バンドルカードとは?チャージや支払いなどの使い方と手数料・使えるお店を解説!
プリペイド式クレジットカードバンドルカードとは一体どういったサービスになっているのでしょうか、バンドルカードの使い方、登録方法、チャージ方法、使う上での手数料、便利な使い方などバンドルカードについて紹介している記事です。
目次
バンドルカードとは
現在、日本各地ではキャッシュレス化が進み、様々なかたちのキャッシュレス支払いができるようになりました。しかし、スマートフォンを利用したキャッシュレス決済には、クレジットカードが必要な場合が多く存在しています。
学生や、クレジットカードを持ちたくない人にとってキャッシュレスサービスなどを利用しようと考えていても、手が出せない場合もあります。そういった場合に便利に利用できるのがバンドルカードです。この記事ではバンドルカードについてや、種類と使い方、手数料と使えるお店などについて紹介します。
クレジットカードがなくても支払いができるVisaカードアプリ
バンドルカードとは、あまり聞きなれた言葉ではないと感じる方が多いと考えられます。バンドルカードは株式会社カンムという会社が2016年よりサービスを開始したクレジットカードが無くても支払いができるVisaカードアプリというものです。スマートフォンがあれば最短1分でVisaカードを作ることができるスマホ決済サービスです。
実店舗やネットショップで使える
バンドルカードの使い方ですが、バンドルカードはVisaカードとして扱われるため、Visaカード加盟店の実店舗やネットショップでクレジットカードと同じように利用が可能です。
実店舗で利用するためにはリアルカード、インターネットショッピングなどで利用する場合はバーチャルカード、リアルカードよりもさらに使える店舗が多いリアル+カードという3種類のカードがあります。
手続きが簡単にできる
バンドルカードの使い方として、簡単な手続きでVisaのクレジットカードとして使えるカードを作れる点にあります。バンドルカードはクレジットカードではないため、ユーザーID、パスワード、生年月日、電話番号の4つの情報があればバンドルカードを作ることができます。
年齢制限なしで誰でも作れる
バンドルカードはVisaのクレジットカードとして使えますが、厳密にはクレジットカードではないため、バンドルカードを作る際の年齢制限がありません。そのため、個人審査はありません。
アプリ一つで作ることができるバンドルカードは未成年などにも人気で、バンドルカードの使い方として、インターネットショッピングなどに利用しているケースが多いです。
プリペイド式のスマホ決済アプリ
バンドルカードの特徴として、Visaのクレジットカードとして使えますが、実際にはプリペイド式のスマホ決済アプリという形式です。クレジットカードは使った分を次の月に支払う後払いの形式ですが、バンドルカードの場合、プリペイド式になっているため、あらかじめ利用する金額をチャージすることによって利用します。
使った金額をアプリで確認することも可能ですし、月額の利用金額を指定することによっていつの間にか使いすぎていたなど、クレジットカードによくあるトラブルを防ぐことも可能です。
バンドルカードの種類と使い方
バンドルカードについてどういったものか、という点について紹介しました。バンドルカードには数種類のカードと使い方が存在しています。バンドルカードの種類と使い方について紹介します。
バンドルカードの種類
まず紹介するのはバンドルカードの種類です。バンドルカードはVisaのクレジットカードとして使えるスマートフォン決済アプリとしてサービスをリリースしていますが、クレジットカードとして使うためにはカードとしての種類を選ばなければなりません。バンドルカードには3種類のカード形態が存在していますので紹介します。
バーチャルカード
バンドルカードのバーチャルカードとは、バンドルカードの中で一番早く手にできるカードです。バンドルカードに登録した際には、もうカード番号が発行され、インターネットショッピングなど、Web上でVisaカード加盟店での支払いなどに利用することができます。
リアルカード
バンドルカードのリアルカードとは、バンドルカードをVisaカード加盟店である実店舗やインターネットショッピングなどで使い際に利用するカードです。リアルカードという名前の通り、バーチャルカードとは違い、手元にクレジットカードとして持ち歩けるカードになっています。リアルカードは申請式で、発行手数料が300円から400円ほどかかります。
リアル+(プラス)
バンドルカードのリアル+カードとは、バンドルカードのリアルカードの中でも、利用できる実店舗数が多いリアルカードです。その代わり、リアル+カードではオンラインでの利用はできません。
1回あたりのチャージ金額も10万円とほかのバンドルカードよりも多く、プリペイド式ではありますが、実際のクレジットカードにより近く利用することができるカードになっています。リアル+カードはアプリから申請することで入手することができ、発行手数料は600円もしくは700円かかります。
バンドルカードの始め方
次に説明するのはバンドルカードの始め方についてです。
アプリのインストール
バンドルカードを始めるためには、まずバンドルカードのアプリをインストールする必要があります。iOSデバイスはAppStoreから、アンドロイドデバイスはGooglePlayからアプリをインストールしてください。
バーチャルカードの発行
バンドルカードのアプリをインストールしたら、バンドルカードのアプリを起動し、新規登録をタップします。新規登録をタップしたら、電話番号認証の画面へ移行するので電話番号を入力し、SMSで送られてくる認証番号を入力し、電話番号認証を済ませます。そのあとはユーザーIDとパスワードの登録、生年月日、性別の登録があります。
すべて記入し、最後にバンドルカードの利用規約に同意しますにチェックを入れて登録をするとタップすると、バーチャルカードが発行されます。
バンドルカードのチャージ方法
バンドルカードはプリペイド式になっているため、基本的には事前にチャージした金額を使うことが前提になっています。バンドルカードにチャージする方法は各キャリア決済、セブン銀行ATM、コンビニ、クレジットカード、ビットコイン、ビットコイン(BitFlyer)、ネット銀行、銀行ATM(ペイジー)、ギフトコードと多彩です。
バンドルカードのトップ画面の右側にあるチャージをタップし、チャージする方法を選び、チャージ金額を入力します。すると画面下部にチャージというボタンが出るのでタップすると対応したチャージ方法へ画面が移行します。
ポチっとチャージ
バンドルカードにはポチっとチャージというチャージ方法も存在しています。バンドルカードのポチっとチャージは事前チャージとは違い、1回に使う金額を決め、支払いに利用し、翌月末に使った金額を支払うという後払いのサービスになっています。
後払いサービスになっているため、バンドルカードのポチっとチャージを利用する際には都度審査が発生し、誰でも使えるというわけではありません。
チャージ限度額
バンドルカードはプリペイド式クレジットカード型アプリになっているため、チャージ限度額が存在します。一回あたりのチャージ限度額はバーチャルカード、リアルカードともに3万、リアル+カードは10万です。月間のチャージ限度額はバーチャルカード、リアルカードともに12万、リアル+カードは200万になっています。
バンドルカードの有効期限内のチャージ累計限度額はバーチャルカード、リアルカードともに100万、リアル+カードは無制限になっています。
バンドルカードでの支払い方法
バンドルカードでの使い方ですが、バーチャルカードの場合、インターネットショッピングでクレジットカードで支払いを選び、バンドルカードに記されているクレジットカード番号を入力することで支払いをすることができます。
リアルカードを発行し、実店舗で利用する場合は、クレジットカードで支払います。と店舗側に告げ、リアルカードを提示するこどで支払うことができます。
バンドルカードの手数料と使えるお店
バンドルカードについて、登録方法や使い方などを紹介しました。その他にバンドルカードには各種手数料がかかります。バンドルカードの手数料と使えるお店などについて紹介します。
チャージ手数料
バンドルカードはプリペイド式クレジットカードになっているため、ポチっとチャージを利用しない場合は事前にチャージしておく必要があります。バンドルカードを利用するためのチャージは各キャリア払いとポチっとチャージを除き、手数料は無料になっています。
ドコモ払い
公式HPなどではドコモ払いと明記されていますが、ソフトバンクやauでもキャリア支払いでチャージをすることが可能です。申し込み手数料は無料ですが、チャージ手数料は1,000円~4,000円が300円、5,000円~100,000円だと金額に応じた6.15%の加算がされます。
ポチっとチャージ
ポチっとチャージは後払いの支払い方法になっているため、キャリア支払いチャージよりも割高な手数料がかかるようになっています。
申し込み手数料は同じく無料ですが、3,000円~10,000円は500円、11,000円~20,000円は815円、21,000円~30,000円は1,170円、31,000円~40,000円は1,525円、41,000円~50,000円は1,830円となっています。
使えるお店
バンドルカードはプリペイド式クレジットカードのため、基本的にはVisaカード加盟の店舗で利用ができます。しかし、使えない店舗も多数存在しています。
バーチャルカード、リアルカードともに利用できない施設はガソリンスタンド、宿泊施設、公共料金、定期支払い・定期購買、保険料の支払い、高速道路料金、機内販売、自動券売機など暗証番号の必要なお店、本人認証(3Dセキュア)の必要な加盟店、他特定のお店では利用ができません。
リアル+カードでは少し制限が解除され、ガソリンスタンド、宿泊施設では利用ができるようになっています。
チケットぴあの支払いはバンドルカードがおすすめ!
バンドルカードの使い方として便利なのがチケットぴあでの支払いです。チケットぴあではクレジットカード以外の支払いですとすべて手数料がかかってしまいますが、クレジットカードには手数料がかかりません。バンドルカードのバーチャルカードは学生でも作れるという利点があり、チケットぴあに使うのがおすすめです。
Amazonギフト券も購入できる!
その他、バンドルカードの使い方として便利なのがAmazonギフト券を購入できる点です。ビットコインなどが余ってしまった場合など、Amazonギフト券に変換し、利用するなど様々な使い道ができます。
バンドルカードの使い方は簡単!
アプリを使ってプリペイド式クレジットカードを作成するという斬新なキャッシュレスアプリであるバンドルカードについて紹介しました。キャリア決済チャージやポチっとチャージでの手数料は割高に感じがちですが、その他では便利に使えるプリペイド式クレジットカードです。ぜひこの記事を参考にバンドルカードを使ってみてください。