スタディサプリEnglish(英語)「日常英会話コース」の効果や評判について解説！

スタディサプリEnglishというアプリを知っていますか？日常英会話の習得からTOEIC対策まで対応できる英語学習アプリですが、このスタディサプリEnglishの英語トレーニングコンテンツが秀逸で学習効果が高く、なおかつ低コストでサービスを利用できるという点がユーザーから好評を得ています。

スタディサプリEnglishのサービスの開発・提供元はリクルートです。ビジネス英語・日常英語習得に関するリクルートならではの情報の量と質が、評判の英語学習アプリ、スタディサプリEnglishの開発を支えていることは想像に難くありません。

今回は今、学習効果が高いと大注目の英語学習コンテンツ「スタディサプリEnglish」について解説します。

スタディサプリEnglishはアプリ1つで日常英会話の勉強ができる英語学習コンテンツです。直接英会話を実践できるプログラムは用意されていませんが、実践としての英会話に臨む前の段階で学習するべきトレーニングを徹底して積み上げられる英語学習コンテンツが用意されています。

具体的には「ディクテーション」「なりきりスピーキング」といった英語学習コンテンツが用意されています。「ディクテーション」はヒアリングした英語の書き取り（入力）練習です。「なりきりスピーキング」は英会話教材のフレーズをその環境・条件・人物になりきってスピーキングする練習です。

どちらも、同類の英語学習教材が一般的な英語学習プログラムでも用意されていますが、スタディサプリEnglishの英語学習コンテンツは群を抜いてクオリティが高く、それに加えて低価格でサービスを利用できるので、「中途半端な内容の高額教材を試すよりもスタディサプリEnglishを活用するべき」という評価がユーザーの間で交わされています。

スタディサプリEnglishでは2つのコースが用意されており、1つは上位プログラムの「TOEICテスト対策」コース（月額料金2980円）です。もう1つは標準プログラムの「日常英会話」コース（月額料金980円）です。

これらの価格帯を他の英語学習サービス・教材のコストと比べると、スタディサプリEnglishは明らかに安価で利用しやすいサービスであることが理解できます。

次に、スタディサプリEnglishの無料サービスと有料サービスについて解説します。

スタディサプリEnglishには無料体験コースが用意されていますが、スタディサプリEnglishの無料体験コースはあくまでトライアル体験用のサービスなので、期間終了後は有料コースに切り替わります。

「TOEICテスト対策」コース、「日常英会話」コース、ともに7日間の無料体験コースが用意されています。

ただし、無料体験コースはお試しサービスという位置づけのため、利用できるサービスが限定されています。受けられるレッスンは初回レッスンのみで、その他に用意されている膨大な量のレッスンは有料コースに切り替えないと利用できません。

つまり、スタディサプリEnglishには無料コースは用意されていますが、有料コースに切り替えないと意味のある（学習効果のある）サービスは受けられないということになります。

スタディサプリEnglishの学習効果のある本格使用は、有料使用に登録してからになります。

スタディサプリEnglishの2つのコースの内容の違いを上げると、「TOEICテスト対策」コースは、TOEICテストにおいて更なる点数獲得を目的として「英語リスニング力・英語理解力の向上」「基礎ビジネス英語の習得とスキルアップ」がメインテーマです。

「日常英会話」コースは「臨場感のある英会話感覚の習得」「基礎的な英語リスニング力の育成」といった、今後英語力を伸ばしていくための基礎英語能力の育成をメインテーマにしています。

スタディサプリEnglishを始める際に、英語学習について明確で具体的な目標・目的がある場合はコース選択に迷いはないと思いますが、漠然と英語力を伸ばしたいと考えてスタディサプリEnglishを始める場合は、コース選択に迷うこともあるでしょう。コース選択に迷った場合は、まず、「日常英会話」コースから始めることをおすすめします。

「日常英会話」コースから始めることで、自分の英語理解能力の現状を把握できるので、基礎能力の不足を感じた場合はしばらく「日常英会話」コースを続けて基礎能力の開発に専念すれば良いですし、基礎能力はある程度身についていると感じた場合は上位コースの「TOEICテスト対策」コースに移管すれば良いでしょう。

まずは自分の英語力を把握するためにフィルタリングをかける意味で「日常英会話」コースから始めれば、今の自分にとって必要な要素・足りない要素を明確にできるので、無駄のない効率的・効果的な英語能力開発を行えます。

「日常英会話」コースは月額980円という、かなりリーズナブルな利用価格ですが、英語基礎能力を開発するには適切で効果的な学習コンテンツが用意されています。

スタディサプリEnglishの基本コンセプトは4つのテーマから成り立っています。

まず、1つ目のテーマが、「3分あれば1つのコンテンツを試せるので、1日の隙間時間を有効に活用して英語能力の開発に役立たせられる」というものです。

コンテンツの1つ1つのステップ・進め方がショートプログラムで簡潔に展開するので、英語学習のためにわざわざ時間を用意して、時間をかけて取り組むというという必要がなく、限られた時間内で簡潔に済ませられるショートプログラムの数をこなすというイメージになります。

2つ目のテーマが「現状の自分の実力に適した難易度レベルのレッスンから始められるので、確実に英語能力が向上する」というものです。

「日常英会話」コースでは、3分で自分の英語力の実力診断ができるコンテンツがあるので、第三者的な分析を基に自分に適したレッスンが割り当てられます。

3つ目のテーマが「ただ、コツコツと学習を積むという発想ではなく、学習を継続できるような工夫・アイデアをコンテンツに盛り込むことで、ユーザーの英語学習のモチベーション持続させる」というものです。

具体的には、スタディサプリEnglishの英語学習コンテンツでは、自分の英語能力の向上が視覚的に分かりやすく示されたり、学習コンテンツの進め方にゲーム感覚を取り入れたり、ユーザーの英語能力について足りないところ・秀でているところを明確に項目で表示したりして、ユーザーが次の行動・ステップ移りやすいように演出されています。

4つ目のテーマが「学習コンテンツの利用料金を安価にすることで、スタディサプリEnglishの英語学習を始めやすく、続けやすいものにしている」というものです。

スタディサプリEnglishの標準コースである「日常英会話」コースは月額980円という低価格でありながら、用意された質の高い効果的な英語学習コンテンツを必要なだけ利用できます。

次に、スタディサプリEnglishの口コミ・評判について解説します。

スタディサプリEnglishの評判を、Twiiterや掲示板の口コミコメントを参考にレビューします。

まず、スタディサプリEnglishの良い評判として挙げられるのが、「月額料金が安い」という点です。月額料金が安いので始めやすいという評価が目立ちます。

次に、ゲーム感覚・ドラマ仕立て・学習時間の記録などが学習コンテンツに盛り込まれ、学習するモチベーションが上がるという意見があります。

また、学習コンテンツの良い機能として、ディクテーション機能以外にマイクを利用したスピーキング練習機能があって新鮮である、学習を進めていく中で自動的に自分のウイークポイントを認識してくれてそれを補うようにレッスンが組まれて便利であるという点が挙げられています。

その他には、講師の説明が面白くて分かりやすい、英語の日常会話を習得するのであればこのスタディサプリEnglishで十分足りる、という意見がありました。

スタディサプリEnglishの悪い評判としては、スタディサプリEnglishのレッスンを進める中で、アプリシステム不具合があってこまったという意見がありました。いずれにせよ、スタディサプリEnglishの学習コンテンツの内容に関する悪い評判は見受けられませんでした。

次に、スタディサプリEnglishのメリットについてまとめました。

スタディサプリEnglishのメリットとして、まず挙げられるのが、1つの学習コンテンツが3分で完結するので隙間時間を英語学習に有効活用でき、時間や場所を選ばずに英語能力の開発に取り組めるという点です。

スタディサプリEnglishの学習コンテンツはPC・スマホ両方で利用できるので、仕事の合間の休憩時間にPCで、通勤・通学・帰宅などの移動時間にスマホアプリで、それぞれスタディサプリEnglishの学習コンテンツに取り組めます。

学習コンテンツの進め方が簡潔なショートステップで展開するので、集中力が途切れることなくモチベーションを保持しながら学習を進められます。学習の質はもちろん大事ですが、学習コンテンツの数をこなすことで達成感・自信にもつながるので、更に向上心を持って学習に取り組めます。

スタディサプリEnglishのメリットとして、次に挙げられるのが、コストパフォーマンスの良さです。前述した口コミ評価にもありましたが、スタディサプリEnglishには安価なコースが用意されているので英語学習を始めやすいという長所があります。

標準コースの「日常英会話」コースであれば月額980円で英語学習を始められるので、日割り計算すればコストはかなり安価で済ませられることが分かります。この「コストを安価で済ませられる」という点も、スタディサプリEnglishの英語学習を続けやすいサービスにしている要素の1つです。

スタディサプリEnglishは安価でありながら、質の高い英語学習コンテンツが十二分に用意されています。

スタディサプリEnglishのメリットとして、次に挙げられるのが、英語リスニング学習機能の充実です。英語リスニング学習は、スタディサプリEnglishで重点が置かれているポイントの1つです。

スタディサプリEnglishのレッスンでリスニング学習を進めていくと、「自分に不足している点・自分が理解できていない点」がシステム分析で浮き彫りにされ、自動的にそれらのウイークポイントを補うようにレッスンが割り当てられていきます。

つまり、夢中でスタディサプリEnglishのリスニング学習に取り組むめば、結果的に最短プロセスで英語リスニング力が向上するようにプログラミングされています。

TOEICのスコアアップが狙えるという点も、スタディサプリEnglishのメリットの1つです。

「TOEICテスト対策」コースであれば、取り組み方によっては満点に近いスコアを狙っていけますし、「日常英会話」コースでも、700～800点のレベルであれば狙っていける学習コンテンツの内容です。

特に「TOEICテスト対策」コースでは、TOEICテスト20回分に相当する演習問題が用意されており、それに伴って、詳細解説・約300本の英語学習講義・トレーニングプログラムが装備されています。

その他にはレベル別単語クイズ（1,500語）なども用意されており、スタディサプリEnglishではTOEICのスコアアップを狙える体制が整っています。

次に、スタディサプリEnglishのデメリットについてまとめました。スタディサプリEnglishは、英会話力向上の効果が高いと評判の学習アプリですが、デメリットもあります。スタディサプリEnglishのメリット・デメリット両方を把握することにより、無駄なくスタディサプリEnglishの特徴を生かせるはずです。

スタディサプリEnglishで、本格的に学習効果がある使い方をするには有料登録が必須になります。なぜかというと、無料登録と有料登録の利用条件を比較すると、利用できる学習内容に大きな差があります。

スタディサプリEnglishではレッスンが7つのレベルで構成されており、それぞれのレベルに240レッスン用意されています。全合計で1,680のレッスン（コンテンツ）を利用できることになります。しかし、無料登録では、各レベルのファーストレッスンしか利用できません。

つまり、無料登録で利用できるコンテンツは7レッスンであるのに対し、有料登録で利用できるコンテンツは1,680のレッスンということです。

無料登録はあくまで体験用のサービスというサービス提供元の姿勢が明確に示されている印象ですが、無料登録のサービス期間が7日間用意されているとしても、スタディサプリEnglishを本格的に学習効果がある使い方をする場合はすぐに有料登録を行うべきでしょう。

無料登録で利用できる期間が7日間用意されていても、その期間に利用できるコンテンツが有料登録に比べて格段に少ない点は、スタディサプリEnglishを無料登録で利用する上でデメリットといえます。

無料登録はあくまで体験用のサービスというサービス提供元の姿勢が明確に示されている印象ですが、無料登録のサービス期間が7日間用意されているとしても、スタディサプリEnglishで本格的に学習効果がある使い方をする場合はすぐに有料登録を行うべきでしょう。

無料登録で利用できる期間が7日間用意されていても、その期間に利用できるコンテンツが有料登録に比べて格段に少ない点は、スタディサプリEnglishを無料登録で利用する上でデメリットといえます。

スタディサプリEnglishのアプリを利用する上で、コンテンツをダウンロードする頻度が多いという点を、スタディサプリEnglishのデメリットとして挙げる意見があります。

1つのコンテンツを3分で取り組めるというコンセプトは有用ですが、スタディサプリEnglishのアプリを利用する際に頻繁にコンテンツをダウンロードすることになると、それだけ別に時間を要します。

コンテンツに取り組む時間以外に、ダウンロードに時間と手間がかかるのであれば、「1つのコンテンツを3分で利用できる」というスタディサプリEnglisの基本コンセプトの意義が半減してしまうので、そういう意味では「コンテンツをダウンロードする頻度が多い」という点はスタディサプリEnglishのデメリットといえます。

スタディサプリEnglishでは、解説に定評がある有名講師の解説動画を視聴できますが、コースによって視聴できる内容が異なり、通常コースの「日常英会話」コースで視聴できる解説動画で話される内容は、ほぼ解説文の内容と同じで参考にならないという意見があります。

有料登録をしていながら解説動画の内容が解説文の内容と重複していて参考にならないというのは、サービスを利用する上でユーザーにとってはデメリットです。

スタディサプリEnglishのプログラムでは「なりきりスピーキング」という学習機能があります。

英会話の臨場感を感じながらシナリオの登場人物になりきって発話を練習するという機能で、システムの音声認識機能を使って発話パフォーマンスの質を分析して指導してくれるので、ユーザーからも好評な学習機能ですが、実際の生の英会話プログラムはスタディサプリEnglishのコンテンツには含まれていません。

この点については賛否両論ありますが、他のサービスを利用して生の英会話を体験するのではなく、スタディサプリEnglishで生の英会話まで体験したいと考える人にとっては、この点はスタディサプリEnglishのデメリットといえるかもしれません。

また、スタディサプリEnglishのプログラムは基本的に「聴く・話す」という点について英語能力の向上を図っているので、正確な英文法の習得を目的とする場合は適切な教材といえません。正確な英文法を身に着けたい場合は別の英語学習教材を利用しましょう。

次に、スタディサプリEnglishで効果がある勉強法について解説します。

スタディサプリEnglishは、生の英会話を体験するプログラムではなく、あくまで個人で自分の英会話力を練習するプログラムです。つまり、スタディサプリEnglishのレッスンは英会話本番ではないので、自分が気が済むまで自分のペースで英会話の練習ができます。

英会話が未熟な人は話すこと自体を躊躇してしまう場合があるでしょう。そうした段階ではまず発話することに慣れるレベルから練習する必要があります。そういう意味で、スタディサプリEnglishは英会話が未熟な人にとって有用な英語学習アプリといえます。

スタディサプリEnglishのアプリを使えば、英会話において自分の気になる点やどうしてもできない点を何度も人目を気にせず練習できるので、練習を繰り返す内に英語を話すこと自体は自分にとって普通の行為になっているでしょう。英語を話すことに慣れ親しんでくれば、スキルアップの速度も速まるはずです。

スタディサプリEnglishのアプリを使った英会話練習のコツは、テキストの棒読みにならないように気を付けることです。テキストを読むという感覚ではなく、自分の感情を発露させる感覚で登場人物を演じてみましょう。

登場人物を演じる際に重要なのは「臨場感」です。イメージを膨らませ、実際に自分がテキストに書いてあるような状況に身を置いているように意識して感情をのせて発話してみましょう。感情の力を借りると自分の意識にリアリティが生まれます。

会話は生活そのものなので、体で感じてスピーキングするという行為を自分自身に覚えさせる感覚が大事になります。

スタディサプリEnglishの通常コースである「日常英会話」コースは英語初級者～中級者向きの英語学習プログラムです。英語力に自信がなく、「英語学習にずっと興味があったけど始められないでいた」という人は、ぜひ、スタディサプリEnglishを試してみてください。

無料体験コースが7日間用意されています。ただし、無料体験コースで利用できる英語学習コンテンツは限られているので、体験してみて利用を決めた場合はすぐに有料登録するべきです。有料登録すればスタディサプリEnglishの豊富な英語学習コンテンツをフルに利用できます。

TOEICのスコアアップを狙う人は上位コースの「TOEICテスト対策」コースがおすすめです。こちらのコースは中級者以上のレベルになります。TOEICテストの20回分にあたる内容のレッスンが用意されています。

スタディサプリEnglishは英会話力向上の効果が高い学習アプリとして認知度を高めていますが、英語学習アプリとしてデメリットもあります。スタディサプリEnglishのメリット・デメリットを正確に把握して、無駄のないスタディサプリEnglishの活用を試みましょう。

スタディサプリEnglishには実際の生の英会話プログラムが含まれていないという点は、スタディサプリEnglishのデメリットとして挙げられます。しかし、その点をデメリットとしてとらえるのではなく、スタディサプリEnglishを実際の英会話に臨む前の段階の練習プログラムととらえれば、逆にそのデメリットをメリットとして活用できるはずです。