート」を送信することができるので、気に入ったライブ配信があれば「ハート」を送信して、配信者を応援してみましょう。
なお、ライブ配信開始前に「ライブ放送する」の上に表示されているタブで、ライブ放送の設定をしておきましょう。アイコンタブは左から「位置情報公開」「音声のみの配信」「フォロワーのみコメント可能」「Twitterへの投稿」「スーパーハート」「ゲスト配信の許可」が設定できます。
前面カメラ・背面カメラの切り替え
「Periscope」アプリのライブ配信中に前面カメラ・背面カメラの切り替えをする場合は、画面右上に表示されている「☓」をタップして「カメラ」アイコンをタップしてください。
また「カメラ」アイコンの左側に表示されている「マイク」アイコンをタップすると「音声のみ配信」に切り替えられます。画面を瞬時にオフにしたい場合に便利なので覚えておくと良いでしょう。
ライブ配信終了の方法
ライブ配信を終了する場合は、スクリーン部分をタップしたまま下方向にスワイプ、または画面右上の「☓」アイコンをタップして、上の画面を「Periscope」アプリ上に表示させます。「ライブ放送を停止」をタップすればライブ配信が終了します。
ライブ配信を終了すると上の画面が表示されます。それぞれのアイコンの使い方を理解しておきましょう。「統計を表示」で生配信がどれほどの人に見られたか、また再生時間別の視聴者数を確認することができるので、次回の「Periscope」アプリの生ライブ配信の際の参考に利用してください。
画面下の「共有」アイコンをタップすると、ライブ配信動画を共有、また自分のスマートフォン内に保存することができます。
「ライブ放送を編集」をタップすると「リプレイ放送」の編集が可能となります。ライブ放送された配信動画は「Periscope」アプリのトップ画面から確認できるようになり、「Periscope」アプリユーザーがリプレイ再生できます。生ライブ配信中に生まれた無駄なシーンの削除(トリミング)が可能です。
「サムネイル」をタップすることで、リプレイ動画のサムネイル画像を設定することができます。「Periscope」アプリユーザー、Twitterユーザーの興味を引くようなサムネイルを、リプレイ動画の中から選ぶことで、新規Twitterフォロワーの獲得につながります。
Periscopeホームからの視聴操作
続いて「Periscope」アプリのライブ配信以外の使い方を紹介します。「Periscope」アプリの使い方をマスターして、視聴者側として楽しみましょう。Twitterユーザーであれば、使い方は非常に簡単に覚えることができるので、実際に使い方を見ていきましょう。
地域からライブ配信を視聴する
「Periscope」アプリは位置情報を公開しているユーザーとの連携がされているため、現在「Periscope」アプリでライブ配信をしている地球上すべてのユーザーを確認することができます。
世界のユーザーが配信しているライブ放送を視聴する、検索する使い方は「Periscope」アプリの下部メニュータブ一覧から「地球儀」アイコンをタップして、上部の「マップ」アイコンを選択してください。
「Periscope」アプリ上にマップが表示され、赤い丸で各地で放送されている生配信数を確認できます。
タップした地点で放送中のライブ放送一覧がリストで表示されます。視聴したいライブをタップすればライブ放送画面が起動します。ライブ画面で、同じ地域で複数のライブ放送が放送されている場合は、画面を左右にスワイプすることでライブ放送を切り替えることができます。
「Periscope」ユーザーの生ライブ放送を視聴する、検索する上での使い方は以上となります。
過去のライブ配信を視聴する
「Periscope」アプリでは、過去に放送されたライブ配信のリプレイ動画を視聴する、という使い方があります。前の章でも紹介した、ライブ放送終了後には自分のライブ放送も視聴することができます。
配信済みの動画(リプレイ動画)を視聴する場合は、画面下のメニュータブ一覧から「テレビ」アイコンをタップしてください。自分が配信したライブ放送のリプレイ動画が画面上に表示されます。
コメント送信の方法
ライブ放送視聴に配信者にコメントを送信する場合は、画面左下にある「メッセージを送る」欄をタップし、コメントを入力して送信してください。Instagramライブのように、画面上に自分のコメントが表示されるので、配信者とコミュニケーションを取ることも可能です。
また、誹謗中傷、プライバシー漏洩などのコメントは利用規約で禁止されています。配信者、視聴者共に利用規約に従い、お互いに不快ならないようなコメントを心掛けてください。過度な誹謗中傷は通報の対象となり、Twitterアカウントの凍結の恐れがあるので注意しましょう。
ハートを送る方法
前にも述べましたが、「Periscope」アプリでは配信者にハートを送信することができます。通常のハートを配信画面に送信する場合は、画面上をタップするだけでハートが送信され、画面上に表示されます。
画面下に表示されている「ハート」アイコンは「スーパーハート」と呼ばれます。スーパーハートとは有料コインを入手することで送信できるハートで、配信者が「スーパーハート」を獲得すると、そのまま換金することができます。「投げ銭」のようなシステムなので、応援している配信者には「スーパーハート」を送信してみましょう。
Periscopeライブ配信者としての注意点
本記事では、「Periscope」アプリでライブ配信する上での注意点を紹介していきます。「Periscope」アプリのライブ配信を開始する前に注意したいポイントは下記の2点です。
・使用する回線速度を調べてから配信する
・【限定公開】と【公開】の範囲設定には十分注意する
上記2つの注意点を個別に紹介していきます。
使用する回線速度を調べてから配信する
「Periscope」アプリでライブ配信を開始する前に注意しておきたい点は、ライブ配信ができるインターネット接続スピードが確保されているかどうかです。「Periscope」アプリでライブ配信する場合は、全てリアルタイムで動画と音声を配信するので、3G回線では画像が粗くなり、音声の遅延も発生します。
少なくとも4G回線(LTE回線)以上の接続、またはWi-Fi接続が必要となります。インターネット接続スピードを確認する方法は、下記の記事で詳しく解説しているので、ライブ配信を開始する前に、インターネット接続スピードを確認しておきましょう。
【限定公開】と【公開】の範囲設定には十分注意!
「Periscope」アプリでライブ配信を開始する前に注意しておきたい、もう1つのポイントはライブ配信の「公開範囲」設定です。Twitterは全世界にユーザーが存在します。公開範囲を「すべての人に公開」している場合、プライバシーをすべて公開することになります。
自分が気づかないうちに、クレジットカード番号、暗証番号、住所、電話番号などの個人情報が漏洩しないように気をつけて「Periscope」アプリを楽しむことが重要となります。全世界に個人情報が漏洩すると、取り返しのつかない事態となってしまうので、まずはライブ配信の公開設定で事前に自己防衛していきましょう。
Periscopeでライブ配信をやってみよう
本記事ではライブ配信アプリ「Periscope」の使い方や、「Periscope」を利用するメリットはとはどういったところにあるか、また注意点についても紹介しました。「Periscope」アプリは現在Twitterユーザーを中心に非常に人気を高めているライブ配信アプリですが、反面プライバシーの漏洩につながる懸念点もあります。
本記事で紹介した設定方法や注意点をよく読んで、「Periscope」アプリでライブ配信を楽しんでみてください。